キッカケははっきりしてるとおっしゃってました。
右手でドライヤー、左手で髪の毛をわしゃわしゃと。
そのとき、肩にビキッときて。
しばらくしたら、じっとしててもその痛みが腕まで降りてきてなんともいえない痛み重さに。
でも、、、、
その腕が動いてると楽なんですって。
実際にやってもらったんですが、腕を上にあげようと後ろにひこうと、動いてるときは「伸びて気持ちがいい」。
だけれども、座って腕をじっとしておくと、これは痛い。
最初はうつ伏せで。
次は仰向けで。
あとは座って、という感じでやっていきました。
多いのは、じっとしてるとなにも感じなくて、動かすと痛い、というパターンなんですが、たまたま逆のパターンの方でした。
ただ、こういうときでもお客さんの話を聞かせていただくと、そこかしこにヒントはあります。
伸びて気持ちがいい。
普通のときは動かしたぐらいで伸びて気持ちがいい、とは感じないこともあります。
でもこの人はそう感じます。
伸びて気持ちがいい、の前提にはある程度、筋肉の縮みが必要です(苦笑)。
じゃあ、伸びて気持ちがいいところは、いつも以上に縮んでるのかしら?って考えてみたり。
通常は、腕をおろしてじっとしていたって痛くはありませんよね。
でも、腕をおろしてじっとしていること自体が、この人にとって異常な行為としたら、なにが考えられるかな~と。
どこが異常なのか?と直接的に考えるよりも、こうやって、
「これが異常だとしたら、それはどういうときなんだろう」って考えてみると、ぼんやりとでも見えてくるものがありますよ。
今日もありがとう。