岐阜にて |   Life-size

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~ありのままで~

2カ月ぶりに、岐阜のサーキットに1日中いってきました。

基本練習の繰り返しでしたが、気温も暑かったせいか、
2,3分走ると、水温が上がってしまって、クーリング。

半分の時間は、クーリングでしたが、それでも
十分ためになった。

これで、3回連続何事もなく、帰ってこれました。
もちろん初です。

クーリングをいい加減にしてたことや、アクセルのふみすぎ
による運転もあり、車を壊してきたと思います。

ここのサーキットに来る人たちはレベルがいつも高く、
自分は、ただのどべたくそという位置。

みんな、うまいんだよねえ。かっこいい。
俺は、完全にださい。下手すぎですね。

まだまだ力の差があるけど、
きっといけるんじゃないかと思って、
あせらず、練習をしています。

久しぶりに、D-1 トップドライバー
日比野さんに会って、横に乗せてもらった。

あらためて、すごかった。

本当に、かっこいい。
すごい技術。

ちょっとスピードが怖い人は、乗ることができない
と思う。
日比野さんとは、車の話が99.9%かな。

今回は、石川さんという女性の方もいっしょで、
昨年末に初めてあって、これで3回目かな。

この方もすごい人なんですね。

今年からD-1のレディースというカテゴリーが始まり、
2戦終えて、首位。つまり、日本1位。

(世界で女性のカテゴリーのドリフトレースはないらしい。)

それで、日比野さんが冗談で、

「こいつ(石川さん)、世界1位で、てんぐになってるんだよ。」
石川さんは、「そんなことないですよ。」
って感じでしゃべってました。

(石川さんは、日比野さんを師匠として仰いでいる。)

普通に自分とこの二人とコースを管理する安井さんと4人で、夕方、
ジュースを飲みながら、話していた。

すごい人たちの中に、おれはいるんだなあ。

なんか幸福感にひたっていた。


女なのにすごいんです。石川さんも、めっちゃうまい。

1か月前くらいに、車がちょっとおかしくなって、
日比野さんに電話したら、「鈴鹿のサーキットの
近くに、石川がいるから今から見にいかせます。」

と親切に対応してくれて、石川さんが来てくれました。

そこで、車を見るなり、「ショルダーがへりすぎてるから、
ハンドルに頼った運転をしてますね。」

と優しく教えてくれた。(車のトラブルとは別の話)


すごいなあ、と思った。

ショルダーというのは、タイヤの部分なんですが、
要するに、日比野さんや石川さんだと、
車のタイヤの減り方をみるだけで、
どういう運転か、たいていわかるそうです。

自分は、その指摘を受けて、
ハンドルに頼った運転ということは、
なにをすればいいのか?

これは、家に宿題として持って帰ろう、ここで答えを聞くのはやめよう。

そこで、答えを出して、今回日比野さんに
その答えを確認した。

「荷重移動ができていない運転。」

正解でした。

荷重移動をきちんとし、サスをしっかり使い、アクセルコントロール
を少しでもできるように、今回の練習にのぞみました。


それにしても、日比野さんはうますぎる。
D-1では、一人だけ圧倒的にパワーガ少ない86
で戦っている。同じパワーの車で走ったら、負けること
あるのかなあ?って感じです。確か、日比野さんの車は
370馬力。
その他の車は最低でも500馬力以上で、
700馬力を超えた車もまあまあある。

半分のパワーで追走を戦うのだから、普通の技術
ではとても勝てない。

やはり、日本で1番は、この人だと自分は思う。

86という弱い車に乗って、強い車に勝とうとする
日比野さんが、かっこうよすぎる。

本当に、あこがれます。

その日比野さんが、会うたびに毎回
「年内に岡田さんと追走しましよう。」

と言ってくれる。今年の明確な目標も作ってくれてるんですね。

今はとても、日比野さんと追走できそうな気配はない。

しかし、あの日比野さんが、「できます。本当に順調にきている。
というか、できすぎくらいだ。」

と言ってくれてるので、「できるのかなあ。」

なんてちょっと思ってます。

どべたですが、練習して、少しでも近づきたいです。

来週の土曜、鈴鹿で猛練習します。




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