カウンセラー養成講座主宰している新田です。
カウンセラーになっている人、なりたい人は
自分が悩んでいるときに、
カウンセラーに出会って助けられた経験から、
今度は助ける側になりたいと思っている人がほとんどでしょう。
カウンセラーになったけれど
なかなか自信がもてなくて、
もっとよりよい理論やノウハウを求めて
今でも学んでいる人が少なくありません。
私も 理論やノウハウは大事だと思うし、
学び続けるという姿勢は必要でしょう。
でも、一番大事なのは
「カウンセラーの在り方」です。
「在り方」は理論理屈でなく
体得するしかないのですが、
あえて言葉にすると
「この先生なら自分は良くなる」と
クライアントが感じるカウンセラーなのかどうか
ということです。
初めて会ったのに
「この人は仲良くなれる」
「この人は意地が悪そうだからイヤ」
と直感的に感じることがありますよね。
それと似ています。
「在り方」の基本に「一緒にいる」ということがあります。
一緒にいないままカウンセリングをしている人が結構います。
これも実際に体験してできるようになるしかありません。
カウンセラーが何を考え、どういう生き方をしているかが
カウンセリングの基本です。
もともと
様々なカウンセリングの理論やノウハウは
理論を提唱しているカウンセラーの生き方から生まれています。
同じ理論を学んでも、同じカウンセリングはできません。
カウンセラーの数だけカウンセリング理論やノウハウがあると言えるでしょう。
自分の体験と学んだ理論やノウハウを統合させて
自分らしいカウンセリングをして頂きたいと願っています。
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追伸
「一緒にいる」も「在り方」です。
一緒にいるかいないかで、
相手との関係が大きく変わります。
同じ場所にいても「一緒にいない」ひとは多いです
一緒にいる状態 一緒にいない状態の区別ができるようになってくださいね。