エビス西ラウンド |   Life-size

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~ありのままで~

二人しか脱落しない予選で予選落ちでした。

 

 

まあさえないとしかいいようがない。

 

 

死力を尽くして臨んだものでした。

 

今年一年ここまで。

 

まだ疲れがとれきれません。

 

 

そして、この2週間、壮絶なものでした。

 

 

過酷な中で、睡眠は4時間以上とったことはなく、

3時間以下がほとんどでした。

 

 

エビスは崖に行くと、終わりで3回転の横転とかになってしまう。

 

おおげさではなく。

 

 

何台もそのパターンになってます。

 

 

 

しかし、進入で思い切りいかないとラインに届かない。

めちゃダサい進入でごまかしで行くパターンもなくはないが、

それって、価値あるかなあ?というものです。

 

私は、ドリフトはなんと言っても、進入。

 

これがかっこよくないとだめ。という考えです。

 

直線で最大車速からドリフトを一気にすることが、

難易度が高く、恐怖心もあり、それが魅了につながるからです。

 

車速、角度、ライン、

 

この3つがそろうことに、

執着、ずっとしてきました。

 

 

 

VRはパワーがあって、怖いし、壊したくない、という気持ちが小さくなってより、恐怖心があおられる。

 

進入がとにかく怖い。


 

 

大会の1週間前にエビスで二日間合宿。

 

ブログちゃんと読んでくれてる人には重複説明ですが、

みんなが継続的読者とは限らないので、

それこの前聞いた。

 

それは私もわかっています。

 

しかし、一度たりとも欠かさず

読み続けている人ばかりではないので、

 

そういうことも考慮しての伝達でもありますから、

基本再放送的な文章に対し、このように注釈はいれませんので、よろしく。

 

 

 

ピンク号は今後、黒とかマットブラック、ブラック号とかにします。

ピンク、嫌いなので。

元々の所有者の色をそのまま変更せずここまで

きてしまった。

練習車にあまりお金かけたくないので

最小限色塗ったりしてる感じです。

 

 

 

黒ではすぐにできた。

 

 

 

おもいきりがめちゃよくできて、

自分でも信じられないものでした。

昨年までとはまるで違った。

 

一年のいろいろな練習の成果を感じたもの

でもありました。

全く違うレベルでした。

 

 

 

1日目はラスト、1時間でVR。

 

しかし、まったくできず。

とにかく怖い。

 

2日目、VRである程度できるようになった。

失敗と成功が繰り返しという感じ。

 

すごく意味があるものだった。

 

 

 

帰りは、地獄で一日走り切って、

そのまま福島から埼玉、

そこで大雨で2時間弱の積み下ろしをして、

豊橋岐路。朝6時くらいに到着。

 

 


1週間たたず、また水の19時過ぎに豊橋を出発。

埼玉でVRを積んで、また1時間半かけた。

 

そこから福島に徹夜でいって、

そのまま一日VRで練習。

 

 

 

前々日練習は

それなりによくなった。

その日の最後がいいというのが

とても大事で


前々日はラスト一本が

めちゃよく、といっても72-75点くらい。



最後がいいと、その日の不安が減り、

精神がとてもよく、その日を終え、

翌日を迎えられる。



 

翌日、前日練習、

0点もあったが、かなりよくなった。

しかし、午後2時からのラスト1時間で

悲惨になってしまった。


どうしちゃったんだというくらい

できなくなる。


やばいと。



 そして、

予選当日、

練習走行は朝1から点数入る走り。

ちなみに前日練習、前々日練習も

なぜか朝1から点数入った。


昨日の不安がとれて、ほっとした。


 

トータル9周くらい走って、0点は2本。

あとは、すべて点数が入り、

どんどんよくなって、

12:15まで練習走行時間あったのですが、

 

10:45できりあげた。

 

予選、10位前後の走りまできた、

今日1出たので、もうやめましょう、と真生君から。

 

 

↓ 練習走行ラストの車載

 

進入のハンドル操作は信じられないくらいレベルが高い。

動画を見て、ここまで進化したか、というくらい自分で驚きました。

 

 

VRエンジンの車をこれだけおもいきりできるのはなかなかないし、

ここだけなら、国内トップレベルだと思う。

 

アクセルも全開進入で踏みまくってる。

 


見ると、ふーんですが、


900馬力でアクセル全開で思いっきり

フェイントいれることが

本当に怖いのです。


フェイント入れた方向に突き抜けたら

どうしよう?と

馬力が高いということは

小さな自らの動きが、ハンドル、アクセルともに

大きな動きと変化していくことを意味する。


だから、思い切りがどうしても弱くなる。


徐々にといっても

一瞬の中で、結局やったことないことを

やらないといけない。


それは勇気としかいえない。



次こそ、と言い聞かせて、

次もその次も、アクセル全開できなかったり

ハンドルも思いきりできなくなったり

してしまう。


その恐怖と戦って、

どうなるかかわからない中で 

思いきりやらないと

少なくとも勝つ確率はどんどん減っていく。



進入でアクセル全開がまずできない。


そして、フェイントがこのサーキットだと

左にいれることができない。

ゼロというよりほんのちょっとしか。


とにかくフェイントを思いきり

入れることが怖くてできない。



想像してください。


900馬力、フェラーリの2倍の

馬力で、直線4速全開のまま

コーナーの逆側に思いきり

ハンドルいれれますか?


