翌日、まずは「成長ダイアグラム」から。

 目標達成度、、現場コーディネート力、事務力、創造力、発信力、体力、自己研鑽度、社会課題意識度、団体内コミュニケーション、外部とのネットワークの10項目で1年前(赤)と今(黄)の自分、更には1年度に目指す自分(青)を10段階でそれぞれが自己評価してシェアし、何に力を入れたいかを話し合いました。

 
 次に、分野・地域・対象別の担当決め。普段は短期・長期とか国内・海外のプロジェクト別に分かれて仕事をしているけど、横断的に展開することも必要。分野では難民・気候・教育・過疎・障がい、地域では北欧・アフリカ・韓国、対象では高校生・親子・企業・社会人・シニア・訪日外国人・低所得者・難民などが決まりました!
 
 最後に2011年のCBSでも話し合った「プロ10訓」。

(近所の串焼き屋のトイレに貼ってあった。笑)

「プロとは●●人である」の●●に入るのが、

 

 2011年と2019年のNICE職員に、それぞれ自分はどの程度当たっているか、己評価した結果がこれ。

「プロとは・・・人である。」 11年 19年 5 4 3 2 1
仕事に命を懸ける 4.3 3.8 4 3 2 2 0
自分の仕事に誇りを持つ 4.7 5.0 11 0 0 0 0
先を読んで動く 3.0 4.0 2 7 2 0 0
仕事にムラがない 3.4 2.9 0 0 10 1 0
時間より目標を中心に仕事する 3.8 4.0 4 3 4 0 0
高い目標に向かってまい進する 4.6 4.2 4 5 2 0 0
成果に責任を持つ 4.4 4.1 4 4 3 0 0
甘えのない 3.0 2.5 0 1 4 6 0
能力向上に常に努力をする 4.6 3.5 1 5 4 1 0
平均 4.0 3.8 35 32 34 12 1

* 5=まさにそう!、4=基本的にそう、3=まあまあそう、2=あまりそうじゃない、1=全然そうじゃない。

 

全体平均は8年間であまり変わってないけど、0.5以上下がったのは「命を賭ける」「ムラがない」「甘えのない」「能力向上に努力」、0.5以上上がったのが「先を読む」。他の仕事と比べたらどうなのか分からないけど、「誇りを持つ」「時間より目標」などはNPOとして比較的高い方なんじゃないかな。

 

 でもこの10訓には、仕事の種類や時代によって違う点もあるはずな。「甘えない」なんかは、NICEでは弊害も目立ってきてるし。そこで、8年前に取りかかろうとして途中で終わってた、「NICE版・プロ10訓」を今回みんなで作り、完成させました!
それがこちら。
① 自分の仕事に魂をこめ、誇りを持つ ② 新しいこと・変化・同調圧力を恐れず、社会問題に立ち向かう ③ どんな仕事もわくわくを忘れず共有しあう ④ 時間より目標を中心にし、人のせいにせず成果に責任を持つ ⑤ 仕事の先にある相手のことを考え、仕事にムラをつくらない ⑥ 様々な個性を尊重し、カラフルでヘルシーな職場を実践する ⑦ 会員とフラットな立場で、強い信頼関係のもと連携していく ⑧ 自分を大切にし、率直に意見や気持ちを伝える ⑨ 同僚も大切にし、働いて良かったと互いに思えるように協力する ⑩ 先を読んで仕事をして、目標を達成する
 
 どうでしょうか?これを今度まずは、現時点でのチェックをしてみよっと☆

 2010年に始めた年末恒例のNICE専従職員合宿、その名もCBS(Capacity Building Seminar)。今年は26-27日に栃木県那須烏山市→益子市でやったのだ☆
 まずはNICEらしく、ワーク!10人のNICE職員、TCC(トチギ環境未来基地)職員や地元NPO・ボランティアの方々と、秋の台風で水害に逢ったお宅で泥出ししました。あおき(7歳)・たかき(5歳)も、いっちょ前に頑張ってくれたね。
 夜はうどんをつつきながら、TCC創設者・理事長の塚本竜也さんのお話。たつやはNICEでもキャンプリーダーや理事、職員(9年間)・事務局長などで活躍してくれて、今も3ヶ月ワークキャンプの受入などでNICEとがっつり連携。NPO界が直面する課題、働く上で大事なことなどを語ってくれました。その後は、職員1人ずつがなぜ今ここにいるのか、人生の背景を順番に語りあい、夜は更けていったのだ・・・(つづく)

