先日、膵臓がん患者と家族の交流会へ出席しました。
罹患した家族への接し方について、或る遺族の言葉が心に刺さりました。
「患者は、家族を思い遣る気持ちから、本心を口に出せないことがあるのではないか」。
以前は医療者として、ここ近年は患者家族・遺族として、膵臓がんへ接して来られた方でした。
家族として患者本人と接するだけではなく、傍でサポートする医療者の力を借りて患者の希望を聞く方がよい場合もある、というお話でした。
愛する家族のために、本当の気持ちを抑えて。
今の私にとっては、すぐに夫(患者)のことが心に浮かぶわけですが、現在もそしてこれからも、夫の本心に気付いてあげられる自分でいられたらよいなと思います。
周囲の力も借りながら過ごしていきたいな、とも。
今、自分の部屋でこの記事を書いています。
階下では、夫と息子のいつも通りの様子が聞こえています。
明日は、帽子・軍手・長靴を手に、タケノコ掘りに出かけます。
大漁(?)を祈願しつつ、
皆様、良い休日をお過ごし下さい。