あなたは「ベトちゃんドクちゃん」をご存知でしょうか?
80年代前半以前に生まれた方ならご存知のはず。
「ベトちゃんドクちゃん」は、ベトナム戦争中にアメリカが蒔いた枯れ葉剤の影響で生まれた「結合双生児」です。上半身は双子ですが、下半身は一つの状態で生まれてきました。
1981年2月25日生まれなので、日本だったら僕と同学年です。
1988年、この状態のままだと二人の命の存続が危険、ということで分離手術を行うことになりました。
ホーチミン市内のツーズー病院いにて日本赤十字社立会いの元、ベトナム人「腕利きキャプテン」の異名を持つ故ズオン・クアン・チュン医師の手にて、17時間に及ぶ大手術が行われました。
分離後ドクちゃんは学校に通えるほど元気になりましたが、兄のベトちゃんは病院暮らしが続きます。
残念ながら、ベトちゃんは2007年26歳の若さで亡くなります。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
「ベトちゃんドクちゃん」分離手術の知られざる裏側「ベトちゃんドクちゃん」分離手術の知られざる裏側
ドクちゃんの出したお店「DUC NIHON Mì sườn bò tơ GIA PHÁT」
ドクちゃんは成人後、ボランティア活動を積極的に行い、何度も来日しており、簡単な日本語も話せます。
2012年8月には東北を訪れ東日本大震災で被災した障害者たちと交流したりしています。
そんなドクちゃん(今ではドクさんと呼んだ方が良いですね)が、2019年1月にホーチミン市内に日本料理店をオープンさせました。
1区の中心部からタクシーで10分〜15分程の場所にあります。
僕はまだ行ったことないのですが、行く機会があればまたここでレポートしますね。
※残念ながら2月をもって閉店するそうです。
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