太陽化權(辛干化權)
星曜の本質について言えば、太陽化權は化祿より優れていて、化祿は常に生活の贅沢さを表すだけだが、權星に化した場合、かえって自身の事業に専念でき、社会的地位や専門的地位によって成果を得ることができる。
もし太陽化權と巨門化祿が同度か対拱すれば、「異性生財」という意味を持つ。外交の仕事に従事したり、外国機関に勤務したり、外国で名声を築いたりするのに有利である。
「陽梁昌祿」格を成す者にとって、太陽化權は学術の地位を高めることができ、特許発明に最も有利である。もし太陽化權と天梁が同度か対拱して、「陽梁昌祿」格を成さなければ、社会奉仕の職業に有利で、吉曜の同会を見る者も、職業における権威になれるが、言動が極端な方向に走りやすい。
太陽化權と文昌化忌が同度して、「陽梁昌祿」格を成さなければ、事の処理が軽薄で、熟慮せずでたらめに決定して、損失を被ることを表す。
別の角度から言えば、太陽が權星に化した後は、独立性が増加し、開創の能力もそれによって増加する。
したがって太陽化權坐命者は、寂寞に耐えられないことが多い。だから進んで取り入れるべきでない時も、客観的な環境を顧みず、大それたことを企んで進取するため、人生の波乱が増す。推算する際には、才能を隠して時期を待つべき年運に注意して、災難を回避する必要がある。ただし太陽が入廟で、祿存が同度か対拱する状況においては、わりと自由に才能を発揮しやすく有利である。
太陽落陷化權は、落陷によってもたらされる不利を改善できる。これにより多くの場合、故郷を離れる兆しでもある。特に遷移宮が吉利な場合は、出生地を離れて発展するのが望ましい。
太陽化權が命宮を守れば、他人を援助しやすく、さらに文昌化忌を見れば、親戚友人に貸した金が返って来ないことを表す。もし商売人であれば、小売業や現金取引の職業に適している。
太陽化權が六親宮垣を守ると、一般的な性質としては吉利が多く、特に男命の昼生まれは、さらに男性親族の助力を受けることを意味する。
兄弟宮では、太陽化權の意味は、ただ兄弟の数が増えることだけを表す場合がある。子女宮でも同様である。特に太陽落陷の場合、權星に化すと落陷の欠点を改善できる。例えば本来は兄弟・子女が異なる地に離れることを表すが、化權の後は、少なくとも長時間を共に過ごす一時期がある。
太陽化權が父母宮を守ると、父母の庇護を受けたり、上司の抜てきを受けたりすることを表す。ただし煞があれば、逆に人から足を引っ張られる兆候になることがある。夫妻宮でも、同様に微妙な変化がある。
疾厄宮における太陽化權は、一般的な状況では、眼晴の欠陥の可能性が強まる。命宮にある場合も、往々にしてそうである。煞曜の重なりを見る場合、眼晴の欠陥はさらに大きい。
太陽化權は高血圧も表し、文昌化忌と同宮か対拱すると、便秘や痔疾のサインになる。