猫背矯正でご予約をいただいた方、諸般の事情で一時間を切った時間しか施術タイムがなく。
駆け足での施術となりました。
結果的には「ラクに、自然に、背中が伸びた」とおっしゃっていただけたので、他になんの痛みもなければそれくらいの時間でできるのかなあ、という発見がありました(爆)。
まだ二十歳すぎなんですが、昔から猫背を言われていたそうです。
背骨がでてる感じもある、座るとお尻の骨がイスにあたる感じがする、ともおっしゃってました。
お聞きすると、学生のころ、ずっと球技系のスポーツをされているんです。
考えたら、そういうのって、ほとんど前傾なんですね。
あと、背筋にくらべて腹筋は強い、とご自身もおっしゃっておられました。
その辺、猫背に関係してるのかもなあ、と思いつつ。
うつ伏せで、背骨のまわりの筋肉をざっと。
仰向けでお腹や肩甲骨のあたりの筋肉を丁寧に。
後頭部と首のさかいめ。
で、ふたつほど意識してもらって立つとあらスッキリ(笑)。
(いつも書きますけど、首の猫背とかはこうはうまくいかないんです)
猫背で来てくれる人の多くの方がおっしゃるのは「意識して背中を伸ばすようにしてるけど続かない」「先生に意識して胸をはるように言われてるけど、いつのまにか忘れちゃう」ということ。
それね、意識して努力する時点で、ムリなことが多いんです。
猫背がラクなのに、ラクじゃない状態に固定しよう、というのが、そもそもムリなんです(苦笑)。
じゃあ、どう考えるか?というと、
猫背がしんどい立ち方に変えちゃえばいいんです(笑)。
すると、猫背にし続けるのがしんどいわけだから、「そうじゃない立ち方」に「自然と」なりますよね。
もし意識するとしたら、猫背にするのがしんどい立ち方になるように意識する・・・ってなんじゃそれ(苦笑)。
なんにしても、コツがわかれば、努力も意識も、ほとんど少なくて済むようになるみたいです。
今日もありがとう。