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↑ダラットの中心部

 

 

ベトナム生活10年を迎えます。
最近気を付けてはいますが、顔と腕は焼けて黒くなっています。
初めて会ったお客さんにベトナム人に思われることも多いです。
ベトナム人に道を聞かれることも増えました。
かなりベトナム社会に溶け込み始めてる??ようです。

 

しかし、会話をするとすぐ外国人だってばれます。
ホーチミンだと、外国人とわかるとみんな態度が変わります。
特にお金に関わることはふっかけてきます。

逆のこともあります。僕のことを外国人だと分かっていたときに、僕がベトナム語を話すと、やはり相手の態度がかわります。どちらかというと、硬い態度が柔らかくなる感じます。

 

どちらにしろベトナムは、何百年もの間外国人に蹂躙されてきた国です。
外国人に対するイメージは決していいものではないでしょう。

かつては、中国の属国。
その後中世の頃中国からの独立しましたが、
フランスが上陸しベトナム・カンボジア・ラオスを合わせて植民地となります。
第二次世界大戦の時には日本に占領されました。
戦争後に南北に別れてそれぞれ独立した束の間、アメリカが介入してベトナム戦争に突入します。
ベトナム戦争時は韓国軍も入ってきました。
アメリカをなんとか追い払うも、ベトナムは勢いに乗ってカンボジアを占領してしまいました。
ところが、北から中国軍の侵略してきたので、カンボジアから撤退して、国民が戦争から開放されたのが90年代のはじめです。

 

ベトナムの国民は長く続く戦争のため、いつ死ぬかわからないという状況がずっと続いていました。
もともと、自分たちが臨んだ戦争ではないです。
外国人がいなければこんな悲惨な生活を強いられることもなかったのです。
若者はまだしも、中年以降の世代の人はそう思う人も多いと思います。

 

ベトナム語を少し話して、見た目がすこしベトナム人に近づいたところで、やはり自分はこの国では外国人です。

でも、日本人で良かったです。
中国人はこの国では嫌われています。

最近は、新型コロナウィルスの影響で特に・・・。


そういえば、最近韓国人に見られることも多いです。
たぶんそれは、ベトナム語を話すからです。
日本人=ベトナム語を話さない。
日本人だと言うと相手の態度がまた変わります。

日本にいると、日本人に生まれたありがたさはあまりわかりません。
日本は清潔だしご飯は美味しいです。
サービスも充実しているし本当に日本はいい国です。
ベトナムでもドイツでも日本品質の良さはみんな認めています。
先人たちが築き上げてきた日本ブランドです。
そのおかけで、現在ベトナムにいる日本人もなんとか仕事が出来て、生きていけるんです。



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