改運講習の生徒さんからこんな質問を受けました。
「先生の紫微斗數は何派ですか?」

私は独学ですから何派でもありません。敢えて言うなら格局派です。
格局とは構造パターンのことで、紫微斗數の教科書である<紫微斗數全書>は、全編がほぼ格局で埋め尽くされています。
星情派でもありますが、単星の性質をいくら学んでも、独坐でない限り実践には役立ちません。なぜなら、二星以上が同宮や三方四正に会合する場合、星曜の配合によって性質が変わってしまうからです。さらに入る宮位によって輝度が変わりますし、星曜と宮位との五行関係もあります。

たとえば、貪狼と火星が同宮するか対宮にあれば「火貪格」となり、暴発運が発生します。貪狼と陀羅の同宮は「風流彩杖格」となり、賭博や飲酒を好み官能場所に入り浸ります。天梁が巳亥で天馬と同宮すれば「梁馬飄蕩格」となり、束縛を嫌い流浪して仕事も感情も不安定です。亥子(水位)で破軍(属水)と文曲(属水)が同宮すれば水厄の暗示です。廉貞+七殺+擎羊は「路上埋屍」で交通事故に要注意です。

行運については大限(十年運)を重視します。紫微斗數の大限は驚くほどよく当たります。大限・小限と呼ぶからには、一年運は太歳よりも小限主体でしょう。だから私は太歳派ではなく小限派です。

あらゆる宮から四化星を飛ばして命運を読む飛星四化には強い関心を持ちません。しかし生年四化・大限四化・太歳四化が織りなす相関関係は、吉凶を操るきっかけになっていると考え、主に化忌による心身への影響を研究しています。そういう意味で飛星派ではありませんが、四化星に頼る部分もあります。