『観音菩薩』

 

 

 

観音様として、

古くから多くの人々に親しまれている観音菩薩。

 

衆生に応じて変身し、

すべてを救済する大慈大悲の菩薩。

 

 

 

多くの人々に愛されている観音ですが、

観音は菩薩です。

 

菩薩は、修行中で如来が最上位。

 

如来は、悟りを開いた人。

 

菩薩は、如来の衆生救済の補佐役。

 

 

このように捉えると

観音は、その圧倒的な人気の割には、

あまり偉くありません。

 

あまり偉くないのに、

何故、そんなに人気があるのでしょうか。

 

 

観音は、仏界に現れ出た姿。

 

では、観音の神界の姿とは、何でしょうか。

 

要は、観音の正体とは何か。

 

観音の正体とは、

宇宙を作った創造主。

 

なんと、万物の創造主が観音の正体。

 

 

創造主なら、一番偉いわけですが、

何故、仏界に現れ出ると

位が下がるのでしょうか。

 

それは一番偉いからです。

 

究極的に偉いからです。

 

まさに、

「実るほど頭が下がる稲穂かな」

を地で行っているわけです。

 

中途半端に偉いと、

尊大な態度で威張ったりするわけです。

 

それに、そもそもとして

下まで降りていきません。

 

しかし、偉さが極まると

下まで降りて行って、

慈悲慈愛を実践するのです。

 

本当に、凄いですね。

 

 

密教では、大日如来が本尊。

 

曼荼羅を見れば一目瞭然です。

 

大日如来が中心で、

観音は、その左下に描かれています。

(胎蔵曼荼羅)

 

 

浄土教では、阿弥陀如来が本尊。

 

観音は、阿弥陀如来の脇侍です。

 

 

仏界では、他の仏の配下となり、

衆生を救済する観音。

 

しかし、その本当の姿は、

一番偉い創造主。

 

何故?

 

それは究極の慈悲慈愛だからです。

 

究極に偉い存在は、

究極の慈悲慈愛の存在。

 

それが創造主。

 

それが観音。

 

 

現代風に例えましょう。

 

創業者社長は、

次の社長へバトンタッチしました。

 

しかし、創業者は、

会社の人たちが心配でなりません。

 

皆、元気で頑張っているのだろうか。

 

皆、楽しく仕事ができているのだろうか。

 

会社に見に行きたい気持ちはやまやまですが、

しかし、既にトップを譲っています。

 

創業者である自分が会社に行って、

社員を指導したら、

引き継いだ社長の立場がない。

 

そこで、創業者は、姿を変え、

清掃員として、

会社に携わることに。

 

誰よりも早く朝一番で会社に来て、

会社を綺麗に清掃する。

 

社員が出勤してきます。

 

その社員に対して、

明るく優しく笑顔で、

「おはようございます」

「今日も頑張ってください」

そういう言いながら、

いつも応援している。

 

社員たちは

「明るく元気なおじさんだ」

と思い、いつしか親しまれる存在に。

 

しかし、その清掃員の正体が創業者であることは、

誰も知らない。

 

 

時代劇で言えば、

「遠山の金さん」、

「水戸黄門」などが、

観音バージョンですね。

 

本当は位が高いのに、

姿を変え、

庶民の中に降りて、

真相を突き止め、

救っていく。

 

 

さらに、私流に言えば、

変身ヒーローもの。

 

ウルトラマン、仮面ライダーなどが、

観音バージョンですね。

 

変身して、正義の為に戦う。

 

変身して、人類を助ける。

 

その姿は、まさに観音の姿。

 

 

何故、このような作品が昔から人気があるのか。

 

そこに観音の姿を感じるのかもしれません。

 

 

観音は、三十三相に変身します。

 

三十三は、実際に変身する数であるのと

それだけたくさん、

という意味もあります。

 

何故、観音は変身するのか。

 

すべて、すべては、

衆生を救済する為。

 

その衆生ごとに合った姿に変身して、

観音は救済している。

 

観音の変身とは、慈悲慈愛の極み。

 

 

 

私たちは、生まれ変わり死に変わりを

繰り返しております。

 

輪廻転生しています。

 

例えば、

前世では、僧侶。

前前世では、学者。

前前前世では、武士。

前前前前世では、役人。

 

そして、今世では、経営者。

さらに、来世では、芸術家。

 

何故、このようなことをするのでしょうか。

 

勿論、御魂磨きです。

 

輪廻転生の理由は、御魂磨きです。

 

では、何の為に、

御魂を磨くのでしょうか。

 

それは観音になる為です。

 

輪廻転生を繰り返し、

色々なことを体験、体得し、

万能に一歩、一歩近づいていく。

 

そして、万能になったら、

どうなるのか。

 

それは観音。

 

観音に他なりません。

 

 

私たちは、日々

観音になる為の修業をしています。

 

私は観音、

あなたも観音、

皆、観音。

 

それは、皆、

創造主の一部となり、

宇宙そのもの。

 

 

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