最近のお気に入り?は腸腰筋。股関節を屈曲させる筋肉で、眼を酷使すると緊張したままになる話は何度も記事にした。

 

それでね、座位で股関節を屈曲しているというのは防御姿勢よね。スマホで眼を酷使するだけではなく、読書に熱中しているときでも上半身は屈曲する。これは結局、イキモノとしての人間の脳のキャパを超えた量の情報を取り込んだことに対するカラダの反応なんだろうと思う。脳が「このままではヤバイ」と判断して、腸腰筋を緊張させて防御姿勢を取る、ということね。

 

先日心理職の先生と話す機会があったんだけれどさあ、「トラウマは腸腰筋を緊張させる」らしい。スマホを見続けている人の(あるいは読書に熱中している人の)脳はトラウマを受けたときと同じ反応をしているということ。ところが難儀なことに人間は情報を摂取することを「快」と感じるのよ。だから「脳」に良くないとわかっていてもスマホを見るのをやめられない。

 

昔ちょっとだけ習いに行っていた「真向法」という体操があってね、4つある体操でハムストリングスと大腿四頭筋、内転筋群と腸腰筋をストレッチできるように工夫されている。創始者の長井先生はご自身の脳血管障害のリハビリとしてこの健康法を考案されたという。

 

股関節界隈の緊張を緩めることはたぶん現代人が思っている以上に重要なことなんだろうね。