「What is our IVS?」は、国際ボランティアNGOによる、世界共通のビジョン・理念・戦略書。

 

原版に対して、オンラインや各Networkの会議、リーダー訓練やワークキャンプ等を通じて、世界中の団体・人々から意見・情報を集め、磨いてきました。今冬ネパールで完成、世界中で活用されてます。
 
2回の会議は国際交流基金のご支援を得て、NICEが主催。
ネパールのFFNも蓄えを削って応援してくれました。
 
主な構成を紹介すると、
【本書】IVSの定義・特徴・世界憲章・統計・成果。他の類似プログラム、質や性質を点検する42の質問リスト、発展・改善への勧告、社会・活動目標 
【参考資料】世界統計の詳細。気候変動や移動の自由への方針、Local SDGs
【非公式資料】他のIVSとの比較、日豪のNGOによる修正版SDGs
詳しく知りたい方は、こちらから! 本書 参考資料 非公式資料
 
大仕事を終え、日常に戻ったアブセンジャーズ。時々感傷に浸って「また一緒にやりたいな」「俺も」なんて言い合ってるのだ。
そうだなー。来年は国際ボランティア・100周年だから、100年後への目標をこのチームでまとめてみるのもいいかも。
エンドの後も物語は続くのか。どうなることやら。
旅行会社、政府機関、大学、宗教団体、Network外の独立系NGO。前よりも色々な団体が国際ボランティア活動を企画するようになった。一方でNetworkに加盟するNGOへの参加者は、欧州を中心に減り続けてる(NICEは健闘してて、増え続けてるけど)。旅行会社等のせいだと考える人達も少なくない。
 
彼らとの違い・共通点は?学んだり、連携できることは?そもそも自分達は本当にしっかり理念・目標を共有し、質の高い事業をしてるのか?2030年に向けて、どんな社会と活動を目指すべきか?
 
そこで俺・NICEは、5年前から「What is our IVS?」を提起して、CCIVS・ALLIANCE(欧州)・NVDA(アジア)の総会を主導し続け、議論を重ねました。
それから約40ヶ国に支部を持つSCIとICYE、アフリカのEAVSも加わった6大Networkの代表者でチームを創ることとなり、1人また1人と集まってできたのが、Global Taskforce of What is our IVS、またの名をアブセンジャーズ(IVSengers)??
 
17年10月のキックオフ会議は日本で開催!ワイルドに討論する中国のJulie、家族思いなインドのDharam、冷静沈着なタンザニアのBenも参加した。(ソー、ホーク、フューリー役かな)。更にNICE職員のすみ・なお・あんりも加わって、原版ができたのだ!

 


 

「全然ダメ!全部削るわ!」
世界ネットワークCCIVSを率いる、事務局長のVickyが冷酷に吠える。30代・Cマーベルばりに強気な新入りのイギリス人だ(写真:後列真ん中)。
 
「うん、そうだね。」Mauが相づちを打つ。変身前のハルク並に平和主義な40代のコスタリカ人(写真:後列右端)
 
「おいおい何言ってんだよ!参加した世界中のみんなの思いを無にするのか!?」
昔からガキ大将には刃向かう俺は、アイアンマンの如くガチで応戦(写真:前列右端)
 
「うん、俺もそう思う。」再びMau・・・。
 
「思いがあっても、内容が大切よ。でもいい部分もあるんだから、参考資料に移したら?」
70代にしてますます活力溢れる、豪州のRita。ナターシャのように巧みに収める(写真:後列右から2人目)
 
そんなバトルを静かにじっと見守る、古き良き父、50代のAkels。まさにキャプテン・エストニア。(写真:前列左から2人目)
 
1月のカトマンズは寒さが厳しい。でもこの部屋では喧々諤々の真剣勝負がいつまでも続いて、熱気が半端ない。
そして、ついにできあがったのが「What is our IVS (International Voluntary Service)?」。99年間の国際ボランティア活動史の中でも、まばゆく輝く渾身の力作だ。

機内でチラ見してたアベンジャーズに本格的にハマり、18/22作品を制覇☆エンドゲームも劇場で、7歳の息子と猛烈に感動。Iron Man最高!

 

 NPOを運営するナイスな日々。今回は1月後半~7月前半の出来事の一部をご紹介しまふくろう!  

 

NVDA総会@ネパール>

1/24-2/2に「国際ボランティア版SDGsを創る世界会議2019」と併せて開催What is our IVS?(次頁参照)も完成!