400馬力でもできないでしょう。


200馬力でもできないでしょう。



どうなっちゃうんだ?


という中でフェイントをいれ、


そして、そこからまた、全開アクセルで

右にハンドル入れ込んで、

カウンターを当てて、さらにアクセル全開のまま。

 

本当に怖いサーキット、自分が恐怖に打ち勝ち、

ここまでできたことは喜ばしいことです。

 

SIMの練習を2年間、ひたすらやってきた成果、

そして勇気です。

 

ちなみに、この動画は、SIMより動きが大きく、

おもいきりが半端ない。

 

ここまでできるようになったんだなあと。

 


勇気というやったことがないことをやり、

そこから確かめるという危険な行為と、



そこまでに練習してきたことにより、

できるというコラボによって、

成果となるので、

本当に難しいスポーツだと

私は思う。


私はパワーがないが、

運動センス的なものだと

かなり高いレベルだと思ってきました。


そして、そう言われ続けてきた。



車は自分のパワー全く不要なので、

私には向いているスポーツだと

思っていた。


しかし、日本には上には上がたくさんいて

太刀打ちできない。


本当にセンスない人間なんだというのを

痛感させられています。

それは数年前から思うことです。



一緒に戦う選手、

上のカテゴリーの強烈な人たちを

本当に尊敬心がわきます。




そんな自分が進入という1番大切なものが


大きな成長できたのはとても

嬉しいものでした。



 

 

 

進入後の課題はたくさんあります。


課題だらけで

ド下手です。 

 

 

 

 

下にいちおうたくさんあげておきました。

 

社員は全て見ておいてください。

 

 

 

全開進入してからもさらに踏み続けるという

特殊なサーキットです。

なので怖いんです。

 

雨、走れる自信はまだない。

 

 

そのあと、車速コントロールするのが

とても難しく、テクニックが必要。

 

怖がっているととんでもないほうに

車が動く。

 

ワイズファブは本当に怖い。

 

フットブレーキを止めるために使うと、

めちゃ危険すぎて、

これがまた恐怖が大きくなる。

 

そこで、フットブレーキをもっとも効かない

ようにしてもらった。

 

マジでとまりません。

 

普通の人は乗ることができないでしょう。

 

アクセルワークきちんとしないとホイルスピンがすごくて

まっすぐ走らんし、そして、止まらない。

もともと普通車のようには止まらないけどね。

マスターバックがないので、かなり強く踏まないと

効きません。


効くといっても普通の停止もまともにできない

特殊な車です。


 

ワイズファブのおそろしさは、

表現ができないくらいフロントが走って、とんで

いってしまう。

そこでフットをふんだら、最後。

地獄行きでクラッシュ確定という感じです。

 

 

そんな中で、直線全開進入の恐怖、そこからコントロールしてワイズファブのへんな動きを

絶対させないようにという恐怖、

予選落ちという恐怖、

 

恐怖、

 

それを乗り越えるために、

 

勇気と

テクニックが必要です。




神経がすり減るどころではない。


 

 

 

 

前日練習

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日 予選前練習走行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ安定はしませんが、

VRでなんとかできるまできました。

 

 

本番は1本目、オフ返しで届かず。

 

 

2本目、進入だけに集中した。

 

 

チームの結論も進入さえ全開で、

振出位置含めて、決めれば、いけると。

 

 

私もそう思った。

 

 

 

1本目0点にもかかわらず、

2本目、あまり追い込まれず、

 

いってやるぜ!

