最近実家で眠っていた鰹節の削り機を発掘し、生クリームは手で泡立てる日々。「全然違う!」と喜ぶ我が子達、伝え残してくれるかな?

 

SCCって何だそりゃ?

 Stop Climate Change(SCC)=気候変動防止事業。NICEが2016年に提唱し、世界・アジアのネットワーク、CCIVSやNVDAと展開してきました。

★2-3ヶ月間の特別ワークキャンプで、植林や自然エネ振興等の作業で、CO2を直接固定・削減。

★旅行者等に、カーボン・オフセットも提供。

★活動中の生活でのCO2排出量を調べ、削減。

★事業リーダー達が前後に集まって、合同研修。

 

特に次の4つがメイン・プロジェクトです。

 

【熊本県】増えすぎた竹を炭にして、石油の代替燃料に

 

【インドネシア】高潮から村を守るため、マングローブ林再生

 

【インド】山村で、果樹の植林やソーラパネルの設置

 

【カンボジア】漁師達とマングローブ林再生し、海を豊かに

 

5年ぶりに復活!SCCサミット

 コロナ禍で止まってましたが、国土緑化推進機構の助成とNICE内の基金を活用し、11/22-26、活動現場の一つ・熊本県水俣市で開催したのです!上記4ヶ国・4事業の地域リーダー&NGOリーダーに栃木の森林ワークキャンプ共催団体職員、NICEから俺とやすが参加して、計11名が集結☆短期国際ワークキャンプ(11/17-30)の6ヶ国・8名のボランティアとも作業・生活しました。

 ワークは竹の間伐から炭の収穫(窯出し)までの全工程を体験できた!さすが普段から現場で作業をしている地域リーダー達、意欲・動き・力◎。毎晩の飲み会は笑い・涙・熱意が一杯

 

 

11/22

午前

先発組、福岡から移動

午後

ワーク:竹割、窯塞ぎ

後発組、福岡から移動

11/23

午前

会議:各地の活動紹介

午後

ワーク:竹の間伐

交流会・窯チェック

11/24

午前

ワーク:竹割・窯着火

午後

資料館訪問・会議

交流会・窯チェック

11/25

午前

ワーク:鎌塞ぎ・収穫

午後

会議:今後の連携計画

さよならパーティー

11/26

午前

福岡へ移動・解散

 

 

 

 

 

 

 

水俣が世界に伝えるメッセージ

 水俣に来たからには必ず行くべし、ということで会議の合間に訪れた、水俣病資料館。この地で起きた甚大な痛ましい悲劇を知って、特にカンボジアの2人は物凄くショックを受けていました。

 「これは過去でも、ここだけの問題でもない。俺達の漁村でも魚を沢山食べるし、港湾開発が進んでいる。絶対に起きないようにしなければ」。ここでサミットを開いて、本当に良かった。

 

宏子さんの天ぷらを堪能!

 

次回はどこで?今後が楽しみ!

 色々な無茶を受け入れて下さった、金刺潤平さん・宏子さんご夫妻に厚くお礼を申し上げます。

 事情や取り組みは別々でも、気候崩壊を防ぐ!という熱い思いは一緒の4ヶ国の担い手。今回のサミットで、その絆は更に強固になりました。

 ぜひ皆さまも彼らの現場で、ご一緒に!

 冬は庭の「勝手に生えてるくん」を食いまくってビタミン確保。最近はドラマ「海に眠るダイヤモンド」や映画「はたらく細胞」に燃えた☆

 NPOを運営するナイスな日々。今回は(これも結構前ですが・・・)、10月~12月のわくわーくDaysを一部ご紹介します!

 

<職員達の作業力は!?>

 10/1は地方職員も合流して、職員合宿。「事務ばかりしてて、実は作業苦手なのでは?」そんな疑いを持つ人、写真見て下さい!何と2人×10分間でこのBefore/ After。そして誇らしげな諸の顔。



 

<5年ぶりの植樹!>

 10/21-25、お馴染みのカンボジア・TFCでシチズン時計とのグループ・ワークキャンプが復活!社員の14名は年齢や個性も国籍も様々だけど、ワークも遊びもパワフルで楽しい引率でした☆現地職員ソクラの料理も絶品!


