今日も整体セミナーを開催しておりますので、休業させていただいております。
奥さんのお友達の紹介で、と肩を傷められた旦那さんが来てくださいました。
重い荷物を運ぶことがあるので、そこから来ているのか、寝ているときの姿勢から来ているのか。
どっちからも来ている可能性もありますが。
症状は、左腕を前にまわして、右の肩をさわる、右のわき腹をさわる、右の股関節をさわる、という動きで左肩が痛い、というものでした。
四十肩でよくあるような、腕を上に挙げる、腕を後にひく、のは大丈夫なようです。ある意味、珍しいタイプ。
この日は、痛みは少し残るものの、腕を右に動かしてもかなりなところまで楽に移動させられるようになりました。
僕は、四十肩、五十肩はそれほど得意とはしていません。
ただ、考え方は、他の症状と同じように思考してやっていきます。
たとえば、今回の場合でしたら、
痛い場所は肩の丸くもりあがってるあたりが「どことは言えないけど、痛い」ということだったのですが、
その痛い場所を含めて動かしても、上に挙げる、後にひく、のは大丈夫なわけです。
ただ、体の前から反対側に回す動作のときに痛い。
とすれば、考えられるのは、「腕を前から反対側にもってくる動作のなかに」痛みを引き起こす要因がある、ということです。
そのなかに、要因がなければ、ツジツマがあわないんです。
こうやって、「痛いとき」と「痛くないとき」の差を浮き彫りにしていけば、「なには関係なくて」「なにが関係しているか」がなんとなく見えてきます。
「どこが痛い」のか、よりも「なにをしたら痛いのか」でさらに、ポイントが絞れてくる。そういうことがあるんですね。
今日もありがとう。