お客様の業務の改善を進める中、システムを改善する事もある。「現在、紙の帳票で行なっている作業をシステムにする」とか「今の業務システムをもっと使いやすく」など様々だ。

一番大変なのは、「今のやり方(紙でもシステムでもない。なんとなく)をシステム化してくれ」という依頼だ。

そういう時、私はまず紙で運用してもらうように提案する。紙での運用をした上でそれをシステム化した方が仕様の詳細が明確になり くい違いが発生しにくいし、何より使ってくださる社員の方にも浸透しやすいと思います。

業務フローで明確にすることも、もちろん行いますが(経営陣の方に説明するためにも必要)、まずはアナログ的に運用してもらう方が、改善後の違和感や拒絶感が少ないと思っています。

先週、ホームページを制作させていただいた会社を訪問した。その社長さんの会社とはサラリーマン時代からお取引している。独立して実績のない私に2つ返事でホームページを依頼してくれた大変ありがたい社長さんだ。
当然だが訪問するときにはそれなりの会話のネタを用意している。(ホームページのアクセス解析結果など)
でもそれが終わると話すことがない。社長がゴルフの話をしてくれたので、その話を聞いていた。ゴルフは少しやっていたので、ある程度はわかる。でもイマイチどう返信して良いのかがわからない(友人との会話ではないからね)。
うーん何かもっとよい話し方があったような気がする
サラリーマン時代では全く必要のなかったこの技術。
私が今勉強させていただいている株式会社クラ・モチベーションのセミナー(営業力養成講座,聴く力養成講座)で力をつけなくては!!

私がサラリーマン時代、片付けが苦手でした。でも開業してからは気持ちを切り替え、自分の事務所の5Sはかなり徹底しています。っといっても私の場合、整理,整頓,清掃なので3Sですが。。。

 

今日はクライアント様の会社で改善作業。事務の方に5Sについて相談され、主に3S(整理,整頓,清掃)について、どのように指示すればよいのかということだったので、私が今実践している方法を説明させていただきました。

1.日々の3Sは、「その日、自分が動いた所(動線)を掃除する。」それ以外の場所はやらない。

2.一週間に一度の3Sは「一週間自分が動いていない箇所を範囲を決めて、清掃する」。

範囲を決めないとどこまでやるのかがわからないので、そこはしっかりと決めておく。

3.1ヶ月経過して、職場内を見て回り清掃できていない箇所を見つけたら、一週間に一度の3Sに「重点清掃ポイント」と掲げ、社員に促す。

 

これらが習慣づけされてくれば自然と「躾」が向上すると思います。

私の改善の進め方は、クライアント様の会社を訪問させていただき、まず顕在化している問題点をお聞きする。

そしてその問題の発生要因を様々な観点から調査する。様々な観点とは、「5S」,「3ム」,「見える化」など一般的なものから、サラリーマン時代に培った知識や経験などだ。(サラリーマン時代の経験や知識はまた別の機会に!)

その時に一番に気をつけていることは押し付けないことだ。その会社にはその会社の文化や事情がある。たとえ私が提案する改善案が良いものだったとしても(クライアント様もその案が良いものだと納得してくださったとしても)、その会社の文化や事情で なかなかそこにはすぐに到達できないケースがある。そこを押し付けずに、改善案をアジャストして再提案する。

私にとって大切だと思っていることは、改善のサイクルを止めないこと。少しでも回り続けるようにクライアント様に寄り添った提案を心がけている。

初めまして、業務改善エンジニアの坂本と申します。

私は以前、株式会社デンソーの関連会社の生産技術課に在籍しており、その時の知識と経験を元に企業様の抱えておられる課題について改善の提案をさせていただいております。
例えば以下のようなことを行なっています。

・倉庫の改善(物流改善)

・生産ライン改善(生産性向上,品質向上改善)

・業務システム改善(既存システムに合わせ、サブシステムの開発による作業性向上)

・生産設備の改善(制御ソフトを開発し作業性向上)

などなど

本日から私の日々の改善業務について日記的に綴ろうと思います。

よろしくお願いいたします。