 

<北の国から新たな家族>

 モンゴルの盟友・MCE代表Baatarの娘「ムーン」が10/15-12/22に来日。

日本語学校に通いながら、我が家とNICE事務局に滞在。シュークリームを常備している明るい彼女、1月に再来日します。

 

 

 

<ついに20回目!地元の岡上週末ワークキャンプ>

 11/9-10、8家族・子ども12人・国士舘大学生16人(課外授業で引き込んだ)等、3ヶ国から58人が参加☆写真左は綺麗に刈り上げた茅原。夜は近くの民家で18人が宿泊。日曜はお楽しみの芋煮会(写真右は準備中)。ムーンは5杯、息子Aは6杯、俺は7杯も食べたとさ。

 
 

<命がけの壮絶サミット>

 11/22-26は熊本県水俣市で、4ヶ国から集結のSCCサミット。詳細は次頁で報告しますが、写真は実は高さ10m位の超難所!何度か心が折れかけながら立枯れの大枝切りを完遂☆

 

 

<そんな自分にご褒美>

 じゃなくて、インドネシアから新婚旅行を兼ねて来た親友Ben達をもてなすために・・・!先祖が生まれた箱根のユネッサンでワイン風呂を堪能しました!ひっく

 

 

<年の最後は総会、爽快!>

 12/20-22、各地から担い手が集結する全国年度総会。詳細は別頁で他職員が報告するけど、写真はリーダー事後研修より。事務局の庭で、巨大&極上の柑橘ザボンを取ったどー。幸福度倍増の一時

 

 3月まで放映していた(今も再放送中ですね)アニメ「チ。」(TVアニメ「チ。 ―地球の運動について―」公式)は、弾圧にめげず地動説を訴える人達の熱い話でした。元々原作もスピリッツで読んでたけど、結構話を忘れてたし、アニメでは現代社会の世相を鋭く斬るような台詞もあちこちに出てきたり、深い哲学も更に盛り込まれている感じで、子ども達と熱く追い続けました(最終回だけはちょっと拍子抜けだったけど)。

 

 さてさて、私が疑ってる「当たり前」は例えばですが、

●SDGsは理想的(→NICE版SDGsを創った)

●ネットには真実がある(→別の盲信では?)

●シャンプーを使う(→飲めない毒を摂取では)

●歯磨き粉を使う(→実は使わない歯医者も)

●靴下を履く(→ビーサン生活30年・戻れず)

●パンツを履く(→インドネシアの逸品に感謝)

●雑草は食えない(→勝手に生えてる君、絶品)

●金で買えないものはない(→沢山ありすぎ)

 

 などなど。どれも現代では少数派でしょうけど、気にしません。勿論それぞれの価値観次第だし、自分が囚われてる「常識」はまだまだ沢山あるはず。皆さんの「目から鱗」実践ネタも、ぜひ共有を☆

 箱根ユネッサンのDr. Fishには絶大な人気を誇ってます。嬉しそうにこげんもんを食べてくれる、働き者の彼ら、我が家にも真剣に欲しい。

 

スペシャル・チームを再結成!

 国際ボランティア活動って、どの位あるの?増えてるの?答えは「誰も分かりませーん」。そんな状況にピリオドを打つべく、各協力網に呼びかけ、史上初の世界統計が実現したのが2014年(2013年版)。結構大変な作業なので、次にできたのが2016年版。そしてコロナ禍を経て時は流れ、7年ぶりの2023年版がこないだ(24年9月末)ようやく完成しました!気になる、その結果は・・・

 

どうなっちまんだ、わがアジア?

