◆「鉾」制作の続きです。前回はヤグラまででしたが、ご覧の飾りパーツを切出します。

◆その前に、完成動画を撮りましたので先にご覧頂ければと思います。

◆飾りパーツを鉾に順に接着していきます。併せて「山鉾建て」という釘を使わずに縄で縛って強度を増す手法もジオラマに追加することにしました。

◆垂れ幕を降ろしてしまえば中は見えなくなりますが、この「X形」を内部に表現します。

◆ボンドで垂れ幕を貼っている画像です。

◆先頭の「音頭取り」の人形はこのように作りました。左の肩越しに持っている青色のヒモは、前傾姿勢時に身体を支える「命綱」、と言ったところでしょうか。

◆鉾の正面にこのように設置しました。0.3ミリの針金を青色に塗り、左手でヒモを持つ表現です。扇子を持たせると更に感じが出ました。

◆屋根の上には、このようなパーツを乗せています。鉾は竹串を利用しています。

◆写真のトンガリ帽子の赤いものは「綱隠し」というもので、実際は布で巻かれています。

◆四条河原町交差点を真上から見た形で建物や植栽を表現しました。実際、交差点右側の道を真っすぐ東に進むと「八坂神社さん」に行きつきます。

◆室内のライトが点くとこんな感じになります。

◆両側のアーケードはこんな感じで設置し、人形20体を入れています。LEDも4個屋根に貼りました。阪急河原町駅側です。

◆また、交差点の緑化はフォーリッジで表現しました。こちらはディズニーショップ側です。

◆鉾が動くギミックは、右横に設置した2ミリ厚のレバーを前後に動かして操作します。レバー裏側の先端に磁石を接着しています。

◆鉾の台車に接着した磁石とレバーの磁石が連動し、ゆっくりレバーを動かすと曲線を描いて鉾がコロコロと動きます。

◆以上で完成です。♪コンコン・チキチンと響く祭囃子が祇園祭の臨場感を盛り立てます。

◆最後までご覧いただき有難うございます。