 

という感じ過去1でした。

 

 

 

ここまでの練習につぐ練習。

 

 

SIMでもエビスは本当にやってきた。

 

 

 

練習の組み立ても、真生君の指示で

昔ではありえない形をとった。

 

VRはもともとたくさん走れないのもあったが、

 

とにかく、2本で必ずピットに戻る。

 

昔はおおげさではなく、50分連続走行していました。

一緒に来てくれた人はみんな知ってます。

3時間走ると100周を軽く超えてました。

 

今は、50分で少ないと2本。

多くても4本。それがマックスです。

 

本当に走れないです。

 

 

なお、前日練習からレーシングスーツ、

フェイスマスク、

ハンス、グローブ、全てを大会に合わせて練習。

 

死ぬほど熱い。

 

 

しかし、大会とあわせることにより、

緊張を減らす理由を作るということで

まわりは誰もやってないが、

汗だくでやりぬいた。



 

 

 

予選当日、

 

 

当日はさらに本番体制へ。

 

 

練習は1本のみ。

 

1本走ったら、ピットに戻る。

 

 

ウォームアップもやって必ず、

1本のみ。

 

 

予選と全く同じ形に。

 

これも初。

 

 

効率的だと、

一度入るなら、ある程度はっていたほうが

たくさん走れたりする。

 

しかし、徹底した。

 

 

 

 

そういう組立で

本番モードを練習からより意識してやることで

予選突破をはかった。

 

 

 

チームメンバーは全力でみんな応援、アドバイス、作戦

を。

 

 

今、最高です。

 

 

なんとしても応えたい、そして、自分自身のためにも。

 

 

 

絶対にやってやる。

 

このブログの1番上の車載の進入を。

 

 

VR900馬力、

 

4速全開でフェイントをしっかりいれて、

踏みちぎる。

 

 

しかし、

 

 

 

しかしです。

 

 

 

 

直線4速で、シーケンシャルがはじかれてしまった。

 

 

もう一度いれなおすしかない。

 

 

生まれて、初です。

 

その瞬間、

なんで?こんなこと起きるんだ?

 

もうーーーーー

 

 

 

フェイント入れることはもうできない。

 

 

どうする?

 

 

瞬間で判断したのは、

このままほぼノーモーションでアクセル全開で進入するしかないと。

 

もし、アンダーでたら、そのままフロントから崖いって、

 

さらなる加速で突き刺さる。

 

もともと車速高いので、

一瞬死もちらつく。

 

ノーモーションでアクセルだけでドリフトできるのか?

 

やるしかない。

 

コンマ何秒?

 

ここまでの時間。

 

はじかれてからの時間。

 

 

判断を瞬時に。

 

 

とりあえずけつでた。

 

 

しかし、当然一度たりともやったことがないもので、

 

もうめちゃくちゃ。

 

 

そこから強引に0点を逃れるために、

 

あがきまくって、走った。

 

ダサいを超えてる走る。

 

 

ゾーン1まったく届かず、

ゾーン2まったく届かず、

 

タッチアンドゴーのみ通過。

 

 

0点か、めちゃ低い点数かの2択で、

 

0点。

 

 

周りは、行けたと思った。と結構言ってくれたが、

 

これは仕方ないかなと思います。

 

 

簡単に言えば、

 

進入する前に終わった。

 

リタイアみたいなものです。

 

 

ピットに戻った瞬間、

涙があふれました。

 

 

なんで?

 

申し訳ない。

 

 

悔しい。

 

 

練習したことを

なにも見せれなかった。

 

 

やると決めた進入がなにも。

 

 

 

次の日も、家でひとりだったので、

ずっと夕方まで泣いてました。

 

火曜、銀行にいかなければならず、

着く直前まで泣いてました。

 

色つきメガネでよかったです。

 

 

 

 

4速弾かれた車載もあります。

 

メンバーみんながみて、


本当だ。


そこからは何もいえない。


 

大会終わってから、

何回見直しただろう。



どうして、はじかれてしまったのか?

 

 

 

あんなに入りがいいミッションが、なぜ?

 

 


 

ほんとうに情けなく、

みじめです。

 

2年前までは、大会のたびに

辞めたくなってました。

 

いいこと何一つなし。


 

 

しかし、今はドリフト初めて以来

最高の環境、最高のメンバーです。

これ以上は無理でしょ?

 

というレベルです。

 

 

 

柳井さんはいつまで日本にいるかわからないので、

このチームで後何年やれるかわりません。


 

 

 

本当に大会も楽しくなってきました。

 

 

今は本番やる前までですが。

 

 

 

あとは、俺だけです。

 

 

俺が決めるだけです。

 

 

 

 

FDJ2の1,2年目は

 

なんだおまえ?

 

という感じでした。

 

ドライバー、そのメカ、関係者、スタッフ、

 

おりづらい空気でした。

 

 

 

 

そう扱われるだけのことをたしかにしていたので、

それは仕方ないです。

 

今年のFDJ2の出場メンバーもいい人たちが多い。

 

 

メンバーの半分は知り合いのかんじです。

 

 

いろんな人たちと知り合いが増えました。

 

 

アウェー感満載だったのが、

だいぶかわりました。

 

 

そこにいるメカやスポッターの人たちもかなり

知り合いが増えました。

 

たくさんの人が、岡田さんがんばって。

 

と言ってくれます。

 

ドリフトのお客さんで応援してくれる人もいます。

 

 

 

