左の肩が痛い、昨日から左の腰も痛い、という方がご紹介で来てくださいました。
上の子が小学校から帰ってくるまでにここを出たい、ということで時間をあらかじめ切った上での施術。
お電話の際に「子どもを連れて行っていい、て聞いたので9ヶ月の赤ちゃんを連れて行きます」とお聞きしておりました。
でも、そのご紹介の方がですね、一緒に来てくださって、待合室でずっとその方の子守をしててくださいましたよ。上の子のときのママ友で、5分くらいの距離のご近所さんらしいんです。
遠くのほうで赤ちゃんのあげる楽しそうな声や、紙をくしゃくしゃさせる音を聞きながら施術・・・そのうちに、シーン・・・・・。どうやら寝ちゃったようです。
おかげでなにも気にせずたっぷりと施術させていただくことができました。この方のお友達(ご紹介者さん)、すごすぎです。
こういうパターンもアリなんですねえ。
で、肩痛なんですが、首をこう動かすと痛い、という症状だったんです。
やればそこは軽くなって今度はもっと深い場所で症状がでる。
それをとれば、また深い場所で痛みを感じる。
なるべくたくさんの状態での痛みをとらせていただいて、ゼロじゃなかったですけど、最初とは全然違う、というところまでいきつくことができました。
原因はわかりませんが、左で抱っこする、し続ける、という生活が関係していないとは思えません。
そういう視点、僕は「痛い場所」ではなく「痛くなった歴史」と呼んでいますが、それを無視しちゃうと「どこがズレてる?」「どこがおかしい?」ということになって、「なぜそうなったんだろう?」「そうか、それは、痛くなるよね」という理解がくすんじゃうような気がしてるんです。
結果的に楽になればいいんだろうけど、「それはそうなるよね」という理解のもとに立つと体に対してもっと整体は優しくなれるんじゃないか、って思うんです。
今日もありがとう。