私は仕事柄高齢者と接する事が
多いのですが、最近、高齢者から
よくこのような話しを聞きます。

『顔は笑っているけど、
 あの子笑ってない』

『機械みたいだね』

ここで肝心事が
規範や規則を決める前に重要な事が
抜けていると思うのです。

その主な原因が日本に起きてい
『ファシズム』
が進行している。

ファシズムとは?
権力で労働者階級を押さえ、外国に対しては侵略政策をとる独裁制。イタリアのファシスト党の活動から起こる。

ユヴァル・ノア・ハラリ


※演説一部抜粋

ファシズムは 人々が複雑性を無視し 自分だけ楽して 生きようとする時に生まれますファシズムはこくみんとしての自己認識を別として全てのアイデンティティーを否定し  個人は国に対してのみ 責任があるのだと主張します 国が家族を犠牲にせよと 命令したら 家族を犠牲にし 国が何百万人もの人を 殺せと命じたら 何百万人の人を殺すのです 国が真実と美に 背を向けろと命じたら 真実と美に背かなければなりません 例えば ファシストは芸術を どのように評価するでしょう? 映画の良し悪しは どのように判断するでしょう? これは 非常に 非常に単純です モノサシは1つしかありません その映画が国の利益に 供するものであれば それは良い映画で 国の利益に反するものであれば それは悪い映画なのです それだけです 同様に ファシストは 学校で教える内容をどう決めるのでしょう? これもまた 非常に単純です モノサシは1つです 何であれ国の利益に 供することを教えればいいのです 真実かどうかは全く問題になりません 。

ファシズムや独裁が再び起こるかもしれませんがそれは 姿を変え 21世紀の新しい技術の現状に もっと即した形で復活することでしょう 古代の世の中においては 土地は最も重要な資産でした だから政略とは土地を 支配することでした そして独裁とは全ての土地の所有権が 1人の支配者 あるいは少数の寡頭制支配者に 属することを意味しました 近代になると 土地よりも 機械が重要になり 機械を支配しようとする 政略に移りました よって独裁とは 過剰な程 多くの機械が 政府や一握りのエリートの手に 集中することを意味しました 現在では データが最も重要な資産として 土地や機械に取って代わりつつあります 今や政治とは データの流れを コントロールするために骨を折ることであり そして今や独裁とは 過剰な量のデータが 政府や一握りのエリートに 集中することを意味します 。



山本哲士
日本の教育学者。元東京藝術大学客員教授、元信州大学教授。

ポストモダンファシスト
社会主義でも資本主義でもない、SOCIETYism=社会イズムという新たな概念でもって、規範化社会を解読する。規則に従属した日々の営みが、諸個人を不能化し、その不能化が意思をもったときイデオロギーなきファシストという全体主義へ転じる。日本の現在病理を解く。

つまりこれが、現在の働けなくなる
若者を助長しているのです。

ルールを作ってしまえば、
そこに、ルールがあるから

責任は他責の責任に出来るから
考えずとも、楽に出来る。

だから、全て人の責任にする
それを、国家が作り、教育者が

子供にルールを押しつけ、
子供は言われた通り、
人に作られた
『良い子良い子』に育つ。

それに、歯向かった子供は
ファシズムの集団に押し付けられ、

いじめ、働けない人達を増やす。
結局、生産性を下げる結果に
繋げる。

少しでも、現代の日本に気づき、真の自分を知り、少しでも前に進める人達が増える事を心より
願っております。