先週から話題になった長期金利の低迷は、連休に入ってどう影響するのか。株は猛暑に後押しされた銘柄を中心に徐々に値上げしていくのではないかと予測する、今週のマーケットにも注目だ。
◆市場予想上回る企業7割
2010年4~6月期決済が発表され、市場予想を大きく上回る企業が多かった、という記事。最近は各紙で「業績が上方修正」の言葉が紙面を踊り、市場予想を大きく上回る企業が続出した。この記事でいくと、「実績」と「市場予測」の乖離が大きいほどいい意味で投資家の期待を裏切ったことになる。つまり市場予想が低かった企業ほど、今回の信頼回復で株価が上昇する可能性があることだ。優良株なのに安値で放置されていた銘柄を今のうちにチェックし、連休中に動向をマークする必要がありそうだ。
◆相場師に学ぶ成功の秘訣
一人の華やかな成功者の影には、数百人の敗者がいる。投資は生活費を削ってまでしてはならず、凡人の我々は身の丈に合った投資が必要ということを再確認した。ところで、一つ良い言葉があったので自戒を込めて載せておく。
「いったん決意したら百難を排して実行する」(田中市兵衛)
この人に限らず、歴史に名を残している相場師は、自分の投資スタイルを崩さずにいた人が多いらしい。相場での浮き沈みは当たりあえ、勝っても負けてもブレてはいけないということで、心に留めておく。
◆鉄道など老舗企業、賃貸不動産に含み益
2010年3月期決済から、「賃貸等不動産の時価等の開示」が始まり、企業が賃貸目的で保有するオフィスビルや土地などの含み益が明らかになった、という記事。上位には三井、三菱、JR東日本などの老舗企業並ぶが、その不動産投資の含み益を考慮した修正PBRが必ずしも株価に反映されていないということを強調している。つまり、優良株が「割安」で放置されているということだ。買いに相当するか、今夜一応チェックしておく。ところで、不動産投資信託(REIT)は軒並み含み損上位に目立つ。不動産市況の高騰期に物件を取得したことがその原因のようだ。J-REITや海外REITには、とりあえず手を出さないでおこう。
コラムの「スマートライフ」では、収入保障保険の話題。年金形式で生命保険金を受け取る収入保障保険は、相続税と受け取り時に雑所得として所得税が課税されて二重課税になるということだ。FP試験でなんとなく学習した「収入保障保険」の用語。受験者時代は机上の空論にすぎなかった言葉も、こうやって身近に考える機会があれば相談業務にも役立つということのようです。