文曲化忌(己干化忌)

 

文曲化忌と文昌化忌は異なり、文昌化忌のサインは、主に契約書や小切手など文書にあるが、文曲化忌は、口頭契約の失敗も含まれる可能性がある。

現代人は株式市場・金市場・先物市場での投機をとても好み、その取引は口頭契約に頼ることが多いが、文曲化忌の場合、こうしたミスを防ぐ必要がある。例えばブローカーが注文を間違えたり、売買の直前に急に考えを変えたりするものである。

文曲化忌と天機化忌が相沖会する場合、投機に対して特に不利で、その表れ方は先勝後敗、初めのうちは連勝するかもしれないが、収穫が分からず、最後は全滅してしまう。対処法は、うまく行っている時に引き上げることである。

福徳宮の文曲化忌は、賢い愚か者を表し、賢い人が愚かなことをする。もし煞か空劫が同度すれば、賢さをひけらかすことで、かえって損失を招く結果になり、賢い愚か者とは異なるので、注意深く区別すべきである。

 

巨門は文曲化忌と同度するのに適さず、もし同度すれば、是非口舌(言葉の行き違いから生じるいざこざ)の反応になる。ただし、文曲化忌と同時に、天梁は必ず科星に変わる。この時は太陽に関係し、もし太陽が落陷なら、是非口舌の解消は難しく、太陽が入廟なら、是非口舌を招いても、結局は大勢の同情を買うことができ、かえってトラブルによって名誉を手にすることが可能になる。

文昌化忌と文曲化忌が沖会する場合、状況はかなり深刻で、わけの分からない状況下で損失を被ることになりやすく、その損失は必ず文書契約と関係がある。もし同時に太陰を見れば、盗難や詐欺の象徴になる。

もし昌曲が天相を挟み、文曲化忌なら、いともたやすく「刑忌夾印」の格局を構成し、当事者には辛く苦しい胸の内があり、自分に不利と知りながら、文書契約を締結し、それによって損失を受ける。

文曲化忌の反応は、必ず正曜と併せて考慮する必要がある。

 

六親宮垣にある文曲化忌は、例えば葬儀のように、性質が非常に深刻な場合がある;しかし、例えば結婚時に主催者が不在といった、性質がとても温和な場合もある。

興味深い例がある。当事者の夫妻宮は文曲化忌で、結婚した年の夫妻宮は文曲雙化忌だったが、披露宴を台風が襲ったため、出席したのは招待客の二割に満たなかったというものである。

しかしいずれにしても、文曲化忌は紆余曲折・不本意・不愉快と見ることができる。だから六親宮垣に文曲化忌を見たら、儀式や礼節において何らかの欠陥があることに注意しなくてはならない。

 

疾厄宮に文曲化忌を見れば、とても重要な凶象がひとつあり、それは破軍と文曲化忌が同行する場合で、重大な事故を表す。しかし必ずしも水厄を意味するわけではない。

文曲化忌と廉貞化忌の沖会は、膿・はれもの・しらくも・疥癬といった皮膚病を表す。文曲化忌は破相(怪我などによって顔付きが変わる)の場合もあり、女性は特に傾向が強い。天梁と文曲化忌の同行は、疱疹・麻疹である。