右の背中がつらい、という方。
ベッドに腰をかけているだけでもう感じるんだそうです。
ちょっとそらすと楽で、前に曲げるとよりつらい。
背中やお腹をほぐしても、「そこ」だけは残っちゃう。
ここまででわかるのは、体をまっすぐにしてても痛い。体を前屈させたらより痛いということです。
もしかして・・・とおもってためしに首だけで下を向いてもらいました。
これでもテキメンに背中が辛くなりました。
あとはもう、算数の世界です(笑)。
体ごと曲げてもつらさが増す。
首だけ曲げてもつらさが増す。
これは体(胴体)に関係なく首だけで背中のつらさに変化を与えることができる、と想像できます。できますよね?
だから、首をやっていきます。
逆に
体ごと曲げても辛さが増す。
首だけ曲げたら辛さが変わらない。
であれば?
首からきてる影響よりも体(胴体)のほうがより影響を与えていそうなので胴体にアプローチしていきます。
どっちにしても判断する手がかりになるんですよね。
背中だから胸椎だ、とか腰だから骨盤だ、とは限っていないと思うし。
首と背中がつながってないように見えても、実際に動かしてもらったら明らかに関係してるんですよね。
つまり、整体師が今までの知識で考えてあれこれ矯正するよりも、目の前でこうやって見せてもらったほうが因果関係がスッキリと見えてくることがあるんです。
僕は、自分の知識も大切にはするけど、お客さんの体の訴えをそのまま受け止めてみたい。
そう思っています。
今日もありがとう。