コンニチハ。
かなや整骨院です。
人間の腕はまっすぐではなく、上腕に対して前腕が少し外反しています。この角度をキャリングアングルとか運搬角とかいいます。
ところが、肘の上のところで骨折すると(上腕骨顆上骨折)、このキャリングアングルが減少することがあります。
骨片の回旋転位が十分に整復できなかったのが原因とされます。
この変形を「内反肘」と言います。
上腕骨は変形していますけど、肘関節そのものは無傷ですから機能障害は少ないとされます。
ただし野球のボールを投げたりするときにキャリングアングルが減少していると、それを代償するために肩を大きく動かさなければなりません。
そのせいで肩を傷めたクライアントを拝見したことがあります。
それからもっと切実なのが、「前に倣え」
上腕骨顆上骨折は小学生くらいに好発します。
もし変形治癒して内反肘が残ってしまうと、普段はそんなに目立たないらしいのですが、
前に倣え、で肘を伸ばすと内反肘はものすごく目だつそうです。小学生は前に倣えを1日に何回も繰り返しますからそれは気になるでしょうね。
普通骨折は多少変形治癒してもだんだんもとに戻るのですが、
内反肘はずっとそのままです。
先日クライアントからご質問があったり、学校の授業でこの骨折の話をしていたり、していました。
たまには骨接ぎらしい話題です。
国家試験にも出題されることがあります。ただし上腕骨顆上骨折を柔道整復師が整復することはすごく少なくなってきていますも

