●日月照壁格(じつげつしょうへきかく)

 

太陽・太陰両星が丑・未の田宅宮にあり、祿存・科權祿・左右・昌曲・魁鉞と同宮加会する構造パターンを日月照壁格という。つまり、命宮破軍在辰戌の命盤がこれに該当する。

この格局の人は一生のうちに不動産が多く、そこには相続・購入・贈与などが含まれる。そして大量の田畑や家屋を持っているので大金持ちになる。大地主の格局といえる。

 

庚(太陽化祿)・辛(太陽化權/祿存三方会照)・丁(太陰化祿)・戊(太陰化権/祿存三方会照)年生まれの人は上格、その他年生まれの人はやや劣る。田宅主の太陰入廟の丑宮が未宮よりも優勢で、同宮する太陽は田宅のことに直接かかわりを持たない。

 

もし命宮三方に兇煞が多ければ貧賤の命に属し、田宅宮の吉作用は役に立たない。また落陷の太陽・太陰を忌み、これらに該当する命主は生涯にわたり苦労を免れない。

 

天梁

 

七殺

 

 

 

廉貞

 

紫微

天相

 

 

 

 

天機

巨門

 

 

破軍

 

命宮 

貪狼

 

太陽

太陰

田宅 丑

武曲

天府

天同

 

 

天同

 

武曲

天府

太陽

太陰

田宅 未

貪狼

 

破軍

 

命宮 

 

 

天機

巨門

 

 

 

 

紫微

天相

廉貞

 

 

 

七殺

 

天梁