写真は震災翌年の2016年に101人から128万円もの寄付を頂いて再建した公民館!立派に活用されていました☆

 

 

IVS世界会議@トルコ>

3/2-7に国際ボランティア界最大の「ALLIANCE技術会議」。

42ヶ国・75団体の代表者131人が、1:1の話し合いをひたすら重ねました。NICEは気候変動、SDGsアクション等、3つのWorkshopを提案してリード!

写真は町の食堂でトルコ風ピザを満喫する日韓香の面々

 

 

<事務局に何が起きた!?

「毎日カラフル民族衣装」「うんこは恥じるな」「飯は手食い」「昼寝義務化」「来客にコーラスで迎え」等、画期的な新ルールが続々決まったのだ。

実は41日のネタでした。でも、本気でそうしたい(ってか、かなりしてる)!俺だけ!?

 

 

<長野ワークキャンプセンター・開設式@長野市!>

初代事務局長・くっぴーの音頭で4/13に開催!行政・NPO・メディアの関係者、会員経験者、香港人ボランティアも集まって、盛況でした。

記念ワークキャンプでは、ひまわり畑でいい汗!

 

SCC事前研修@横浜>

森林ボランティアサミットとして、アジア4ヶ国の事業リーダーと開催地代表13人が集結!

記念イベントには54人が参加。横浜のNICEハウスでは、マングローブで紙を作る等、地域間の連携に色々な案が誕生。手巻き寿司も大好評!

 

 

<週末Workcamp@岡上>

6回は5/25-26に。川崎とは思えない豊かな自然の中で、老若男女20人が道を作り、茅を屋根に拭きました。採れたて有機野菜をたっぷり味わって、幸福度MAX

 

 

 

<果物採りまくり@横浜>

NICEハウスは果物天国!6/8,16に梅・ビワ・夏蜜柑を大量に収穫して、お酒やコンポートに加工。手伝ってくれた皆さん、ありがとう!

 

<リーダー訓練合宿@横浜>

7/6-7に、これまたNICEハウスで。ジャングル草刈りや野草調理、冷や汗ロールプレイ、難民問題を英語で熱論。最後にエコたわしを編んでたら、いつの間にかFashion Showに・・・

ローカルからナショナルへ!

 97年に誕生したNVDA(アジア・ボランティア発展ネットワーク)。その名の通り、この後20年間でアジアの国際ボランティア活動(IVS)とNVDAは、鶏と卵のように共にすくすく育っていった。

 

 NICEはメンバーのツテで94年にフィリピンの児童養護施設、95年にタイの高校でワークキャンプを始めた。けど、それだけだと色々な地域・分野に活動は広がらない。現地のニーズや物価も掴みにくく、予算での変な駆け引きも絶えない。大体IVSは「地域が企画し、国でまとめ、世界で交換する」3層構造が基本。だから、その国に住む人達が主体的にまとめていく方がいい!

 

 そこで社会起業家精神溢れるクレイジーな若者を発掘して、彼らが育ち、IVS NGOを立ち上げるのを目指す路線に変えたのだ。NICEが多国籍団体になって各国に支部を作る選択肢もあった。でも人は、自由と権限と責任がある方が真剣に生き生き力を発揮するはず。最初の2-3年は俺達とワークキャンプを共催し、志とノウハウとNetworkを共有して、彼らが自立した後も「きょうだいNGO」としてがっつり連携する道を選んだのだ。

 

シェフになるなら、まず食おう☆

 そんな新しい国での開拓に、NVDAを活用しない手はないす!①あらゆる情報網を使って、潜在的な団体や若者を探し出し、②2年に一度のワークキャンプ型・総会に呼んで、肌で感じてもらいながら、企画するコツ・課題・成果を話し合い、最後に彼らの国での活動を計画し、③半年後にワークキャンプを一緒に実現する。例えば、、

 

北の大地から風と共に

 2000年冬の第2回総会ベトナムにやってきたBaatar

 エリート集団モンゴル青少年連盟のホープでありながら、豪快に笑い、飲み、何より土の匂いがする。聞くと昔ロシアと中国を行き来して行商してらしい。すぐに意気投合して、夏にワークキャンプをNICEと立ち上げた。2人でリーダーをした初企画は、養護施設の子ども達が野菜を作る農場で。沢山の成果を生んだけど、連盟の縛りが色々と窮屈で、「新しい団体を創ろう」なんて冗談半分で言い合った。

 

