明日から本番です。 | 非・劇的な日常

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朗読公演ユニット「本読みの時間」主宰・甲斐祐子です。公演情報は、https://lit.link/honyominojikan にまとめて記載しています。こちらは終演報告がメインかもです。ご了承下さい。

明日から、3連チャンです。

私のワイルドバンチでの公演納め。


まずは、ワイルドバンチで生まれたユニット。

音楽家で三味線奏者の染行エリカと

ナレーターの徳田祐介と

私の3人。

『ハードボイルド 絵本』がきっかけで生まれた

「朗読と三味線で聴くシリーズ」の公演です。



2月5日(土)6日(日)

13時/16時/19時(両日共)
朗読と三味線で聴く「藪の中」
ワイルドバンチ(天六)
3000円(1ドリンク付)
【出演】
《演奏》染行エリカ
《朗読》女:甲斐祐子
           死霊:徳田祐介
       多襄丸:清水かおり・友井田亮・村山裕希
        (トリプルキャスト・五十音順・所属略)


ちょっと前にこのブログ で、



トリプルキャストそれぞれの見どころ(聴きどころ?)をお伝えしたのですが、その後、会場リハーサルを経て最終稽古を終えた今、なんかもう、凄いことになってます。


以下、リハーサル写真と共に。


多襄丸① 清水かおり(TAKE IT EASY!)

この写真が全てを語ってる気もしますが、、、


『藪の中』を読んで(聞いて)、こんな気持ちになることがあるなんて!ですよ。


テキストの解釈も、その表出も、いたって真っ当なのに、


なに?

どうして?

こんな気持ちになるの?


自分で演ってて、戸惑うほどに清水さんの多襄丸は他の2人と感触が違います。

けれど、帰り道で、あの腺病質で神経質そうな芥川龍之介の顔を思い出してみたら、もしかすると、芥川本人はこういう奴だったんじゃないの?とか思ってしまいました。


多襄丸② 友井田亮

最終稽古を終えて思ったのは、

この人、多分、物凄い負けず嫌いですよ。

絶対!笑


最終稽古の稽古場は明るかったので

「うわっ、ヤバいの出てきた、オモろ〜」とか思ってたけど、コレ、本番照明の中で聴いたら本気で身震いしそうと思いました。

↓だいたい、コレくらいの灯りです。

ゾワゾワさせます。

覚悟して来て下さい。

共演者も覚悟して臨みます。


多襄丸③ 村山裕希

最終、村山さんの多襄丸は、もう王道とかそんなまとまり良い言葉じゃ言い表わせないとこまできてます。


今回の公演は、村山さん回で始まり、村山さん回で終わります。

まさにそんな感じです。

圧倒されに来て下さい。

共演者は負けずに喰らいついてます。



そして、

それぞれを更に盛り立ててくれているのが、この人。

音楽担当:染行エリカ

エリカちゃんの音楽センスと遊び心がめちゃめちゃ詰まってます。

ホントに三人の多襄丸それぞれにつける音楽が全部違う。

煽ってますわ〜


煽られてます↓

死霊:徳田祐介(ワイワイワイ)






↓もちろん、煽られてます

女:甲斐祐子(「本読みの時間」)



リハーサルで、初めて3回まとめて通してみたのですが、同じ話を3回演った感じは全くなかったです。

予想以上でした。


面白いです!

大きな声で言えないのが、本当に悔しいけれど、


このユニットでの公演をワイルドバンチで演ることができる、そのことが、今はとても感慨深いです。

好いものにしてきます。


もし、

お時間とお気持ちが許すようなら、開演一時間前までご予約可能です。ご検討下さい。

リピート割も有ります。(予約フォームに割引項目はありません。受付で割引ます)



2/5(土)

13時(村山回)残席2

16時(清水回)満席

19時(友井田回)残席5


2/6(日)

13時(清水回)満席

16時(友井田回)残席5

19時(村山回)残席5