『一神教』

 

神は唯一であり、

普遍的に神と呼ばれる至高の存在であるという信仰。

 

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が

その典型とされます。

(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は同じ神を信仰)

 

 

『多神教』

 

神や超越者(信仰の対象)が、多数存在する宗教。

 

神道、ヒンドゥー教など。

 

 

 

一神教と多神教の違いは、

単純に考えることができ、神の数です。

 

神は唯一絶対の存在で、

他に存在しないと考えるのが一神教。

 

異なる個性を持つ

多くの神が存在すると考えるのが多神教。

 

 

一神教は、

信仰の対象が限定されているので、

熱心な信者が多いです。

 

その反面、

他の宗教を認めない、

不寛容な一面があります。

 

一神教と多神教、

勿論、どちらも信仰の自由です。

 

しかし、世界が1つになるという考え、

世界連邦政府樹立を推進するならば、

私は多神教への理解を求めます。

 

 

 

神道は多神教になります。

 

だから、神社では

それぞれ色々な神様が祀られています。

 

全ての神社が

同じ神様を祀っているのではない点で、

神道が多神教であることが明確にわかります。

 

 

縁や相性などで、

特定の神社が好きということはあるでしょう。

 

同じ神社ばかり行くことはあるでしょう。

 

神社参りが偏る傾向はあるでしょう。

 

別に良いと思います。

 

私たちには、

感性、フィーリング、好みがあるのですから、

ある意味、自然なことだと思います。

 

それは良いのですが、

違うのはこうなった時です。

 

特定の神社しか行かない。

 

1つの神様しか祈らない。

 

これでは多神教になりません。

 

多神教として、これは本質から間違っている

と言わざるを得ません。

 

特に、好きな神社に

重点的に参拝に行くのは良いですが、

そこだけに限定したら駄目です。

 

やはり、多神教なので、

色々な神社に参拝に行った方が

本質に適っています。

 

 

餅屋は餅屋です。

 

良縁が欲しければ、縁結びの神社。

 

金運が欲しければ、金運の神社。

 

健康運が欲しければ、健康運の神社。

 

勝利が欲しければ、戦勝の神社。

 

それぞれが得意の神様がいる神社に参拝すべきです。

 

それが多神教です。

 

 

そして、もう1点あります。

 

色々な神社に参拝して、

色々な御神徳を頂く意義です。

 

色々な御神徳を頂くと

参拝者自体の働き、役割が多様化していきます。

 

万能に進んでいきます。

 

万能こそ神人。

 

神人合一の道を進みましょう。

 

 

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