『菊理姫』
(きくりひめ/くくりひめ)

 

白山神社に祀られる白山比咩神(しらやまひめのかみ)

と同一神とされます。

 

 

 

菊理姫は、

古事記、日本書紀の正伝には登場せず、

日本書紀の異伝に一度だけ登場。

それがこの場面です。

 

 

伊邪那美命は、

最後に火の神・加具土命を生み、

火傷して死んでしまいました。

 

夫である伊邪那岐命は、

亡くなって黄泉の国にいる妻の伊邪那美命に、

何としてでも会いたいと

黄泉の国に行きました。

 

そして、伊邪那美命のいるところまで

辿り着きました。

 

その時、伊邪那美命は、

「絶対に私の姿を見るな」

と言いました。

 

しかし、どうしても会いたい伊邪那岐命は近づき、

伊邪那美命を見てしまいました。

 

その姿は、醜い腐乱した姿。

まさに、化け物の様相。

 

これに驚いた伊邪那岐命は、逃げました。

そして、これに怒った伊邪那美命は、追いかけました。

 

黄泉比良坂で二人は、

言い争いになりました。

 

この時に現れたのが、菊理姫。

 

菊理姫は、伊邪那岐命に何事かを申し上げました。

 

すると伊邪那岐命は、

菊理姫を褒めて、去って行きました。

 

 

菊理姫の登場は、

このワンシーンだけです。

 

しかし、このワンシーンだけで、

仲裁のできる神様なのがわかります。

 

それだけではありません。

 

伊邪那岐命と伊邪那美命の仲裁ができる立場です。

 

伊邪那岐命と伊邪那美命と言えば、

神生み、国生みの夫婦神として有名です。

 

また、天照大御神、月読命、須佐之男命という

日本神話の主人公的な存在の両親でもあります。

 

要は、伊邪那岐命と伊邪那美命は、

相当に位の高い神様なのです。

 

その伊邪那岐命と伊邪那美命の仲裁をした

ということなので、

菊理姫がどれだけ位が高いのか。

 

 

例えば、現代風に会社内で考えてみましょう。

 

A課長とB課長が社内で喧嘩をしたとしましょう。

 

役職下の係長が止めに入っても、

なかなか止まらないでしょう。

 

両課長から、

「お前は引っ込んでろー」

と言われそうです。

 

しかし、役職上の部長が止めに入ったら、

一旦喧嘩が中断できそうです。

 

ましてや、トップの社長が止めに入ったら、

何事もなかったかのように、

両課長は、退散するかもしれません。

 

 

位の高い伊邪那岐命と伊邪那美命を仲裁した菊理姫。

 

それに値する位があることは明白です。

 

 

 

菊理姫の読みは、

キクリヒメ、ククリヒメ。

 

ククリヒメのククリは、括り。

 

「括る」の意味は、

紐や縄などを掛けて、

バラバラの物を1つにまとめて縛る。束ねる。

 

物事にまとまりをつける。締めくくる。

 

 

 

神仕組とは神様の計画。

 

その神様の今の時代の計画は、

世界を1つにし、平和にすること。

 

それはつまり、

世界連邦政府を樹立すること。

 

神様の計画の今の主宰神が、菊理姫。

 

普通に見れば、

世界はバラバラで、

とても1つになるとは思えません。

 

そんなバラバラの世界を1つにまとめ、

締めくくるのが菊理姫。

 

これは菊理姫しかできません。

 

 

今は、菊理姫の時代。

 

その意味は、世界が一つになるということ、

世界が平和になるということ、

世界連邦政府が樹立されるということ。

 

 

 

謎多き菊理姫。

 

菊理姫に関しては、謎ばかり。

 

しかし、謎だからこそ魅力的。

 

菊理姫のことをもっと知りたい。

 

なんで謎多き女神なのか。

 

それもまた菊理姫の演出に思えてならない。

 

 

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