 71ヶ国で138のNGOが2,875事業を企画し、15,706人のボランティア(+住民数百万人)が参加しました!なんて言われても、ピンとこないだろうけど、過去と比べると、(グラフはボランティア)事業は2016年の半数ちょい(56%)、ボランティアも2016年の半数(51%)で、コロナ前よりもかなり少ないのだ・・・

 特にアジアは事業が2016年の51%、ボランティアは同22%で、1/5に減ってしまった状況。コロナ前は欧州が減り続ける中、アジアは基本増えてたのに、一体何が起きたのか?考えられる要因は、

●コロナ禍によるダメージが、補助金がほとんどない等によって欧州より大きく、また回復も遅れた。

●欧州はEU補助金の影響で、アジアへのボランティアや欧州外から受入可能な事業が近年激減。

 

 そんな中、日本のNICEはコロナ前の半数超でまだ健闘してる方。でも「コロナが明ければ前に戻る」と大勢が信じてたけど、そんなに甘くはなさそうだ。

勿論、こうした数ばかりじゃなく、質や成果こそ大切だけど、逆に言えば質や成果をしっかり確保した上で、数も増やして世界を少しずつ変えていく力を強め、目指す世の中に近づけていきたい!

 

 他にも色んなデータを集めたけど、例えば活動分野(下グラフ)。

世界全体では環境が29%で最多だけど、アジアでは教育が55%。長さは短期(64%)、地域は欧州(53%)、ボランティアは女性(56%)・18-30歳(75%)、学生(74%)が多いのは予想通り。

 国別順位は事業が①ベトナム、②ベルギー、③アイスランドで日本は7位、ボランティアは①ドイツ、②フランス、③イタリアで日本は5位でした。

 

これからどこへ進もうか?

 勿論、手をこまねいているだけではナイス。NVDAでは10/7-11に「第三弾・姉妹職員会」を開催し、普段の仕事の悩みやコツを交換しながら、次のようなことも話し合い、作戦を練りました。

広報を強化:SNS・動画の発信を盛んにしたり、見せ方を工夫して、もっと大勢に知ってもらう。

提携を拡大:例えば大学・企業と単位提携やGroup Workcampsの企画、セミナーの企画。

政策を提言:例えば長期ボランティア・ビザの創設や、アジア若者交流の推進、WC協力隊。

 

 10/8の「受入担当職員会」では、「ワークキャンプがもっと魅力的で有意義になるためのプログラム改革」と題し、色々な案を出し合いました。

期間をもっと柔軟に:同じ場所で年中開催し、いつでも参加できるようにする。

同業者集まれ事業:「農家」「教師」等、特定の職種に絞り、高レベルなワークや情報交換に。

観光ツアーも用意:終了後、自由参加で数日間とか。

文化体験をより充実:地元の名物料理作り等。

縁組みWorkcamp:国が巨額を投じるなら、効果的に・・・

 

 アナタも一緒に考え、実行してみませんか?お気軽に、何でもご提案を下さい☆

 卵から育てた愛鶏ぴぃをモンゴル出張中に失い、実はつらい日々。自然養鶏の雌鶏を譲って下さる方、大募集中です☆

 NPOを運営するナイスな日々。今回は(だいぶ遡りますが・・・)、2024年7月後半~9月のわくわーくDaysを一部ご紹介します!

 

<住民1名の山村が、今年もカラフルに賑わった!>

 7/25-31、12年目の国際親子workcamp@小原。3ヶ国5家族18人が大家族になって、いっぱい働き、食べ、語り、笑いました。自生のワサビ、満天の星と蛍、すっかりきれいになった畑や神社。親7人は全員若い頃のワーキャン経験者で、何も言わなくても活発に動き、特技を活かした本づくりやアート教室も企画してくれた。

 ご飯は手作りのシチューやパン焼きと充実してたけど、子ども達に美味かったもの聞いたら「アイスクリーム」「即席ラーメン」・・・

 

手刀で粉々のスイカ

 

川で助け合う子ども達

 

みんなで創ったベンチ

 

 

 

<世界平和Action Day>

 終戦記念日の8/15、各Networkに呼びかけて企画しました。広島・パレスチナ・ミャンマーの語り手や各国のWorkcamp等、21ヶ国・44ヶ国が集結!特設Padlet(下QR)にも平和を願うメッセージを寄せてもらいました!

