資本主義とは消費経済であり、必死に商品を作り売り続け、なんとか買わせつづけて消費させ続けなければ成り立たないシステムです。
これは今のお金の発行の仕組み(信用創造)と相性がいいように見えます。
が
欠点といえば今のように物がたくさん溢れ飽和状態になってしまっても経済を成長させ続けなくちゃならないところです。
だから企業は毎年新製品を出し続ける
もともとあった製品に新たな付加価値を加えて
圧縮なんちゃらで美味しいご飯を炊き上げるなんとかジャーとか、羽根がない扇風機とか、とにかくなんでも吸い込んでしまう爆裂掃除機とか、なんでも吸い込むのはヤバいから来年はめちゃくちゃ軽い掃除機を開発しようだとかってわちゃわちゃとやるわけです。
開発コストがかかるので元来のものに新たに付加価値をつけ新製品として売り出します。
もういいんじゃね?
大手企業のみならず下請け会社も孫請け会社も町の小さな工場もその影響をもろに受けて体力のないところからバタバタと倒産してしまいます。
そうなると失業者で溢れ更に消費されなくなります。
このように資本主義経済とはとにかく休めない
休んだらオシマイ
このシステムを皮肉って発せられた言葉が
『働いたら負け』
のあの名言である(笑)
大手メーカーでもすでにアイデアを出し尽くし
開発に手を焼いている。
今年はT兄弟がテレビで流行ってますので開発の頭文字にはTがつくようなT関連で開発を推し進めてみましょう。
いやいや、それもいいけど出川哲朗の
【充電してください】
が大人気だから他人の家の電力を遠隔利用するってのはどうでしょうか?
バカやろう!!
それ犯罪だよね!?
とかなんとか(笑)
マイナスイオンがどうやら身体にいいってテレビで言ってるし、ほんとにいいかどうかは別としても今年はマイナスイオンで製品を開発しよう。
最後は○メトークさん頼みだな
どんなCMうつよりも強烈だからね
こんな感じで
もう生活のためとか良い生活を通り越してひたすら資本主義経済を回し続けるためだけに労働をしている
そこに萎えてしまっている
自分たちのしていることのおかしさをどこかで感じ取っている人たちもいるはずである。
そして次はAiだ
すでに人類はなんにもしなくても生産できる技術をも作ってしまった。
なんでこんなことになってしまったのか?
一度きりの人生なのにその大半を資本主義経済を回すため資本家の利益のために働き続ける。
もうすでに十分な物は揃っているのに
もちろんこの資本主義経済のおかげて物がたくさん溢れ我々の生活も豊かになったのは間違いない。
余談ではありますがアリとキリギリスの童話の話は資本家の戦略であるって説もあります。
働くことをべつに否定しているわけではなく
働くことが好きな人もいます。
働くことにたいする定義が違うのだと思ってます。
高収入ではないにせよ、それをやってて楽しいのならそれは我々が言うところの【働く】とは異なる行いだと思います。
ただ
これからどうするか?
これから我々はなんのために働くのか?
そもそも働くために生まれてきたのか?
【それが当たり前】の当たり前ってやつは
それそのものが恐ろしいことだと感じています。
その当たり前をブッ壊す
それだけのためにブログ書いてます。
アダム・スミスの自由主義
日本はこのアダム・スミスの哲学をもとにした
新自由主義を採用しているわけですが
それを採用した理由を、その経緯をかんたんまとめて改めて記事にしてみたいと思っちょります。
令和になっても相変わらずなブログ内容ですけど、これからマジで大きくシフトしてくっから
いや
もうシフトしちゃってますからね。
哲学・思想ランキング