人が人である理由の重要性を特に 
昨今は感じるのであります。 

【参考】策士策に溺れる
謀略に富んでいる人物は、
あまりに先を読み過ぎてかえって
失敗するものであるというたとえ。 

三國志の曹操と同じような過ちの 
繰り返し… 

元々の人間の感情には 

喜しいから喜ぶ 
怒っているから怒る 
哀しいから哀しい 
楽しいから楽しい 

まずは、これが第一にあります。 

しかし、昨今の情勢には、
これが忘れやすくなり、特に
注意せねばなりません。 

分かるからこそやっちゃいけない 
スパイの手口 
篭の中の鳥として買われる手口が 
不景気になると必ず増えていきます。 

特に中共はそれが上手い… 

それが… 
【方法論】人を操るテクニック 

①下調べ(相手の好きな物を調べる) 
あるいは、事前に相手が困る状況を 
仕組む 
②表情(作る笑顔) 
③共感(相手の内容に合わせて共感する) 
④与える(相手に都合の良いものを与える) 
⑤総合的に話す 
『私は皆の為に』 

これで、気づかない間に手駒に 
される。 
昔からある手口でこれを利用しようと 
するものが、逆に利用されたりの 
繰り返し。 

これを使うことで、騙す人も騙される 
人も感情を見失いやすくなる。 

特に騙す方は感情は関係ありません。
単なる【方法】だけを用いて使う。
  
事前に下調べで調べることは 

唯物的には 
欲望による金が好きな人かどうか? 

唯心的には 
苦しい、悲しい状況なのか? 

と言う欲望や感情は、簡単に言えば 
【アメとムチ】
あるいは、悲劇のヒロインを装う
【マッチポンプ】
方法論でいくらでも
人を騙せる。 

悲しいかな現在、過去永遠と繰り
返される。 

時には、先物取引のようなものを
利用して、故意に市場の物を全て買い
占めて独占し、わざと、問題を

起こして、買い取った物を買わざる
おえない状況にして、事前に買い取った
物を通常の倍以上にして、物を高く
売ったりするような情報でお金を
稼ぐ手法がある。 

しかし、ここに物を作る生産者と 
大きな隔たりが生まれる。例え、
生産者は、人の為に物を作って 
いたとしても、利によって動くものに 
利用され、正しい生産性のバランスが 
崩れていく。 

毛沢東のように、孫子の兵法が好き
だと言うもの程、
実際には、欲望が先にあり、
方法論によって利用されるケースが
少なくない。 

少なからず昨今のニュースによる
方法論による世論に騙されないように
しなければならない。

人間としてではなく、ロボットのように 
自分の感情を無にするのではなく、 
【人】として、
自然状態に還して、感じて、
コントロールをしなければ 
利用される。

これは、私自身への戒めでもあります。
私自身まだまだ感情に溺れそうな事も 
多々あるのであります。 

日々精進

高杉晋作
面白きこともなき世を面白く
住みなすものは心なりけり