読んだ(10) | 非・劇的な日常

非・劇的な日常

朗読公演ユニット「本読みの時間」主宰・甲斐祐子です。公演情報は、https://lit.link/honyominojikan にまとめて記載しています。こちらは終演報告がメインかもです。ご了承下さい。

・坂木司『ウィンター・ホリデー』

『ワーキング・ホリデー』続編。

ある日突然見知らぬ子供から「パパ!」と呼ばれた、元ヤン・ホストくんが、リヤカー宅配員に転身。

宅配さんも大変だーってお話と、
親子でも、家族でも、自分以外に自分の気持ち伝えるのって、難しいよね、でも、大事だよねーって、思う。

いや、しかし、もう!
進の、可愛さったら!笑

てか、この親子(父と息子だけじゃなく、母も)、不器用過ぎ!笑

「やり直し」を信じられそうなエンディングが良かったです。
途中の「読ませる感」は一作めの方がダントツにあった。



・井上雅彦 監修『物語のルミナリエ』←再読

もう何度か読もうと思う。
あまり読んだことのない作家さんの作品は、読んだ時の自分のモチベーションでずいぶん印象が変わるなー。

まぁ、読み込んでる作家さん・お話でも、それはそうなんだけど、ちょっと意味合いが違う。



・小路幸也『僕は長い昼と長い夜を過ごす』←文庫化再読

私、これ好きだなぁ~。
小路さんご自身がTwitterとかで売れなかったとか呟いてたけど、小路幸也ファンなら絶対好きだと思う。

とはいえ、私が小路さんを追っかけようと思った作品は「ホームタウン」で、この作品と「ホームタウン」って、よく似てる。
勿論、違う話なんだけど、
「何か」ではなく「誰か」を信じた話。

そこは同じ。
でも、それは小路幸也の小説全部に言えることだな。
再読しても好きでした。
勢いで「小路幸也祭り」が始まっちゃいました(笑)↓↓↓



・小路幸也『ホームタウン』←つられて再読

・小路幸也『空を見上げる古い歌を口ずさむ』←同じく再読

・小路幸也『高く遠く空へ歌ううた』←同じく再読

・小路幸也『そこへ届くのは僕たちの声』←同じく再読

・小路幸也『僕たちの旅の話をしよう』←同じく再読


・辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』←文庫化再読

辻村さんも今、私の中でイチオシ作家さん。
読めるものは全部読みたい!
と思ってる作家さんだけど、このお話は実は初読はちょっとノリきれなかった話。

再読。

やっぱり痛いなー、この子の生き方。ヒリヒリする。
どうしようもなかったのがわかるだけに、ホントに痛い。

この話と『太陽の坐る場所』は苦手だけど、大事な話。



・辻村深月『サクラ咲く』

二つは進研ゼミの「中学講座」に描かれてお話。

そして、その二つの未来形である三つ目は「小説宝石」に掲載されてたらしい。

やっぱり、読み手の年齢がある程度限定されているお話とそうじゃないものって並べるとわかるなー。

でも、三つとも、辻村さんらしくて好きでした。