今回は、1級受験された方の

3人目となります。

 

Shin様
お世話になっております。
先日試験が終わりましたので

レポート提出させていただきます。


試験日2022年12月11日
某所

試験人数 10人(2名欠席?)
検定員   7~8人くらい

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前半課題1 PLC

仕様2-1 ほぼそのまま出題されました。
タイマー時間まで同じかは覚えてませんが
チャートはそのままです。
精度の高さに脱帽です。

ただ・・・当日、パソコンの

電源アダプターを忘れてしまい、
本番直前の機材セッティング時に

その事実に気付き、めっちゃ動揺してしまい
課題1の試験中、常に

パソコンのバッテリー時間を
気にしながら作業する状況に

陥ってしまいました。
その為、何とかパソコンの

バッテリーが切れる前に

終わらせなければ!
という頭になってしまい
注意力が散漫に・・・。

配線を終えたタイミングが約30分、

ラダーを組んだのが

約5分くらいでしょうか。
スタートしてから35分くらいで

2回動作確認をし、

OKと思い検査員を呼びました。
検査員の指示でボタンを一つずつ

タイムチャート通りに押していくと、
リレーの励磁音が

するべきタイミングで

無音の時があり、

「嘘でしょ1?やらかした!?」
と気が動転し頭が真っ白に・・・。

凡ミスをしたショックで

気分悪くなってしまったのでそれ以降
何処で間違えたのかがうろ覚えですが、

多分白ランプ点灯のラダーを
間違えて点灯タイミングが

おかしくなってました。

恐らく、黄色、緑、赤の

光るタイミングだけに注視していて
白をしっかり見ていなかったのだと

思います。
練習時は各色ごとに書き出して

点灯タイミングを

確認していたのですが、
バッテリー切れを恐れ、

一気に4色分ラダーを
書き出してまとめて

確認してしまった所が反省点です。

課題1に関してアドバイスを

申し上げるなら、
まず私のように忘れ物をしないように

余裕を持って持ち物を

準備しましょうということと
検定盤のランプの光が相当弱いので

普段輝度高めのランプを代用して

練習している方は注意してください。
輝度が低すぎるので4色まとめて

点灯タイミングを確認するのは

リスクがあります。
一つ一つの色を確実に点灯させてから

次の色に移りましょう。(白→黄→緑→赤)

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後半課題2 リレー、タイマーの合否確認

リレー、Aがb接溶着でBがa接不良
タイマー、Aがb接溶着

検定盤のリレーソケットは新品の

ものと違い明らかに測定しにくいです。
テスターのプローブを当てる

角度を少し変えるだけで
針がフラフラ変動してしまうので

丁寧に測定した方が良いです。
NGが出る接点は

それぞれ一つだけでした。

(5-9のa接点、

もしくは1-9間のb接点のみ)

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課題2 有接点シーケンス回路の修正

仕様4変形そのまま出題されました。

線番から配置からほぼ同じでした。
(黄+に繋がる電線はタイマー2の

コイル14番からではなく

タイマー1の9番から接続されていた)

未配線 リレー2の12番→

    タイマー1のコイル14番(114)
誤配線 リレー2の9番→緑ランプ

   (9番ではなく5番に

    接続されていた、

    線番も113ではなく

    111になっていた)
断線   黄ボタン→リレー2の

    コイル14番(113)

この問題に関しては正解の回路を

知ってないと、

考えられるパターンが増えすぎて
色々いじってる内に訳が

分からなくなってしまう為、

時間内にクリアするのは

難しいと思います。
市販の参考書にはベースの

パターンは記載されているものの、
肝心の正解パターンが

記載されていない為あてになりません。
参考書は時間の無駄なので

見ない方が良いです。参考になりません。
同じ問題が出題され続ける限り、

今後もshin様の資料だけで十分です。
去年、参考書に記載されてるパターンを

全て暗記し受験しましたが、

結局どれにも当てはまらず
途中から訳が分からなくなり

修正出来ずタイムアップしました。
今年はリレータイマの合否確認含めて

慎重に作業して20分くらいで

終わりました。

今回は線番、配線順、配置、

どれがどこに繋がってるかを

全て丸暗記して臨んだので、
検定盤が机に置かれてから説明を

受けている間の1~2分で誤配線と

未配線に気付くことが出来ました。
そうなると、まずその2本を修正して

動作確認をするだけで残る問題箇所は

おおよそ特定することが出来るので
後はテスターで一本ずつ追うだけで

残りの断線は簡単に

発見することが出来ます。
兎に角この問題は丸暗記推奨です。

それと、

今回たまたまかも知れませんが、

配線の端子の向きが通常は表向きで

リレーソケットに

接続されてるべきなのに
修正箇所に元々ささってる

配線の端子は裏向きになってました。

リレーソケットに裏向きで

ささってる端子の箇所は
表向きの端子が元々ささってた

痕跡かもしれません。

(つまり検定員が配線を抜いた証拠)

一応ご参考ください。

・・・と、偉そうに語りましたが、

このレベルで試験に臨めたのは

本当にshin様のおかげです。
今回落ちたら

また次回お世話になりますので、

その際は何卒宜しくお願いいたします。

 

皆様、試験会場に忘れ物はしないように

しましょう。

私が受験したときは

PLCを持ってくるのを

忘れた方がいました。