以前に肩痛や痺れやで来てくださった方なんですが、痺れはとれて痛みもとれたんですが、別の痛みがあることに気がついて、と再来店。一回目のあと、「日に日に楽になっていくので、なんかあったらまた行こう」と思っていてくださったんだそうです。ありがたいなあ。
さてさて。
こちらがなにも指示する前に
「こうやって身体を前に曲げても痛くないんですが、首だけを前に倒すと、肩甲骨と背骨の間あたりが痛いんです」と明確に教えてくださいました。
肩ごと、背中ごと動かしても痛くない。けれど、肩も背中も動かさず首だけ動かしたら、肩が痛い。
ね、はっきりしてて面白いでしょ。
この文章からだけでも、「ああ、首まわりが原因なんじゃないですか」って想像できちゃいますよね。
首が動いてないときは、肩は痛くなくて、首が動いてるときは肩も痛い。っておっしゃってるんですから、とてもシンプル。首を動かすときになにかが起こってる。って考えれば済んじゃいます。
これが取れたとき、「あ、肘をこう曲げると、違う部分の肩が痛いです」と言わはるので、「じゃあ、肘をやってみましょう」とためしに肘まわりを触ったら肩の痛みも取れていきました。
つまり、肩痛といえども、問題にするべきなのは、「どこが痛いか」とか「どこの神経支配下にあるか」だけではなくて、こんなふうに、首を動かすと肩が痛いのか、肘を動かすと肩が痛いのか、背中を動かすと肩が痛いのか、って見ていけば早いんです。
今日もありがとう。