今回、ドリフト人生で初のサインを求められました。

最初で最後かもですが。

 

 

ブラジル人も参加が多く、

 

ハリーのチームや

 

J1のユキオファストたちや

昨年のシリーズチャンピオンのマイキーたちのチーム

もみんな応援してくれます。

 

ハリーが予選楽勝すぎるので、

僕の単走の走りの2本目で

 

走りぬいたと判断して、

ハリーのチームやマイキーのチームなどめちゃ盛り上げっていたそうです。

 

とてもありがたいです。

 

 

 

昼休憩や練習走行時、

 

審査員の方もわざわざきてくれて

応援してくれてます。

 

こんなことはなかったことです。

 

 

 

何なら、この運営の社長も

わざわざピットにきてくれます。

 

昨年までではありえなかったことです。

 

 

後、運営のスタッフもたくさんの方が、

 

岡田さん、練習走行いいじゃないですか!

 

岡田さん、応援してます!

 

岡田さん、決めてください!

 

 

たくさん言われます。

 

 

車内は一人で何も聞こえないので、

 

拳をつきあげて、がんばって!

とやってくれる人もいます。

 

 

 

本当にたくさんの方が現地で応援してくれます。

 

 

優秀なドライバーの方もたくさんの方が、

練習走行をみて、アドバイスをしてくれます。

 

 

 

本当にまったく変わりました。

 

 

こんな俺を応援してくれるなんて、

ありがたすぎます。

 

社員も、いつもメールやインスタのDMや

ラインで

応援メッセージを送ってくれる人たちがいます。

 

本当にうれしいです。

 

ありがとう。

 

 

当日のラインもありがたいです。

励みになります。

 

当日、ライブで見てくれる人たちもありがたいです。

大切にしないといけないね。

 

 

 

 

次戦、菅生国際サーキット。

 

 

とにかく、ぶっとばせる一番好きなサーキット。

 

 

次回は、予選通過16名で狭き門。

 

 

もう、面倒くさいです。

 

 

 

周りからうまくなってきたこともすごく言われます。

 

自分でもおもいます。

 

 

大会関係者の中では、

 

メンタルが弱い、

という扱いをされています。

 

岡田さんは本番に弱い。

 

 

本当にそうなので、反抗のしようがない。

 

 

人生で初めてです。

 

 

メンタルが弱い人、と扱われていることが。

 

 

人によっては、

 

 

岡田さん、

 

メンタルを鍛えるセミナーとかに行った方が

いいんじゃないですか?

 

 

とギャグではなく、親切心で本気で今回

言われました。


この俺が、こんな扱いかー。



ギャンブル最強、



カジノで世界のすごいやつら

と戦って、現在2回連続2位。



ビジネスでも勝負をして

思いきりやりまくってきた。



しかし、

岡田さん=メンタル弱い人




 しかし、メンタル弱いというのは


練習でできているから言われる言葉です。



過去練習走行ではちゃめちゃなので、

何も言われない人でした。


影であいつ、終わってるなー

くらいで何も本人には

言いようがないです。



本番決めるだけ。



 とにかく

私としては、練習でできるようになってきたことが

本当にうれしいというのがまず一つです。

 

 

ただ練習走行、エビスに関しては、

50点から75点くらいの走りです。

 

最高で80点くらいなので、

 

できるようになったといっても、

まだ0点もあるし、

まだまだのスキルですが。

 

 

 

しかし、結果何も変わらず。

 

 

 次戦

予選通過、

 

 それでは

おもしろくない。

 

 

 

 

 

今年はレベルもあがり、チームもよくなり、

車もよくなった。

 

 

2戦のストレスは半端ない。

 

 

 

 

 

 

菅生、

 

 

 

 

 

単走優勝狙って走ります。

 

 

 

 

臆病な走りはしません。

 

 

0点で2本とも消えるか、

 

 

 

優勝か。

 

 

 

 

 

優勝を狙います。

 

 

 

レベルは高い。

 

 

わかっています。

 

 

 

 

でも、そこで勝つことに意味がある。

 

 

 

 

 

応援してくれてる人、

いろいろ伝えてくれる人、

見てくれる人、

 

 

ありがとうございます。

 


馬鹿としか言いようがなく、


ダサいとしかいいようがなく、



哀れとしか言いようがない。







その事実を変えたい。



今回今でも悔やまれる

直前4速はじかれ

進入前に終わってしまったという

悔しさ、今も抱えています。


でも、どんなに考えても

当然それは変わることはない。



引きずる心ありながらも

次戦に行くしかない。





そのためにここから

レース、そして仕事を全力でやり抜きます。



社員のみんなには

俺みたいにならず、



定期テストで勝ってもらいます。




勝つという素晴らしい経験を

してもらいたいです。





社員を全面バックアップしたい。