 当時の様子。この写真はなぜか、日本の小学校の社会科の地図帳に登場したらしい。「交流する遊牧民たち」のキャプション付きで(笑)。

 

 最後に杯を交わした食堂で、モデルのような美女を紹介された。「ダンス大会で一目惚れして、最近付き合い始めたんだよ」。華麗に着飾ったその都会の女性から、土の匂いはしなかった。

 

 翌年、BaatarMCEを旗揚げした。さすが騎馬族?行動の速さに驚きつつ、連盟の了解も得て、この生まれたてのIVS NGOMCEと企画することにした。夏に草原を訪ね、子ども達と感動の再会。ん?Baatarの横には見慣れない女性が。Baatar、もう彼女変えたのか?何事も速すぎだな。「Kai、久しぶり!」。何と去年のCity Girlだった!すっかり日焼けして化粧もせず泥だらけの服、豹変したSaluuの笑顔は前よりもずっと素敵だった。

 

 この後彼女はBaatar4人の子をもうけ、二人三脚でMCEを切り盛りしていくことになる。大自然や子どもとの触れ合いが魅力たっぷり!のMCEの活動は、世界中から大人気になっていった。

 

南の森から、東の街から、続々と

 それから、各地に次々と花が咲いていった。IVS起業家という名の。他にも大勢いてここには書ききれないけど、みんな大切な同志で盟友だ!

 

04年発足のベトナムSJV大卒直後のPhuc2年間無給で働いた。後年NVDAを共に引っ張る存在に!

 

02年設立の台湾VYA。開澤は彼らの事務所に泊まってKlausと話し込み、07年に初ワークキャンプを共催!

 

SophatNVDA総会で各国リーダーに触発され、カンボジアCYA10年設立。NICE最大のパートナーに

 

メールで提携を依頼してきたスリランカのPrinterNVDA総会に招いて意気投合、GV4GF13年設立。

アジアで最初のIVSは?

 国際ワークキャンプが1920年にフランスで始まったのは、有名?な話。では問題です。アジアではいつ、どこで始まったのでしょうか?しかも何とあの有名人も、始まりにつながっていたそうな。。

 

A. 1928年、イスラエルでアインシュタインと

B. 1935年、インドでガンジーと

C. 1959年、チベットでダライラマと

 

 正解はB。国際ワークキャンプの提唱者Pierre Ceresoleがガンジーとの会談で平和活動への関心を共有した後、彼が設立した国際NGOSCIでビハール州の被災地で家を再建したのが始まり。

  

 1950-60代に入ると、SCIを含めた幾つかの団体が、日本を含めたアジア数ヶ国で国際ワークキャンプを始めるようになりました。

          

NGOのネットワークを創ろう!

 1990年、CCIVS(世界ネットワーク)の加盟団体リストに、アジアはインドとバングラデシュがあっただけ。他の数ヶ国(その時は存在も知らなかったけど)が欠けていたのは、同じ団体内だけで交換していたり、活動休止中の所もあったためか。

 なので、NICEを結成した時も、まずは日本でだけど、ゆくゆくはアジア全体に国際ワークキャンプを広げたい!そんな想いがぐおーんとあったのだ。

 

 そして933月。ドイツの会議でCCIVSの事務局長・Nigelさんと出会い、「アジアで活動を推進するNetworkを創ろう!」と意気投合したのだ。

 953月。極東(うちらには近西)ロシアのウラジオストックで、俺達はひたすらハンマーを振り回し、家を壊していた。何それ、怪しいって?でも、それがワークだったのだ。NICEが三菱銀行国際財団に助成金を頂いて、ロシアの団体やCCIVSと開いた特別ワークキャンプ。CCIVSの紹介で韓・中・露のエスペラント団体TEJOSCIスリランカも参加して、最後にみんなでNVDA(アジア・ボランティア発展ネットワーク)を結成したのだった。

 

 93年・意気投合の乾杯

 

96年・中国で総会準備

 

97年・中国で初の総会

 

ってことで、NVDAが生まれました。

 ものの、名前を決めただけで、具体的な活動や組織は真っ白。TEJOの若い奴らもやる気一杯だったけど、団体の性質が違ったのと団体内で権限がなかったためか、その後は全く動けず…

 その反省から、今度集まる時には、自国での国際ボランティア開始への意欲・実行力・適性が十分あるNGOのリーダーだけを集めることにした。

 中国のACYF(何と会員2億人!の共産党青年部)と95年秋のCCIVS総会で出会い、彼らとまず96年秋に実験ワークキャンプをやってみた。これからの協力も、ワークの合間に話し込んだ。

