骨盤調整と自律神経 | クラニオセイクラルな日々-あたまをさわれば幸せになる

クラニオセイクラルな日々-あたまをさわれば幸せになる

大阪市淀川区西中島かなや整骨院院長のブログ

ココロに効く、カラダに効く、クラニオセクラル・セラピー

コンニチハ。阪神電鉄千船駅下車1分、頭蓋仙骨療法のかなや整骨院です。

ご無沙汰しております。何やかやと動きがあってブログの更新をサボっておりました。

臨床を始めた頃は、自然良能会の骨盤調整法をメインに使っていました。

骨盤の仙腸関節が歪むと、その歪みは全身に波及して様々な症状を起こす。

だから仙腸関節を調整することで、腰痛や肩こりはもちろん、あらゆる症状が改善していく。

カイロプラクティックでいうメジャーを仙腸関節と考える治療法です。

極めて効果的な手技ではあるのですがそれでも時折、反応の良くない患者さんがおられます。

例えば施術後、仙腸関節が調整されて身体はラクになった筈なのにそれが実感できない。主訴の他にもあちこち痛いはずなのに症状が自覚できない。 

創始者の五味雅吉先生はそういう方は、「自律神経失調」である、と説明しておられました。

骨格の歪みが長期に渡り、それに伴う痛みなどの症状も慢性化して、自覚することができない、くらいの意味だったと記憶します。

ところがね、ワタシはココロの問題を抱えたクライアントを拝見することが多いのですけど、所見をとるとやっぱりカラダにも歪みがあります。

これはココロの問題がカラダに、「緊張しろ」ていう命令を出しているからに他なりません。
もちろん骨盤も例外ではないです。

見つけたカラダの緊張を手技療法で緩めるとココロの問題も改善していきます。

ようはカラダの歪みが先かココロの問題が先か、て言うことなのですけど、

「骨盤の歪み」が直接的、間接的を問わず外力によって起きる仙腸関節のズレ、と考えるよりも、

ストレスによって骨盤内筋群が緊張して骨盤がたわむ、と考えるほうが合理的なように思われます。

ひょっとしたら骨盤調整も、骨盤を刺激することで骨盤内筋群の緊張を緩和して、自律神経の緊張を緩和することが作用機序なのかもしれません。
ワケのわからん理屈こねてたら食ってまうぞ。