天梁化權(乙干化權)
天梁は清貴の星で、化權のほうが化祿より良い。化權に当たる場合、天梁が持つ監督・管理の本質をさらに発揮でき、特に専門職の人々に好まれる。
天梁は蔭星だが、刑星でもあり、このような性質は儒家思想に属する。刑法によって庶民を庇護し、政治が清廉明察で刑獄が簡潔であれば、庶民は恩恵を受ける。したがって天梁化權は化祿より優れているが、化科には及ばない。なぜなら天梁が化權の場合、もし煞耗諸曜の同宮加会があれば、主観に流れやすく、さらには頑固になってしまうからである。このような状況は古代社会では比較的に適応しやすかったが、現代社会では原則はすでに少しの価値もなく、街の通りには目立つ人ばかりであるため、命宮天梁で煞曜がある場合、専門職に従事しなければ順調な発展は難しい。
天梁化權は会計監査・コンピュータ・設計・企画などの職業に最も有利である。もし病気性質の雑曜を見たら、医薬の仕事に従事することもできる。政治に従事するのは、決して現代人に適したものではなく、たとえ批評・論評の職であったとしても、時代の流れに合わない恐れがある。
天梁は入廟の太陽会照を好み、權星に変化した場合は特に、太陽の気勢を借りてこそ大衆のビジネスに参加できることを表す。したがって天梁化權は、社会的な仕事を担うのを好み、あるいはマスメディア・広告業界である。この時に權星がもたらす利益は、大衆の信任を得やすい。だから天梁化權は、さらに輔弼・昌曲・三台八座・恩光天貴といった諸曜の同宮加会や朝拱を好む・・・もし太陽落陷なら、光熱が足りず、かえって大衆に直接向き合う職業に従事するのは不利になる。
天梁は一般的に名の象徴で利の象徴ではない。ただし遷移宮の天梁化權が祿馬交馳の場合、異郷での商売で巨富を成すことを意味する。これは天梁天馬が本来、故郷を離れることを表し、そして化權が祿を得て、異国から高く評価され、その結果として裕福になることを表す。
天梁が高い評価を受けるのは、誠実で信用を守るからにほかならず、化權の場合、誠実で信用を守る意味が増す。
天梁は孤剋の性質を帯びていて、化權の場合でも、孤剋の意味は減少しないため、六親の宮垣に居るのは良くない。化權によっていくつかの不利な性質が強くなることもある。
例えば夫妻宮に天梁を見たら、妻は三歳以上年上であるのが良く、もし天梁化権なら、往々にして年齢差はさらに大きくなることを表す。これは化權が不利を強められる一例である。
また子女宮に天梁を見たら、流産・早産に注意しなければならないが、天梁化権なら、その可能性はますます大きくなる。さらに火星・鈴星・天馬を見れば、流産・早産は連続して発生する。
天梁が疾厄宮に入ると、しばしば重い症状が多く、化權なら、常に慢性病にかかりやすいことを表す。例えば胃腸病・リウマチ・麻痺・痛風・三叉神経痛などである。生命の危険はないが、病状はいつまでも続きやすい。
ただ、天梁は風邪をひきやすいことを表すが、化權になると風邪をひきにくくなる。これが化權と不化權の違いで、注意して体得しなければならない。