 

 

 

<北海道の開催地訪問ズ>

 8/26-9/1、Workcampを3連チャン。ぶなの森自然学校では鶏小屋再建、余市エコビレッジではワイン葡萄整備、新得共働学舎ではモロコシ加工。台風で電車が止まったら、富良野の元会員・みずほが救いの手を。皆さま、お世話になりました!

 


 

<Online Workcamp>

 帰宅後すぐの9/2-4、国士舘大学の集中講義。ハノイのスラムとの生中継で現地の実情に触れ、ベトナム料理屋で堪能し、応援アクションも色々実行して、実り豊かな3日間でした!

 

 

<長野の山里・安曇野へ!>

 9/8-10、元会員きょこが立ち上げた障がい者アートのWHITE CANVASと、初開催の国際Workcampを訪問。

庭師として期待された俺は、4ヶ国6人の尻を叩き、庭の草を刈りまくったのだ。

 

 

<17年ぶりのモンゴルは・・・>

 9/12-19、あの草原へ帰ってきた!みんなで毎年植え続けた苗は、立派な林に育ってた。ワークキャンプに参加しつつ、ウランバートルでは別行動。あの頃畑で一緒に働き、日が暮れるまで遊んでた児童養護施設の子ども達。そんな彼らが集まってくれた特別な夜。村長・レストラン経営者・起業家・軍人。みんなたくましく育ち、立派な大人になっていた。思い出話に爆笑しながら酌み交わす酒。店を出ると、初雪が舞っていた。

 

 

眼前にそびえ立つ、世界一の頂

 カトマンズからジープに揺られて10時間。俺達が辿り着いたのは、ネパール中西部の山里・Okhaldhunga(オカルデゥンガ)。ここは今回のホスト団体VINの創設者・代表Bhupiの故郷で、図書館の運営、子ども教育、水タンク作り、パーマカルチャー等、VINの色々な活動が行われている。

 そこで5/13-18の6日間、アジアのNetwork・NVDAの第19回総会が開催された。集まったのは14ヶ国・14団体のリーダーや職員20名。そんな俺達を早速出迎えてくれたのが、偉大なるこれ!

 

 写真だと分かりにくいだろうけど、左側の尖った峰が、そうです世界最高峰のエベレストです!自分がNICEを続けるのも「国際ボランティア」という山を登り続け、絶えず前には見えなかった景色が広がってくるから。世界Network・CCIVSの代表になった時、「国際ボランティア界の最高峰だね」と言われたが、山は思ったよりもずっと高くて、頂上も見えてこない。沖縄空手の師匠の師匠は80歳超で達人なのに「私はまだ山の一合目」と言っていた。謙遜だと思ってたけど、実はとても高い所を目指し、そしてその頂上が見えていたんだな。

 

で、総会って何をしてたんだ?

 

5/12日

理事会:総会の直前準備

5/13月

Okhaldhungaへ移動

5/14火

Workshop:2030年目標

5/15水

Workshop続き。農業ワーク

5/16木

総会:昨年の総括。提案作り

5/17金

総会:今年の計画・理事選挙

5/18土

カトマンズへ移動

5/19日

理事会:総会のフォローUP

*5/10-12は特別workcampも開催。*NICEからは俺と下村さらが参加。


 

 Workshopは開発・教育等の分野に分かれ、ゴールと行動計画を創った。写真は環境チーム

NVDAの総会は毎回Workcamp型!普段肉体労働してるか否かがここでバレる(笑)。今回は村人の有機農園でいい汗流してたけど、雨が来たら速攻で終了

 

 ネパール料理といえば、モモ(とダルバードとカレー)!村人達に交ざって、NGOリーダーズもわいわい、にぎにぎ。調子に乗って激辛や激甘も作ったら、当たったネパール人達はなぜか平然と食べていた・・・

 

 過去の総会は変な権力欲で?荒らしに来る人もいたけど、今回は至って平和。会議中も下の写真のように笑いが絶えず☆

【承認されたアクション例】

😊 気候変動防止の共通Action

😊 伝統文化保護活動のツアー

😊 虐げられた人への共感啓発

😊 事業の質・成果測定ツール

😊 職員のスキルアップ講習会

 

