翳風再び(鼻詰まりの話) | クラニオセイクラルな日々-あたまをさわれば幸せになる

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大阪市淀川区西中島かなや整骨院院長のブログ

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オレのお気に入りの経穴、「翳風(えいふう)」。耳朶の裏側の、口を開けるとちょっと凹むところ。ここにテープでも粒鍼でも貼ってあげると大きく口を開けることができるようになるし歩行時のバランスも改善する。

 

ウチの治療院で手技の研究会をやったんだけれどさあ、その時に翳風の話が出たの。参加してくださった同業の先生の翳風にテープをちょこっと貼ってみた。それからしばらくしてその先生が「なんか鼻がすごい通る」と喜んでくださった。

 

経穴=ツボ、というと「これこれの症状にはこの経穴を刺激する」みたいなイメージなんだけれど、東洋医学の専門家、はり師とかきゅう師の先生はそういう使い方はしないという。一般向きの経穴の書籍には翳風の効能として「三叉神経痛、顔面のけいれん、乗り物酔い」とあるけれどいろんな症状に効果がある。鍼灸の免許を持たなくて理論とか知らないから却って色々使えるのかな。

 

ちょうど第1頸椎を触診できる位置なので、バランス調整に重宝している。

 

オレも先日、晩飯の最中になんの拍子か鼻が詰まってしんどかった。鼻が詰まると食べ物のおいしさが半減するよね。それで梅干を食べたときにね、鼻が「すっ」と通った。偶然なのかなんか理由があるのか。