1/20(日)「本読みの時間」愛してた。〜過去ではなく、完了として〜 | 非・劇的な日常

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朗読公演ユニット「本読みの時間」主宰・甲斐祐子です。公演情報は、https://lit.link/honyominojikan にまとめて記載しています。こちらは終演報告がメインかもです。ご了承下さい。

過日。

コモンズフェスタ参加

「本読みの時間」愛してた。〜過去ではなく、完了として〜


終了致しました。


思いがけず沢山の方に聴いて頂き感謝しています。

二公演6作品。

私は大ラスの一本だけを担当しました。


これだけの役者を揃えたのだから。


無言のプレッシャーに見事に応えてくれた3人に感謝と拍手を!



過去と完了について考えていました。


変わらないことと、変わってしまうことについて。


変わらないものを作りたかった。


変わらないものを作るということは結局変わり続けるということなのだと早々に気づいてから随分経った。


ある時、ふと気づく。

過去は完了となり、完了の向こうには始まりがある。

変わり続けなければならないという呪縛を少し外してみたくなった。


そこから始まったもがきの中で、生まれた注釈のような副題。


【過去ではなく、完了として】


確かに愛していた。

こうして愛していた。

愛されていた。

愛し合った。


どんな言葉で物語ろうと、もうその大きな大きな豊かな時間を表現することはできなくて、ただ言いたい。


愛してたよ。


喪失への気づきと、喪失への覚悟。

繰り返し繰り返し様々な形で過去を物語る(振り返る)時間を経て、ただ呟く。


愛してた。


そう、あれるといいな。

なりたいなと、思いながら積み重ねた三週間足らずの日々。


コモンズフェスタ 最終日。

雨の中、早朝からお墓詣りをされるご夫婦がいらっしゃいました。

静かな時間が、窓の外にありました。






二匹の猫の背中を濡らした雨粒が、

青空に変わり、

やがて暮れていきました。



そして、また翌日には綺麗な青空が。

6つのテキストを介して試行錯誤した4人はそれぞれの場所でその空を見たことでしょう。

(グーダラな私は家の窓から青空と太陽の光を感じながら、また寝ました)


空は繋がっている。


そんな当たり前のことに改めて感謝しています。