太陽化科(戊干化科)
太陽は本質的に発散であるため、化科をあまり好まない。化科はその発射力を増やし、名誉は明らかになるが、実際の収穫は少なく、しかも必要以上に人から注目されるのも、美しいことではなく、≪周易≫に言うところの「亢龍有悔(過分を戒めなければ失敗滅亡する)」がこれである。
したがって廟旺宮位における太陽化科は、かえって空虚に変わりやすく、化祿・化權のように、実際の収穫を得られない。
太陽化科は百官朝拱を得てこそ、大事を成し遂げることができ、さらに煞忌刑曜の会照がないことも必要である。そうでなければ、いたずらに皆の非難の的になったり、見かけ倒しのために人から利用されたりする。
百官朝拱があれば別で、名実が相伴うようになり、社会公衆が注目する人物になって、その言行は必ず影響を与えられる。ただし文昌・文曲の同会が必要で、それによって俗気がなくなるが、さもなければ社会の有名人になっても、ありきたりで下世話な言行をして、無駄に笑いの種になるだけである。太陽落陷で、昌曲がなければ、凡庸さと下品さはさらにひどくなる。もし昌曲があれば、祿存と同度するのが高格である。
太陽化科は、天梁・昌曲・祿存が同会すると、「陽梁昌祿」中の高格になる。卯宮が最も良く、化祿・化權は、成就はどちらも化科ほど大きくない。しかし利益を得るのは学術研究者か、あるいは科名を得やすいだけで、しかも巨富にはなれない。
太陽化科の富局は、太陰化權と同度か対拱し、そして事業宮に祿存がある場合である。さらに天馬・輔弼・昌曲を得れば、それは決まって若くして発達することを表す。中年前後に挫折があっても、四十歳以後に必ず富貴になり並ぶ者がない。ただし火鈴空劫の同行があると、大きく減色する。
太陽化科は巨門との同拱も好み、口才に有利で、外交界で有名になれる。商売をするなら、広告・伝播業界に向く。天刑が同度する者は、法律に従事すると良い。これはその業界で頭角を現し、際立った人物になれることを表す。
陷宮にある太陽化科は、空劫が同宮するのは良くない。見かけ倒しのために競争・疑惑・嫉妬・怨みを招く。
一般的には、太陽が六親の宮垣を守ると、科星になるのを好み、六親は地位が高く名声があることを表し、少なくとも相当な社会的地位がある。ただし奴僕宮は太陽化科を好まず、かえって部下や配下の名声が自分より上であることを表す。さらに昌曲を見たら、当事者の才智が部下に及ばないことを意味する。
六親宮垣における太陽化科は、六親の庇蔭扶持を得る兆候になることもある。もし命宮に輔弼があれば、特にこれに該当する。
しかし、化科で空劫と同度したり、陀羅が同行したりすれば、六親に能力がないか、むしろ六親から搾取されることを表す。
太陽が疾厄宮を守れば、陽明病を表す。科星に変わっても、この点の性質を改善できなかったり、逆に増強したりするため、推断には注意が必要である。陽明の火盛は肝を傷付けるため、太陽化科は、肝臓病の兆しになる時もある。
太陽は眼病も表し、化科は散光(乱視)を意味する。陷宮で煞を見たら、青光眼(視神経の損傷による視力低下で、緑内障が一般的)である。