終わりは始まり(by佐野元春さん

 好きな曲「グッドバイから始めよう」の一節です。NVDAの代表は連続4年までなので、今回俺は(通算3回目・19年間!)退任しました。でもまだまだ山は続きます。選挙ではNo.2で屋台骨の事務局長に選ばれ、新代表の盟友Sophat(カンボジア)達と引き続き、運営を担っていきます。あの時仰ぎ見た、遠い遠い頂に向かって。

 NPOを運営するナイスな日々。今回は、5月~7月前半のわくわーくDaysを一部ご紹介します!

 

<アジアのリーダー大集合>

5/13-18、第19回NVDA総会をネパールで開催!首都カトマンズからジープに揺られること10時間、ようやく着いた会場で俺達が目にした凄いものは・・・!(次回へ続く)

   

 

<地球ボランティア祭り>

 5/25夜のフェスタ(横浜編)には55人が参加、会場ほぼ満員!同僚ききのアフリカトークに始まって、世界3大陸・8ヶ国の体験談リレー。海外事業担当としては、農家の収穫祭にも近い感慨。終了後は川辺で宴、翌日は関東春合宿でアクション企画、最後はインドカレー手食いで締めて、フルコースの週末でした!

 

<大学授業で逆学び>

 普段の国士舘に加え、山科さん・渡邉さんのお招きで、6/3中央、6/17文教で出前授業!学生の反応や会話で気づくことも色々あり、タメになりました。中大生の感想をごく一部紹介。

●「ピンチが自分の糧になる」という言葉が印象的でした。

●授業をこんなに楽しそうに、生き生きやってる方は初めてです。

●国連の文書を鵜呑みにせず、咀嚼することが大切だと思った。

●何より驚いたのは世界での日本の「人助け指数」の低さでした。

 

 

<19回目の週末ワーク>

 6/8-9、地元・岡上の森に10家族、外国人7人、課外授業の国士舘生十数人を含む、61人が集結!

民家で飲み明かした大人達も、子ども達もいっぱい働いて、こんな立派な「カントリーヘッジ」が完成☆

 

<自由な親父トリオ>

 6/30、「地球一周ウィーク」・北東アジア編。モンゴルの盟友・バーター、写真家オギタクに、アクティブ公務員のハルも加わり、あっという間の1時間でした。

当日の様子→

 

<再び姉妹職員会>

 7/1-5、NVDA(アジアのNetwork)の加盟NGOで同じ役割の職員同士が話し合う第二弾。2日目の国内受入職員会は、「欧州からの参加者激減」に対して、旅行者の週末ワーク勧誘等、案を出し合いました。

 

 

<職員合宿@福島&栃木with元職員☆>

 7/1-3に関東+大阪・長野・愛知から集まった9人で、2年ぶりに開催。田人のおのゆみ、益子のたつやはかつてNICE職員→今はワーキャン受入先。素敵な田舎暮らしを垣間見ながら森や田んぼで汗を流し、ワークキャンプへの想いを語り合う極上のヒトトキだった☆

 

<二世も活躍!>

 7/6-7、横浜の全国事務局でリーダー&総合研修。参加者15人にはNICE内結婚・じい&めぐの息子でネパール参加のゆうも。またもや感慨の七夕でした!

マングローブでつながる絆

 男の名は「Him」。カンボジアのKampot。開発で森が失われ、魚が減り、村人は出稼ぎに出る中、彼は、脅されても屈せず、木を植え続けている。

男の名は「太陽」。インドネシアのPekalongan。、気候変動の影響で沈みゆく村。絶望の果てに住民が逃げ出す中、彼もまた仲間を集めて立ち上がった。

 

 「カンボジアの活動を見てみたい!」と太陽さんが熱望しているらしい。両方の村で協働している、NICEとしては見過ごせないす。とっておきの基金を使って、この2月、彼の訪問が実現したのだ!

