昨日、内容の良い本でも
翻訳によって、大変読みにくく
なってしまうと書きました。


最近は、そういう傾向が減っていると
感じていますが


昔 訳されたものを読むと
「これでは、翻訳ものが
敬遠されるのももっともだな」
と思うものがたくさんあります💦


プロの翻訳者でなく、
大学教授などの英語がわかる人が
訳した、または監修していた時期が
あるのでそうなのかもしれません。


正確な訳が読みやすいとは限りませんから~


そこで、翻訳者としては


いかに正確に原作者の意図を伝えつつ
読者が読みやすく、理解してもらえるか


ということに知恵を絞る訳です(*^^*)


わたしが翻訳を習ったときには
流行語やカタカナ語は極力使わないこと
と教わりました。


印刷物は長く残るので
流行が終わってしまったときに
意味が通じなくなると困るからです。


カタカナ語は日本語として定着すれば
いいのですが


一時的に使われて、なくなることもありますね。


日本語にした方がわかりやすいのに
カタカナ語になっている訳がたくさんあります💦


最近耳にする言葉では、
アドボカシー制度。


それってなんですか?
という感じですよね~💦


権利擁護制度なのだそうですが


説明がなくてはわからない
カタカナ語をそのまま使うのは
ひどいです(><)


新しい用語を導入するときに
どう訳すかは、とても大切。


その後、それがずっと使われますから…


わたしも、以前、ずいぶん
悩んだことがありました。


皆が知らないカタカナ語よりも
読んで一瞬でわかる日本語にできれば
それに越したことはありません(*^^*)


これからも、より良い翻訳を
心がけていきたいと思いますが、


プロの翻訳家は皆さん
同じ気持ちだと思います。


そうではないところで
このように変な言葉が出てこないよう
願うばかりです(-_-;)


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