• 2~3年前からベトナム特集のテレビ番組が増えてきた。
  • 日本でベトナム人を見かける機会が増えてきた。
  • ベトナム人の犯罪がテレビで報道されている。
  • 友人・知人がベトナム旅行に行った。

 

数年前にくらべて、ここ最近「ベトナム」というキーワードが飛び交っていることにお気づきの方も多いと思います。

 

また読者の中には、

 

  • ベトナムに行ったことがある。
  • 職場にベトナム人がいる。
  • 友人・知人がベトナムで働いている。
  • ベトナム人の友人がいる。

 

という方もいらっしゃるかもしれません。

以前から「中国」や「韓国」との交流は盛んでしたが、最近は「日本とベトナム」との国際交流が盛んになっております。

 

ここ数年は、日越(日本とベトナム)共同で映画が製作されたり、ベトナムフェスが日本各地で行われており、ベトナムでも日本フェスが主要都市で開催されています。

 

どうして、いま「ベトナム」なのでしょうか。

 

ご存知の方もいるかもしれませんが、日本とベトナムは「日越戦略的パートナシップ」を結んでおり、政府同士で強い絆をつくろうとしているからです。

それは、日本にとっても、ベトナムにとってもお互いが協力し合うことには、メリットがあるからです。

 

日本側のメリット

 

○新しい市場の開発

 成熟社会の日本に比べて、発展途上国であるベトナムはまだまだのびしろがあります。日本産・日本製の輸出先としてベトナムは将来期待されています。

 

○労働人材の確保

 高齢化社会の進んだ日本は、労働人口が年々と減っており、労働人口が多いベトナム画労働者の提供国として期待されています。

 

○対中国政策

 アメリカの力が弱まりつつある今、中国と対抗するには、中国周辺国との協力が必要です。韓国・北朝鮮はあてにできないので、アジアで反中意識が高く親日国であるベトナムが重要なパートナーになります。

 

 

ベトナム側のメリット

 

○日本からの資金提供

 ベトナムでのインフラ整備には、日本から無償資金協力(ODA)を受けています。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/gaiyou/odaproject/asia/vietnam/index_01.html

 

○日本技術の習得

 労働者として日本に送り出し、日本の技術を習得させて帰国させる制度が実習生制度です。この制度については、さまざま問題があるので後で後述します。また、いまは日本企業(もちろん技術のある国の企業も)を誘致して、ベトナムの産業の勃興に力を入れています。

 

○対中国政策

 ベトナムも日本同様、中国との領土問題を抱えています。

 

 

他にも、日越が協力することはメリットが多く、お互いにウィンウィンな関係なわけです。

 

確かに、政府同士で考えれば、ウィンウィンですが、実際には、ベトナム人を多く受け入れたことで、日本で犯罪を犯すベトナム人が目立って来ています。

2016年は外国人犯罪検挙数ワースト1をベトナム人になりました。

以前は、圧倒的に中国人が多かったですが、いまはベトナム人といれかわっています。

外国人犯罪の勢力図に変化? ベトナム人の刑法犯が中国人抜く

 

こうなると、ベトナムのことを詳しく知らない日本人は、「ベトナム人怖い」というイメージを持たれることでしょう。

 

しかし、こうなってしまったことには原因があるのです。

「外国人実習生制度」を利用して、一部の日本人経営者が、ベトナム人を含む外国人を奴隷のごとく扱っているのです。

日本での最低賃金以下、時給400~500円働かされて休みもほとんどもらえず。それに耐えきれず、仕事を辞めたものの、「お金がないため犯罪を犯す」という、悪循環が起きています。

ベトナム人留学生はなぜ技能実習生を調査したのか

 

上には一部の日本人経営者のせいのように書きましたが、実際に彼らにも生活がかかっており、これ以上高い賃金で働かせると会社が潰れてしまう状況もあるようです。ではなぜそんな安い仕事を受けているのかというと、日本の社会的構造の問題になってしまいます。

 

それに、ベトナムでは送り出し機関にお金さえ払えば(100万円程度)、日本での就業が約束されるので、受け入れ側の日本もあまり厳しいフィルターを通しておらず、犯罪予備軍のようなベトナムで義務教育さえしっかりうけていない人たちまでも受け入れてしまっています。

 

実際には、ベトナム人は純粋な人が多く、犯罪を犯す人はごく一部の人間です。

 

それを知らずに、一方的にベトナム人をひとくくりにして、「ベトナム人嫌い」とか」「ベトナム人怖い」という印象を持ってしまうのは、日本人にもベトナム人にとっても残念なことです。

 

この記事を読まれている方の中には、既に「ベトナム嫌い」の方もいらっしゃるかもしれません。

実際に、日本人との考え方の違いから、一緒に働いていると、すれ違いや衝突を起こすこともあります。そして、「ベトナム人はいい加減だから嫌いだ!」そういう気持ちも理解はできます。

 

しかし、「中国嫌い」「韓国嫌い」「ベトナム嫌い」「アメリカ嫌い」と言い続けても、時代は変化し、どうしても彼らと関わらなければならない状況はさらに増えていくことでしょう。

 

 

このブログで伝えたい事

 

自己紹介が遅くなりました。

デザイナーKと申します。

2010年からベトナムに住んでおり、ベトナム人女性と結婚して子供もおります。

 

それでは、「このアメブロではどんなことを書きたいか」というと、「ベトナムに興味のない方」、「ベトナムのことを全く知らない方」にむけて、ベトナムの良さや面白さ、そして彼らのライフスタイルをお伝えしたいと思っています。

 

上にも書きましたが、日本政府がベトナムとの交流を活発にさせていますし、日本の労働人口が減り続け、労働者としてベトナム人が期待されています。日本に住んでいても、ベトナムやベトナム人と関わる機会が増えていくはずです。

 

しかし、日本人はまだまだベトナムについて知らないことが多いです。

ベトナム人と関わっていくなら、彼らの考え方や習慣を知っておかないと、お互いに嫌な思いをすることに発展します。

ベトナム人は純粋な人も多く、親日のベトナム人は日本に対しては憧れを持っています。

関わりあう前から相手の背景を知っていれば、すれ違いも少なくて済みます。

 

なにより、ベトナムはとても魅力的な国です。

独特の文化、美しい自然を持つ国で、平均年齢が30歳弱という若い人がおおく、パワーがあり、今後さらに発展していき、東南アジアでも世界でも存在感を増していくことでしょう。

 

 

あなたをベトナムへの仮想旅へ誘います

 

 

このブログの主人公は、読者のあなたです。

ブログ上で、ベトナムへの仮想旅を経験してもらいながら、ベトナムの文化や習慣、衣食住などを含めたライフスタイルを知ってもらいます。

 

もちろん、百聞は一見にしかずですから、今すぐベトナムに飛び立ってもらってもかまいません。

 

下の4枚の画像をみたらベトナムに行ってみたくなると思います。

 

 

ベトナムの美しい景色(ハロン湾)

 

色とりどりのベトナム料理

 

美しいアオザイとベトナム人女性

 

 

エキサイティングな夜の街(ベトナム ホーチミン)

 

 

ベトナムに興味が湧いてきませんか?

 

旅をするなら地球の歩き方がおすすめです。

 

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