 ちょうど2/4-12に開催中のワークキャンプに参加する形で、太陽さんも種採りや植樹に汗を流しました。観光客で賑わうエコツーリズム・センターの運営も肌で学びつつ。そしてHimさんとはマングローブの利用法から地域のビジョンまで熱く語り合い、最後は「今度は君の村で会おう」とHimさん。

 

 物語の第二章が、今からとっても楽しみです!

↓太陽さんとHimさん


その頃、もう一つの物語が進んでいた

 コロナ禍が猛威を振るっていた2020年・夏。アジアのネットワーク・NVDAでは理事が誰も継続せず、担い手のいない大危機に立たされていた。

 一度は「引退」したものの、NVDAを創設からリードし続けてきた自分としては見過ごせないす。共に立ち上がったのが、ミャンマーの盟友・Thazin。そしてモンゴルのBaatar、カンボジアのSophat、かつてNVDAを共に率いた彼らが次々と帰ってきた。自分が運営するNGOも大変なのに。タイのAlex、韓国ののり、チームは完成した。

 

 そんなNVDAの理事会が、2/6-11にプノンペンで開かれました。多くは早めに到着し、Kampotのワークキャンプで一汗流したその後に。

 気候変動防止、アジア若者交流、姉妹職員の助け合い、色々なアイデアが飛び出し、意見をぶつけ合いながら、行動計画として形作られていく。

 次号はこのチームの集大成である、5/13-18の総会@ネパールをご報告しますので、お楽しみに!

 


そして、舞台は西へと変わる

 スペイン、といっても、カタローニャ(独立志向の北東部)。国際ボランティアNGOでは最大の国際会議「技術会議(名前変・・・)」が、今年はここバルセロナで、2/20-25に開かれました。

 

 日本からの自分と梶田まみを含む、35ヶ国・53団体の111人。主に1:1の話し合い(スピードデートと呼ぶ人もいる・・・)で、前年の協力、今年の計画、共同事業等を活発に話し合いました。

 

 この写真は会議の後に訪ねた、スペインの提携NGO・DA代表のNacho宅。娘さんの6歳の誕生日だったので、カレー作ったら大好評☆翌日、石造りの綺麗な町を案内してもらい、9/11-22に南欧唯一の2ヶ国ワークキャンプをやることが決定!

 NPOを運営するナイスな日々。今回は、2月~4月のわくわーくDaysを一部ご紹介します!

 

<5年ぶりのカンボジア>

 2/3-12、マングローブ保全ワークキャンプの訪問とアジアのNetwork・NVDAの理事会で行って来ました。かつて日本に来た若き友たちと杯重ねて、感無量☆

   

 

<バルセロナの夜>

 2/20-28、国際会議でスペイン(カタローニャ)へ。これも次頁でご報告しますが、思い出したのが佐野元春さんの「バルセロナの夜」。~時々2人は 言葉が足りなくて 確かなものを失いそうになるけど 愛してる気持ちはいつも変わらない~、最高に素敵な詩とメロディー。30数年前の歌だけど、ぜひ聴いてみて下さい!

 

<再会①・北の国から>

 2/29、北海道から3年来の友「つむ」が事務局へ。函館の本屋で出会った彼女はその後休学し、国内やフィリピンのワークキャンプに参加。春からカナダへ留学中。来日中のNVDA職員・のりと3人で夜な夜な語り合ったけど、成長が眩しかった!

 

 

<再会②・西の国から>

 3/19、トルコから30年来の友・Zaferが事務局へ。最大の国際会議「TM」の参加回数1位だった彼は数年前に引退し、現役1位の座を引き継ぎました。ラーメンに感動し、スープも飲み干した彼でした。

 

<生中継で大盛況>

 3/21、インドネシアと徳島のワークキャンプとつながった「Asian Volunteers Voice」。断食に挑戦したものの30分で脱落した日本人の話等、笑いの絶えない夜でした☆NICEのFB頁に動画あります!

