鼻呼吸していますか?
       ~姿勢を変えると鼻呼吸になる~
 
           
 
       あなたが普段しているのは、「鼻呼吸」、それとも「口呼吸」でしょうか?
 
寒い日が続いていますが、お体の調子がどうでしょうか?
空気が乾燥しているので、風邪ウィルスやインフルエンザウイルスが活動しやすくなっています。
そんななか、口で呼吸をしていると、外気が「喉」を直撃します。
すると、外気と一緒にウィルスが喉に付着します。
 
体力があるときは、ウィルスに勝つことができます。
でも、寝不足や、寒さによる身体へのストレスなど抵抗力が落ちているときには、ウィルスに負けてしまいます。
 
そのリスクを少しでも下げるには、「鼻呼吸」です。
 
口呼吸のデメリットは、ご存じだと思いますが、少しだけ上げてみますね。
 
1、口臭の原因になる
2、虫歯になりやすい(歯周病も)
3、喉を痛めやすい
4、風邪などを引きやすい
5、免疫力を下げる
6、アレルギーを起こしやすくなる
7、歯並びが悪くなる
8、鈍い表情になる(ポカンとした表情)
 
などなど、あります。
 
上記のように、「口呼吸」が良くないのは、これを読んでくださっているあなたもよくわかっていると思います。
「口呼吸」から「鼻呼吸」に変えようと努力しても、なかなか出来ないのです。
 
試しに、ネットで口呼吸と検索すると、いろんな「鼻呼吸」をする方法がありますが、大変そうです。
 
そして、ただ単に今の状態で、口呼吸を鼻呼吸に変えようと思っても、かなり大変だと思います。
 
なぜなら、身体が「口呼吸」をする状態になっているからです。
 
 
身体が「口呼吸」する状態とはどんな状態かといういと、
胸を張っている状態です。
 
この胸を張っている状態とは、「息を吸う」ときの状態と同じなのです。
息を吸うときは、胸が上がって(張って)います。肋骨が上がって広がることで肺を広げ空気を取り込みます。
 
この胸を張っているのを常にしている状態なので、肺が十分に縮むことができずに次の空気が取り込みにくくなっているのです。
 
理科で使うスポイトに水を吸おうとするとき、空気の張っている頭の部分が完全に膨らんでいる状態からギュッと押しつぶすと、十分に水が吸えます。
もし、その頭の部分を最初から半分ほど潰した状態にしてから、水を吸おうとすると、それほど吸うことができません。
 
これと全く同じことが胸と呼吸の関係でも起きています。
 
胸を張っている(上げている)と、肺に空気が十分に取り込めないのです。
 
すると、身体は十分に空気を取り込もうと、回数を多くしようとします。
しかし、この回数を多くする方法は、身体もメンタルも緊張させてきます。
 
どういうことかといういと、
「浅い呼吸で、早く呼吸」をイメージしてみてください。
「過呼吸」のようになりますよね。
身体もメンタルも緊張してきます。
 
身体には、自分を守る力が備わっているので、「浅い呼吸で早い呼吸」をやめて別の方法を考えます。
それが、「口呼吸」なのです。
 
マラソンやスポーツなどで激しく身体を動かすと、身体に必要な酸素を取り入れるため、口で呼吸すると思います。
 
それと同じことが、日常的に身体に起こっているのです。
 
身体としては、「必要な酸素」を取りいれるために口呼吸をしているので、言わば身体を守るたです。
「意志」の力で鼻呼吸にしようと思っても、必要な酸素量を確保するためには「口呼吸」になってしまうのです。
 
だから、「口呼吸」を「鼻呼吸」に変えるのは難しいのです。
 
 
でも、「身体」に必要な酸素量が入るようにしてあげれば、自然と「鼻呼吸」になるということなのです。
 
この「身体」に必要な酸素量が入るようにするには、「胸を張らない」(胸を下げる)ようにすればいいのです。
 
そうなんです、「姿勢」を変えれば、本来の「姿勢」にすれば、自然と「鼻呼吸」になるのです!
 
ここで、実際に「口呼吸」から「鼻呼吸」に変わった方のお話しが下の動画にあります。
この動画は「運命を変える姿勢」講座を受講されて、オンライン講座用の「リアル講座」編に出演してくださっている方の感想です。
 
 
山田さんがお話してくださった「頭」と「舌」の位置を変えるには、
「胸」を張らないようにしないとできないのです。
 
姿勢を整えていくには順番があるのです。
なぜなら、身体はパーツごとに分かれていなくて、繋がっているからです。
 
身体を一つのビルと考えてください。
1階が少し歪んでいると、高層階に行けば行くほど歪みが大きくなります。
それと同じなのです。
 
それについては次号のブログに書きますね。
また、
実際に、「胸を張らない」 ⇒ 「胸を降ろす」方法は、メルマガに詳しく書きました。
次回のブログに、「胸を降ろす」方法も書こうと思いますが、先にメルマガで読んでいただくと、分かりやすかもしれません。
 
メルマガ「運命を変える姿勢の法則」で、この号の内容タイトルは、
【あがり症を防ぐ方法 姿勢でメンタルをコントロールする方法 2】です。
 
 
(別画面で開きます)
 
 
オンライン講座、「運命を変える姿勢」講座の「リアル講座」編は、現在準備中です。
準備でき次第、また、お知らせしますね。