相変わらず高い出生率と出産数

出典元 世界経済のネタ帳

 

ベトナムはふたりっ子政策をとっているため、

出生率は2000年台になって2人を切っておりますが、

日本よりは高い水準を維持しております。

また、1980年代のベビーブームに産まれた世代が、

いまちょうど出産の時期に入っており、ベトナムの第二次ベビーブームとも言えます。

下のグラフを見ると、いったん細くなっていたピラミッドの裾が、最近になってひろがっております。

ベトナム市場を活性化する子供向けの産業

 

現在のベトナムは、30年前のベビーブームの時期と比べても、

経済的な豊かはひろがっております。

日本でも、最近の30代は子供にお金を使う、といわれていますが、

ベトナムも同様で、子供の教育に対する関心が高まりつつあります。

街を見ても小さな子供を見かける機会が多く、

いたるところに子供向け用品が売っております。

また、最近建ち始めたモールにも必ず子供遊び場が設けられております。

 

実際、ベトナムの街なかには子供を安心して遊ばせられる場所は少ないので、

モール内にある子供の遊び場だけは、常に活気があります。

 

ただし、子供用品に関して言うと、洋服やおもちゃなどはローカル市場での流通価格が安いため、

ブランド系の高めの商品はあまり売れない傾向にあります。

しかし、ミルクや紙おむつなどは、安物よりも高品質のものを選ぶ傾向が強いです。

ベトナム人ママは、同じ商品でも買う場所で価格が違うことを知っており、

どこで買うのが一番安いのか、常に調査しております。

ベトナムの場合、スーパーで買うとローカル市場や個人経営のパパママショップより高い傾向があります。

日本とは逆ですね。考え方も逆です。

 

日本 → スーパーの商品は、大量仕入れしているから安く提供します。

ベトナム → スーパーで売るものは品質を担保しているので、高くなります。

 

それでも、ローカル市場では中国製の腐った肉が売られたり、偽物の米が売られたり、

常に消費者は買うことに敏感になる情報があるので、スーパーで必ず買うという人も増えつつあります。

 

 

高すぎる高水準の教育機関

 

子供をもって感じるのは、ローカルの教育水準には不満があるが、

インターナショナルスクールに行かせるには費用が掛かり過ぎる。

ホーチミンには何件か日本人向け幼稚園がありますし、日本人学校もあります。

日越ハーフの子供なんかは、平日はローカルスクールに通い、

土曜日は日本人学校で補修を受ける子も多いようです。

 

日本人学校の費用は、1ヶ月で約600ドルです。

もし子供が2人いた場合、1ヶ月1000ドルの教育費がかかります。

日本採用の駐在員なら、会社から手当が出ることもありますが、

現地採用の場合は、日本人学校に行かせると給料の半分ちかく子供の教育費を占めることになりますので、

現実としてローカルスクールに通わせる選択肢をとらざるえません。

 

インターナショナルスクールだと、高いところでは1人月に1000ドルくらいかかります。

子供が2人いるなら、月収5000ドル以上ないと厳しいと言わざるを得ません。

 

しかし、子供の教育に関心のある親は多いです。

ローカルと私立の間では、費用面で大きな格差があります。

私立に行かせるほど費用をかけられない人は、

上記の補講や塾に通わせるという選択肢があります。

 

ここらへんの宙に浮いた子供たち向けの塾なり教育機関が充実してくると、

僕らのような親にとっては嬉しいわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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