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神社の祭神を動かす方法と言えば、

なんか途轍もなく凄い秘術のように聞こえますが、

そんなことはありません。              

 

要は、誠意を示す。

これを体現すれば良いのです。

 

そのキーワードの一つが、「わざわざ」。

 

「わざわざ」を行えば、

祭神は動きます。

 

 

 

以前、団体参拝ツアーを企画して、

地方の素朴な神社に行きました。

神職の方々、

皆さん嬉しそうに、

大歓迎してくれました。

東京からこの人数での団体参拝は、

なかなかないみたいです。

 

神主さんの笑顔で、

祭神の声が読み取れました。

「わざわざ来てくれて有難う」と。

 

 

 

昔、サラリーマンで営業だった頃、

ある業界に営業をかけたいと考えました。

 

N社長が、その業界で

活躍していたことを思い出し、

先ずは、N社長に連絡。

そうしたら、もう第一線を退いているから、
俺は頼りにならないとの返答。

 

それでも会って、

一度お話したいと申し出ました。

 

N社長は、地方に住んでいます。

休日に、私は、

わざわざそのために

N社長の宅にお邪魔しました。

 

業界の話を色々聞きました。

そして、N社長は

ある三人の連絡先を教えてくれて、
こう言いました。

「俺は退いたから、この三人の方が詳しい」

「俺から紹介されたと言って、色々聞け」

 

そして最後に一言
「わざわざ来て、手ぶらで返すわけにもいかん」

 

 

 

 

知人から、出版記念パーティの招待状が来ました。

しかし、その日は、用があって行けません。

「遅れても良ければ行けるかもしれません」

と返答すると

「遅れても良いから是非来てくれ」

「一人でも多くの人が来て盛り上げたい」

と私に言いました。

 

当日、用が思ったより早く済み、

なんとか閉会までには間に合いそう。

 

遅れましたが、パーティ会場に到着。

 

そうしたら、主催者である知人がすぐに気づき、

私のところ来て握手。
 

そして満面の笑みで一言
「わざわざよく来てくれた。本当に嬉しいよ」
 

 

 

神社では、祭典、奉納行事、催し物など

各種色々なことが行われます。

祭神は、盛り上げたいと思い、

多くの人に来て欲しいでしょう。

わざわざ・・・。

いや、喜んで行きましょうか。