 

 そして9710月、時代の歯車は大きく動く。中国の内蒙古で、第2回・特別ワークキャンプ。乾いた大地に穴を掘り、何千本も木を植えた。56度の酒を浴び、夜が明けるまで語り合った。別れ際にもらった手紙で、打ち明けられた君の想い。あ、最後のは本筋に関係ないす。

 

 最終日、11ヶ国・11団体のリーダーで、NVDA第一回総会を開催した。今度こそ、始めよう。みんな自国で植林ワークキャンプをしたい言うんで、「じゃあ、グリーニング・アジアとしてつなげよう」と提案したら、初めての共通アクションになった。応援参加してくれた英国のSheila達が、定款も作った。みんなの「言い出しっぺのKaiがやってほしい」に推されて、初代代表に就くことになった。この後、数々の波乱のドラマが待ち受けることはまだ知る由もなく…  (つづく)

 

 薪を割る時は「せぃ」、夏みかんを搾る時は「ふんぬふ」、冷たいシャワーを浴びる時は「ぶわっし」と叫ぶと調子がいいです☆

 

 さてさて、またしても前回から時間が空いてしまいました!今回は去年10月~今年1月の出来事の一部をご紹介します!

 

 

<シチズン引率@カンボジア>

 シチズン時計100周年事業の一つで、15人の社員の方々と10/5-9に、TFCでマングローブ林再生ワークキャンプ。昼はしっかり働き、夜はしっかり飲み、初参加のカンボジア人大学生が最後に涙する位、濃い5日間になりました!

 

 

<ワークキャンプ訪問@長野と関西秋合宿@大阪>

6歳の息子と、まずは山を2時間歩かないとたどり着かない真木へ。バッタを大量に捕まえて「食べたい」と言い出す息子。糞出しのため大阪まで持ってって、素揚げと天ぷらにしたら大好評!FAOが言うように、21世紀は虫が世界を救うかも☆

 

 

<ボランティア大賞@札幌>

今年は最多の5ヶ所で地方大会を開き、俺は東京・大阪・札幌に行ったけど、どこも熱かった!札幌では函館から来た4人娘の発表も素晴らしく、1人に決めるのが悩ましかったけど、3回目の挑戦だったカズが選ばれたのもいい話に☆

 

Local Workcamp@岡上>

11/10-11に地元で第4回。わくわーくのカヤ葺き小屋作り、今回はカヤ刈りに36人(4家族)がいい汗。最後は「ともいき」の芋煮会、前はTVで見た東北が羨ましかったので、もう大満足です。

 

 

CCIVS総会@インド>

11/21-27Mangaloreで、36団体の代表46人が2年間の振り返りと計画を議論しました。NICEは新しい国際ボランティア憲章、気候変動への世界アクション等を活発に提案して、全て承認!

写真は町で意気投合したスイカ屋さんと。

 

 

<全国年度総会@東京>

12/14-16に全国から100人の担い手が集結!詳しくは別頁でヤスが報告を☆

自分的には特に、ボランティア大賞決勝で今回も各分野で活躍する昔参加者のゲスト達と再会し、語り合えたのが感慨ひとしお。

 

 

<職員合宿=CBS@福島>

年末恒例のCBS、カラオケはI love you baby, 福島で締めることが多かったけど、ついに本場に乗り込んだ☆ワークや地元の松崎さん(お世話になりました!)達と交流も混ぜ、激アツ足湯で1年間の疲れも流せたかな?

 

SCC総括合宿@横浜>

1/11-14、日本・インドネシア・カンボジアの気候変動防止事業の事業リーダーをNICEハウス(旧祖父母宅)に招待。環境庁を立ち上げた功労者と言われる祖父も天国から喜んで見てくれてたかな。写真は箱根で人生初の雪を喜ぶ姿。

 

 

 

NPOにとって、一番大切な集まりなのが総会。今回は担い手達の各会議を含めて、12/16-183日間、東京のオリンピックセンターで開催。全国から95名(最多!)が集まって、2016年を振り返りながら2017年のアクションを計画しました。

その中で、「NICESDGs」について報告します。昨年国連で採択されたSDGSs(持続可能な開発目標)。とても大切で共感する部分も多い。でも、自分達が目指す世の中と本当に合っているのか、確かめることも必要なのでは?ってことで、理事会で創った「修正版」を、活発に議論しました。主な論点は、

 

目標1-1(原文)11.25ドル未満で生活する人をなくす。→(NICE版)全員が最低レベル以上の衣食住を持つ暮らしを営めるようにする。

→ 全員賛成!(付則意見:最低レベルは曖昧なので、具体的にすべきでは?)

