背中の張りについて | 尼崎の矯正しない整体院・かいつう館です(^^)

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1回の時間はかけますが、やることはとことんシンプルに。
笑って良くなる整体院を目指しています。お客さんを通わせない、技術の出し惜しみをしない、楽になってもらいたい、という気持ちを忘れない。そういう思いで、整体をさせていただいています。

今日と明日(3日と4日)はお休みをいただいております。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。



先日、立ち仕事でという男性のお客様が背中の張りと腰痛で来てくださいました。

マッサージを受けてももみがえしがあったり、すぐに元に戻る、という話しもありました。

それはセラピストさんの上手い下手ではなくて、触る場所にもよると思うんですね。

いつも説明することですが、

張る、ということはどこかがひっぱってるから「張らざるを得ない」んだと思うんです。
単独で張る状態ってまずないですよね。
張るからには、必ずひっぱる側が要ります。
弓の本体と弦の関係みたいなイメージです。



ヨットの帆は、風をうけて張ります。
その風を止めずに、張りをどうにかするのはむつかしいじゃないですか(笑)。
でも簡単に考えて良いなら、帆をどうにかしようとしなくても風が止まれていいんですよね^^

だから僕は背中の張りにアプローチするのに、背中はあまり重視していないんです。
背中は、張らされているんです。張ってるのは、現象ではありますが、理由ではありません。

まず張らされているという理由を減らすようにしてあげると、背中の張りは、張ってる理由がなくなってきたわけだから、張りが減ってくる・・・そんな考えです。

揉む、圧すという方法でヨットの帆の張ってる側を向こう側へ押し返そうとするよりも、風を減らすようにしてあげる。それで張りはおさまってきそうです。

だから、背中をさわって背中の張りをとるのはとてもむつかしいんじゃないか、と僕は思っています。セラピストさんの上手い下手じゃなくて、というのはそれくらい難しいことだと思うからです。



最後にお客さまに確認してもらうと
「おおー、なくなってるー」と喜んでくださいましたよ^^


今日もありがとう。