ちょっと前の話になるけど、ゴールデンウィーク後半はマレーシアに飛んでました。
AsiaEngageという、ASEANの大学が中心になって「学生のボランティア活動を盛んにしよう」と去年できたネットワークが主催する会議に、特にアジアのネットワーク・NVDAの代表として呼ばれたのだ。
会場はUKMという、クアラルンプール郊外にあるでっかい大学。会議も宿泊も、そのキャンパスの中にあるホテルでやりました。ASEANの副事務局長やマレーシアの青少年大臣もゲスト参加し、全部で200人以上が集まって、こんな感じ。
来年から実験的にこのネットワークで、ボランティアの交換事業を始めたい、ということなので、その計画づくりに色々とアイデアを盛り込みました。まずは100人位の若者が7月に2週間位、他国で活動するんだけど、ASEANだけでなく、+6(日韓中豪乳印)も少し加えたり、NGOとの連携を基本にしたり。
最終日の「NGOと大学の連携」では、パネリストとして「育てよう」と考えすぎてこねくりまわさずに、「育つ場」をつくることが重要なこと、当然のことだけど、ボランティアを受け入れる側にとってのプラスマイナスのインパクトも大切にして行うこと(かなり忘れられがちなので)などにも触れながら、国際ボランティア活動の面白さを熱く語りました。終わった後、マレーシアの学生が何人も「私も参加したい!」やってきてくれたのが、嬉しかった☆その他、幾つか感じたこと。
* マレーシア人の欧米(特にイギリスかな)に対するコンプレックスは、日本や他のアジアの国よりも更に強いのかなーと思うことが度々あった。例えば同じことを言ってても、欧米人の話すことには無条件でありがたがっていたり…勿論、人によるけど、傾向として。
* 「ASEANは一つ、ASEANのアイデンティティを強めよう!」って、ASEAN職員は勿論、他の参加者も口々に言ってた。ただ、そういうものはあまり人工的に植え付けるものではなく、必要な協力をしながら自然に育っていくものじゃないかって、指摘したけど(「愛国心」も同じだと思う)。
* ブルネイ大学は特に思い切った、面白い取り組みをしてる。4年間のカリキュラムの中に「ギャップイヤー」があって(半年×2回でもいい)、ボランティア活動やインターン、留学等を全員がしてるのだ。ブルネイのような国だと、特に「グローバル化」することが必須なんだろうけど。
今回は全然違うところで出会った3人の旧友に、いずれも15年ぶり位に再会したので、びっくり!の連続。初日に会った、しずかさんは彼女が90年代は日本のNGOで事務局長をしてた時に、イベントなんかで何度かご一緒してたんだけど、今はジャカルタで日本とASEANの協力事業を進めているのだ。でも、全然変わってなかったなー。NGO活動は人を若く保つ??
カンボジアのチットは、15年前のNVDAの立ち上げの時にカンボジアのNGOから来ていた男。会議の3日目にいきなり声をかけられて、最初は誰だか分からなかったけど…彼はその後、大学を立ち上げて、今でも学長をしている。すっかり恰幅が良くなってたなあ。3人目は大学時代の友達の「あだちょ」。日本企業のマレーシア支社で働きながら、毎日訓練を欠かさず、42kmを2時間半で走るツワモノなのだ。
とゆーことで、あだちょと一杯。マレーシア料理は中華もインドもマレーも美味しいけど、オイリーなものが多い(なので、服で分かりにくいけど、実は肥満もかなり多い!暑いせいか?運動もあまり盛んじゃないように見える)。でもこの日あだちょにおごってもらった鍋は、あっさりしてて美味かった☆
帰国前に中華街に寄ったら、なかなか洒落たものがあるではにゃーか!早速一家で使おう、と買ってみました(1つ300円位)。
期待通り、子ども達も大喜び☆ふわふわしてて、はき心地も結構いいのだ!

