貪狼化忌(癸干化忌)
貪狼化忌は、破軍が必ず同時に化祿になり、しかも二星は必ず永遠に三方に相会するため、必然的に「星曜互渉」が出現するといった状況になる。
破軍は化祿を最も好み、開創(新しく切り開く/創始する)を象徴するため、貪狼化忌の欠点は、常にこれで補うことができる。多くの状況下では、開創によって無駄な付き合いが増えるだけなので、災いをもたらすほどではない。もし吉曜が会集すれば、何気ない行動が思いがけない結果を生み、貪狼化忌はかえって喜ぶかもしれない。
貪狼化忌と火鈴の同度も、突発を表し、会合する星曜の吉凶を視て決める。吉なら、さらに何気ない行動が思いがけない結果を生む;凶なら、暴起暴落となり、しかも起落の過程は当事者の想定外である。だからこの組星系になったら、投機に適さず、一時の喜びはあったとしても、最後は失敗に終わるのを避けられない。
子宮化忌の貪狼は、女命に最も適さず、もし夫妻宮がこの星曜に拱照されれば、結婚には必ず失意が多い。
一般的に、貪狼化忌は争奪も表すため、破軍化祿の同宮加会があっても、このような性質を改変することはできない。破軍化祿が象徴するのは開創で、それ自体が争奪の意味を持っているからである。推断する場合、注意すべきは主動と被動の区別で、一般的な原則は、刑煞虚耗諸曜を見れば、それは被動を表すため、競争者の挙措を留意する必要がある。
もし貪狼が忌星に変わり、また桃花昌曲諸曜を見たら、しばしば愛情上の争奪を表す。女命が、命宮でこの組星曜に逢えば、感情問題に注意しなくてはならない。主動か被動かを問わず、悪い影響が生じやすく、他人にとっても自分にとっても役に立たないからである。
「羊陀夾忌」の状況下では、貪狼化忌は人に支配されることを表す。この時に貪狼は必ず子宮にあり、祿存が同度して、さらに破軍化祿が会するといえども、美しくはない。命宮にこうした状況があるのは良くない;事業宮では、生涯にわたってビジネスに変化が多いことを表し、最終的に固定した発展目標がなく、星曜が良好でも見かけ倒しを意味するだけである。
六親宮垣の貪狼化忌は、いずれも程度の異なる欠陥を象徴する。特に夫妻宮・福徳宮では、往々にして言葉に出して言えないことを表し、当事者の一生の苦痛になる。
貪狼化忌と火鈴の同度は、分離の兆しで、分離時期の長短は、流年を詳細に調べて決める。
もし六親宮垣に貪狼化忌と陀羅の同行を見るなら、それは感情や思想が通じにくいことを意味する。だから子女宮にこれを見たら、肉親の感情に隔たりが多い。後天的な人間関係のフォローが非常に重要になる。
交友宮(奴僕宮)に貪狼化忌を見るのは、部下が反逆したり、親しい信頼できる人が独り立ちして、自分のライバルになったりすることを表すため、最も不吉である。
疾厄宮の貪狼化忌は、女命であれば、婦人科の病気を防ぐ必要があり、また子宮の不正によって育ちにくいことも表す。
もし貪狼化忌と廉貞化忌が沖会したら、それは性病か、生殖器官の様々な疾患である。