3歳5ヶ月くらいのお子さんと一緒にママさんが、肩痛で来てくださいました。
だいたい、一年半くらいの間隔で、それぞれ違う症状で来てくださってます。
最近のキッカケは、腕相撲をしてから、だそうです。
そうなる前は・・・と思い出してもらうと、買い物に出て、お子さんが寝てしまって左手で抱っこしておうちまで買い物袋を右手でぶら下げて、その右手で玄関の鍵をあけようとしたときに、痛くなったようだ、ということがわかりました。
その腕は、水平に後ろに広げたときにだけ今は痛みを感じるんだそうです。
今回は仰向けから施術していきました。お子さんも見てるので、うつ伏せよりはママのお顔が見えたほうがいいかな~というのもあって。
途中で僕が置いてあるオモチャを見つけて、いろいろ遊んでくれました(笑)。
仰向けで腕をまんべんなく、お腹や反対側の腕もやってバランスをとっていきながら。
そのなかでお子さんがたくさんたくさんお話をしてくれました。
「生まれてくる前はお花畑にいて、お父さんにお花をプレゼントするためにきたの」とか。
「お腹が空いたら、暖かいご飯を食べると、気持ちよくなってハートがピンク色になるの。嫌なときはハートが赤になるの。壊れたらハートを治してくれる工場の先生がいるの」などなど。
ママさんの施術をしながら、何度も手を止めて聞き入ってしまいました。
ママさんはいたって普通の子ども、ということでしたが、とてもすごいことを言っています(笑)。
お子さんと会話ができると、お子さんはしゃべりっぱなしになるけど、楽しい~~~!
おじいさんの足を治したいのでお医者さんになりたいんだ、とも言ってましたよ。
施術のほうは、一度取れた痛みがまた出てきたり、という感じでしたが、最後にはいい感じに。
そうそう、買い物荷物をもって、そのときに、、、とお聞きしていたのでそこからの思いつきで「肘を折ったまま、腕を後ろに水平にひいてください」とお願いしてみると、その状態では痛みは感じない、と驚いておられました。
治ったわけではなくて、同じ動作しても肘を折ってれば痛くない、という意味ですよ。
肩あたりの条件はなにも変わらなくても、肘をおってあとはまったく同じ動作をしたら痛みは消えてその動作ができる。
変えたのは肘を折ってるかどうか、だけ。
ということは、肩関節まわりとか肩鎖あたりとか、肋骨とか、よりももっとこの症状に影響を与えてるところが肘まわりにあるんだろうな、とわかりますよね。
あとは、最後の最後に、もう立ったままで施術したんですが(なんで僕たちは立ったままやってるんでしょうね?と口に出してしまいましたが。苦笑。流れで、、とちゃんと返してくれました)、鎖骨の上のゴリゴリしたところ、でほぼ痛みは取れたみたいです。
「うわ」と口を押えて笑ってくれました。
今日もありがとう。