 

<1年間の終わりと始まり>

 3/29-30は、ぼらいやー・27期生の事後研修、4/11,16は同・29期生の事前研修に、海外担当職員として顔出しました。色んなドラマや思いに触れられて、仕事冥利の日々でした!

 

<誕生・姉妹職員会>

 4/1-5、NVDAで始まった新企画。「国内受入」「海外派遣」「広報」等、同じ職種の職員達が団体の垣根を越えて、悩みやノウハウを共有したり、アクションを企画。WhatsAppで継続中!

 

<世界のワーキャン発表会>

 4/12、渋谷の夜は熱かった!新職員4人とほぼ徹夜で仕上げた、今年の「世界のワークキャンプ」。63ヶ国・1410の活動を紹介した、オンリー・ワンの情報本です☆ヘロヘロ状態でのスピーチ、8名の体験談、飲み会、終電では精根尽き果て、真っ白な灰になってました・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<再会①・北の国から>

2/29、北海道から3年来の友「つむ」が事務局へ。函館の本屋で出会った彼女はその後休学し、国内やフィリピンのワークキャンプに参加。春からカナダへ留学中。

来日中のNVDA職員・のりと3人で夜な夜な語り合ったけど、成長が眩しかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<1年間の終わりと始まり>

3/29-30は、ぼらいやー・27期生の事後研修、4/11,16は同・29期生の事前研修に、海外担当職員として顔出しました。

色んなドラマや思いに触れられて、仕事冥利の日々でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 NPOを運営するナイスな日々。今回は、11月後半~1月のわくわーくDaysを一部ご紹介します!

 

<ギリシャで世界大集合!>

 11/20-26、5年ぶりに対面で開催したCCIVS総会に参加。休日はパレスチナの友達と町の温泉へ。ところが!水よりもビールの方が安かったので入浴前に飲んでしまったのが間違い。受付に医者がいて血圧を測られ、まさかの入場拒否!水大量に飲んで何とかクリアしたけど、大反省でした。

 

 

<理事と職員・大集合!>

 12/2-4、理事会と職員合宿を踊場の全国事務局で開催☆理事会には年末で退任するじぇいも来てくれました。今までお疲れさまでした!写真は職員合宿より。普段はリモートの長野・愛知・岐阜からも集まって、来年の計画を色々話し合いました☆

 

 

 

<日本観光学会で講演>

 12/9、文教大学からのつながりで、招いて頂きました。航空会社や博物館、観光地の方々と観光の未来を語り合い、自分達の活動も普段と違う切り口から見直せて、面白かった!バイキングの残りをみんなで持ち帰ったのも◎

 

 

<全国決勝大会!>

 12/16、国際ボランティア大賞の全国決勝大会を横浜で開催!個人的にも長年の仲間(深井さん)に話してもらい、各発表は熱い想いに溢れ、肝いりで企画・進行したゲームも盛り上がって、幸せなヒトトキでした☆

 

<全国年度総会!>

 翌12/17はNPOで最も大切な総会(これも詳しくは井口のご報告へ!)。コロナ禍はオンライン開催を余儀なくされたけど、コロナ後になってもオンラインの強みも活かし、複合型でやって好評でした!

 

 

<北の国から・4年ぶりです☆開催リーダー大集合>

 12/21-23、余市エコビレッジで北海道ワークキャンプ開催地会。国際交流+色々、子ども自然学校、エコビレッジ、有機農業&生活共同体と活動分野はカラフルだけど、思いは共通。外は極寒吹雪でも、やっぱワークは外せナイス!ワイン葡萄の畑で葡萄を柵から解き放ち、黒松内ではブルーベリーの冬囲い。本州ではあまりなじみのない、北国ならではの作業でした。新得・函館・黒松内・余市からお集まり頂いた皆さま、ありがとうございました。北海道のワークキャンプの未来は明るい!

 

<AVVって何の略?>

 アジア・ボランティア・ボイスです。コロナ禍で盛況だったオンライン・イベントが復活しました!1/18の第1回は徳島・モンゴル・タイの企画者や経験者が3月開催の活動を紹介。毎月第三木曜の21-22時に開催します☆