いつもいろんな意味でお世話になってる方が咳が続いて背中が痛い、とおっしゃられて来てくださいましたよ。
胸を張るようにすると、このへんが~とかやってみせてくれました。
あちこちで「咳が続いてしんどい」とかいう話を書いたからでしょうか(苦笑)。
それはそうと、ちょっと考えてみてほしいんです。
咳をしてみて、背中に影響を意識的に与えることができるかどうか(笑)。
笑いすぎてお腹が痛い~~~、ということってありますよね。そんな感じでやってみたとします。
どうも、、、咳をして背中の筋肉が痛くなるくらい動かすのって、とても難しくありませんか?
じゃあ、意識的に咳をしてみたとしたらそのときに、「笑いすぎてお腹が痛い~」レベルまで動かせる筋肉はどこだろう?って僕は自分でやってみます(笑)。あるいは頭で想像します。
それの目星がつけば、咳をする→目星をつけたところが激しく動く→そのときに背中が痛くなる、と思考してみて、「激しく動く」であろうところをアプローチしてみます。
(もしかしたら、背骨の椎骨がズレているのかも知れません。それの影響かも知れません。とそう思われるのであれば、可能なら咳をしてる人の背中に手を当ててみて該当の椎骨が神経を圧迫するほどの動きを、椎骨上で感じるか確かめてみたらいいんですね。
「いやいや、コンマ何ミリの世界なんだから・・・」と否定的に思うのであれば、背中を大きく動かしてみたらいいんです。コンマ何ミリを超えて体を大きく捻らしたときの背中の痛みと咳をしたときの痛みとどっちが鋭いか。)
話を戻します。
咳をしたら痛い。または咳が続いて背中が痛くなった。ということであれば「なになにしたら」というところになにか要因がないといけません。
でないと因果関係が破綻します。
直接的に考えられるのは咳が続くと痛い場所(背中)の筋肉が酷使されるから。
でも自分で体感してみたらどうもそうじゃない。じゃ、実際に自分の体だったらどこなんだろう?と探ってみます。
また、「胸を張ると、なんで背中に影響があるのか」という考え方もできます。背中を張ると背中が痛い、ならより矛盾はしないんです。だけど、胸を張るとそれが背中に響く。そこにはやはり「因果関係」が存在しないとなんか変です。こうやって与えられている情報をいくつもつかって考えていくとー「文章で因果関係を考える」とー精密な検査だけではわからなかった視点を簡単に得ることができますよね。
今日もありがとう。