現代国語に関連して、
漢字の読み、
文章の意味に、
正解がないことを調べてきた。
筆順についてはどうだろう。自分では、幼稚園の頃から書道を10年間ほど習っていたので、書道で習う筆順があってから、学校でならう筆順を覚えた。
書道で習う筆順は、縦書きで、筆での「書きやすさ」が関係しているかもしれない。

筆順のはなし (中公新書ラクレ)
松本 仁志
中央公論新社(2012/11/08)
値段:¥ 903
「筆順のはなし」では、「上」という文字を「ー|ー」と書くか「|ーー」と書くか「どちらが正しいか?」から始めています。
昭和33年(1958年)発行の筆順指導の手引きには、
「(前略)もちろん、本書に示される筆順は、学習指導上に混乱を来さないようにとの配慮から定められたものであって、そのことは、ここに取り上げなかった筆順についても、これを誤りとするものでもなく、また否定しようとするものでもない」
「義務教育諸学校教科書用図書検定基準」「国語科(書写)」昭和21年(1946年)には、
「(4)漢字の筆順は、原則として一般に通用している常識的なものによっており、行書で筆順が異なる字については、適切な説明を加えていること。(後略)」
楷書と行書で筆順が違う可能性と、常識的なものについて言及しているだけで正しいものがあるとは言っていない。
「昭和16年から国民学校で使用された第五期国定国語教科書の教師用では、「上」という文字について「運筆順序」として2種類示している。「來」についても
第二問として「右」の筆順でどちらが基準かを聞いています。答えは両方基準で、それぞれが中国と日本の基準だそうです。
中国と日本で違うものとして田由曲母舟をあげています。。
書道における間架結構法
書きやすさ、整えやすさ、覚えやすさ
説文解字、
説文解字注
、字彙、米庵墨談

訓読 説文解字注〈竹冊〉 (東海大学古典叢書)
東海大学出版会(1991/03)
値段:¥ 35,490
米庵墨談 (1984年)
市河 米庵, 中田 勇次郎 平凡社(1984/04) 値段:¥ 15,750
を参考にしている。
筆順を冠した文献
筆順の指導について 長岡 昭和28年「学習研究」78号
新漢字表による筆順指導総覧 久米公 昭和52年 みつる教育図書出版

筆順のすべて
江守 賢治
日本習字普及協会(1965/10)
値段:¥ 588
新字体の筆順 (1953年)
三宅 武郎
ぶよお堂(1953)
<この項は書きかけです。順次追記します。>
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漢字指導の手引き―学習指導要領準拠
久米 公
教育出版(2011/12)
値段:¥ 1,680
ps.
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