 

目標2-4NICE版:追加)特に農薬と化学肥料の使用を激減させ、GM作物を根絶し、各国・各地・各家庭の自給率を高め、有機・自然農法を再生・発展する方向に大きく舵をきる。

→ 賛成多数(賛成21:反対5:棄権0

 

NICE版への賛成意見

JGM根絶大賛成。人体の遺伝子に影響を及ぼすリスクあり。

J土に影響がある。虫が食べられないものは、人間にも危険。

NICE版への反対意見

L理想的過ぎ。2030年までの目標としては理想論で終わりそう。

L農薬も使えるものは使ってもいいものもあるのでは?

L遺伝子に影響があるから×なら、自然の摂理に逆らい続けていた医療を否定。部分的に×っていうのはおかしい。

 

目標2-aNICE版:追加)自由貿易による地域産業の破壊から守るため、方向を大転換し、各国・各地域が自由に保護策を実施できるようにする。

→ 三つ巴でがっぷり(賛成7:反対6:棄権5 

 (議論後に再投票)賛成多数(賛成12:反対5:棄権4

 

NICE版への賛成意見

J小規模の物が安く作られる大規模に淘汰される。

Jお金を儲けるだけがゴールではない。

J自由貿易は格差を広げるだけなので、保護すべき。

NICE版への反対意見

L住民に聞くと、世界にもっと商品を売りたいと。

L東北では地元だけで消費をするのは難しいから、国際的なモノの流通によって促進されるべき

 

番外編「日本の人口増減」について(理事会では減っても構わない意見が多数だったが、それに対して)

→ 賛否がっぷり(賛成9:反対9:棄権3

 

NICE版への賛成意見

J東京人口多すぎ。

J生き方も変わっていくのでは。

J国力なんて別によいのでは?

NICE版への反対意見

L人数が多いほうが切磋琢磨しあって国力が高くなる。

L純日本人は減ってもいいけど、移民を受入、人数は多い方が国が活性化する。

L国力が下がると世界経済の中で不利に。

 

 

目標7(原文)現代的エネルギー→(NICE版。原文は原発も含まれそう)再生可能な自然エネルギー

→ 賛成多数(賛成20:反対0:棄権3

 
他に追加・修正したのは、

2.5 多国籍企業による種の支配からの脱却を明記。

2.b 食糧生産における自由貿易の野放図な推進を食い止め、地域の食を守る方向に転換。

3.2 新生児死亡率を下げることに、家族計画等による人口増加抑制も追記。

4.1 学校での教育だけでなく、ノンフォーマル教育の推進も追加。

6.2 野外での排泄の全面禁止から、衛生上の問題を派生するもののみ禁止を限定。

8.1 経済成長至上主義から脱却するため、項目を削除。

8.7 悪質な児童労働を根絶する一方で、良質な子どもの仕事は推奨。

9.c インターネットを推進することに、適正な利用を広げることも追記。

10.1 不平等の指標も所得金額から包括的な豊かさ指標に転換し、数値化の限界も認識した対策へ。

12.3 食品ロスは禁止・減少するだけでなく、それでも生じた分の有効な社会的活用を追記。

13.2 気候変動対策では、COP21で合意した目標と、公正な共通基準の則ることを追記。

16.1 暴力による殺人は大幅な減少ではなく、根絶を目指す。

16.4 核兵器の廃絶や戦争・内戦・テロの根絶を追記。

17.2 ODAは金額目標から成果目標に変え、負の成果を減らす必要も追記。

 

この後、NICESDGsを達成するためのアクションを、テーマ別に分かれて考えました。例えば、

●飢餓:事業で食品廃棄を0に。地産地消。

●健康:海外で衛生教育ワークキャンプ

●ジェンダーLGBTイベントを企画。LGBTに配慮したワークキャンプに(寝る場所等)

●格差:子ども食堂を応援。障がい者とも。

こうして、NICE版のSDGsが完成しました!ちなみに理事会では、他にSDGsの「野外での排泄をなくせ」に憤慨して対案を作ったりもしました。色々な違った意見を尊重すべき団体・活動なので、参加者や関係者に押し付けることはなく、少数意見も付けながら、発信・推進していきます☆