あるときに、「ブログをみて」というお客様が飛び込みで予約をとってくれました。
嬉しいもんですねえ。毎日ブログを続けていますが、それだけにブログを見たから、とおっしゃっていただけるのは。
ちなみに、ブログのどこらへんが?とお聞きしたら「回数券がどうのこうの」って。そ、それめちゃくちゃ古い記事ですよね(苦笑)。
この方は、こういったお店のジプシーだとご自分でおっしゃってました。
そのなかで「次回はいつ来られます?」という会話もあって。なかなか行けなくて結局はそこをフェードアウトしてしまうことがあったんだそうです。
それで、まあうちのことを知って、「そうそう!」と。
この方は看護師さんだったんで、体の考え方でいろいろ楽しい話で盛り上がりました。産後の骨盤のことも教えてもらいましたよ。ありがとうございます。
で。「歪んでる体」の話になったんですよ。そこでうちがお伝えしたのは、
「別に悪いことは起こってないんですよ」っていうこと。
たとえば、風邪をひくとするでしょ?悪寒がして、発熱して、発汗して。節々が痛くなったり頭が痛くなったりもして。食欲もなくなって寝てるしかないようになったりもして。鼻水に咳にくしゃみに。
だけど、このなかに「風邪をひいた体にとって悪いことはなにひとつ、起こってないでしょ」ということ。看護師さんだからわかってくれると思って。
では、体が歪んでることは?もし、歪んでくれなかったら、、、痛みはもっと強いと思いますよ。体は、あなたのために、歪んでくれてるんですよ、と。
喧嘩でお腹にパンチを食らうと、胸と膝がくっつくくらい体が前に折れ曲がります。このとき、折れ曲がってくれなかったら、もだえ苦しむと思います(汗)。
痛みを軽減するために、あなたの知識に頼ることなく、自動でそういう姿勢にしてくれてるんですよね。
下痢をしてたら自然と背中が丸くなります。ギックリ腰になったらくの字になったりエビみたいに横向きで寝るしかなかったりします。
それも一種の歪みだけど、そういうときでも必ず直立状態、まっすぐきれいな状態でいるしかなかったとしたら?ツライですよおおおお。
歪んでくれてありがとう、ってなもんでしょ、と。
そう考えるようになると、絶対的な悪って体には起こらないんじゃないか、と思えると思うんです。退治しなければならない歪みもないんじゃないか。
矯正という「正さねばならない間違ったこと」は体には起こっていないのでは?
そこから、僕にとっては矯正テクニックは要らなくなってきたんです。
歪んでる体なんじゃなくて、歪んでくれてる体。
あ、、、この方は「左半身になにかがべったり張り付いているかのような苦しさ」がある、ということでした。
僕、ずっとしゃべりっぱなしでした(笑)。
終了するときには「今日はトークとのセットでさせていただきました」と思わず言ってしまいました(爆)。
医学の世界にいる方に「非医学的」な話ばっかりして申し訳なかったですが、とてもよく笑ってくださって。
たぶん、たくさん笑ってくれたおかげで「今までで最高に楽になってますっ」とおっしゃっていただけました。
(したことは、今までと同じなので、もう書かなくていいですよね。笑)。
今日もありがとう。
最近は、「服のしわ理論」も受けるんですが「火事場の野次馬理論」もウケルことに気づきました(笑)。詳しくは、、、「リアル」で(爆)。