血流の危機を自宅で

解消する方法

 

 

いつもありがとうございます

解体心所の八木です。

 

前回は、血流のメリットやデメリット

血流の働きをシェアしました。

 

わたし達の肉体を1つの国と想定して

ドイツ語で「体」という意味のケルパー

という仮想国家として話しました。

 

国を運営する上で必要不可欠な都市

として、胃や腸、肺や脳の話をしました。

 

そんな重要な都市を繋ぐライフラインが

血管であり、その流れが血流です。

 

それはまるで道路のように各都市を結び

大切な荷物を迅速に運搬する、重要な

役割です。

 

車に乗っていて、事故や道路工事などで

道が封鎖されたり、片側通行で渋滞する

経験がありますか?

 

その結果、迂回させられたり混雑していて

大きな時間のロスになったり、目的地に

予定時刻に到着できなかったりします。

 

 

血流が悪いと、同じ状況が発生していて

その悪影響は計り知れません。

 

悪い血流がまねく悪影響

 
脳梗塞や心筋梗塞を考えてください。
 
脳や心臓の細い血管が詰まることで発症する
恐ろしく危険な病気です。
 
血管が詰まり、酸素や栄養が脳細胞や心筋に
届かなくなることで組織が死滅する病気です。
 
血管が詰まってからどれほど短時間で、細胞に
影響が出てくるかと言うと、
 
あるサイトからの情報だと‥
 
狭心症、心筋梗塞などは、心臓を養う冠動脈の
動脈硬化により血管の内腔が狭くなり、血液の
流れが制限されて生じます。
 
冠動脈が閉塞すると約40分後から心内膜側の
心筋は壊死に陥ります。これが心筋梗塞です。
 
壊死は次第に心外膜側へ波状に広がり6?24時間
後には貫璧性梗塞となります。

(家庭の医学大全科 循環器の病気 心筋梗塞から抜粋)

 
との事です。
 
要するに、酸素や栄養が完璧に届かなくなると
細胞さんは1時間以内に死んでしまう可能性が
あるということです。
 

 

あなたのケルパー国では、血液の運ぶ酸素や栄養が
各部署でどれほど必要不可欠であるか、それを隅々
まで運ぶ血管の状況や血流の重要さを理解して
らえると思います。
 
血流はケルパー国の隅々まで、頭からつま先まで
手足の指の先端まで
、常にスムーズに流れる必要が
あります。
 
あなたの肉体の必要不可欠なライフラインの一つ
であり、常に循環させておく必要があります。
 
重要な『血流』を活性化する方法

 

があります。
 
血流とは、心臓がドクンと鼓動することで血液を
全身に循環させてまた心臓に戻ってくる、という
血液の流れです。
 
その血流を促進させるアプローチには、日本でも
海外でも以外に古来から実践されています。
 
例えば、日本では真冬の乾布摩擦などです。

白髪のおじいさんが、真冬の早朝に白い息を吐き
ながら、上半身裸で手ぬぐいで背中をゴシゴシ。

身体や顔が次第に赤みをおびてきて、全身から
湯気が出だしたころに、井戸水を桶でくんで
気合いをいれて水をかぶる。

朝日を浴びながら、清々しい笑顔で家に入る。

あくまで、個人的な勝手なイメージですが、
乾布摩擦は皮膚を刺激して血液やリンパの流れ
を活性化するために効果的な方法です。
 
北欧の方では、サウナに入って身体を芯まで
温めた後、雪の中や氷の張るような極寒の湖に
ダイブする、という健康法があります。
 

 

体温を上げることで血管は膨張して血流を促し
血液がドンドン流れ始めます。
 
体温を下げると血管は収縮して、血液の流れを
制限しつつ、心臓に血液を集めようとします。
 
この両方を繰り返すことでポンプ作用のように
血液を全身に循環させることが可能になります。
 
また、体温が上昇すると白血球走化性という
肉体のシステムがあるので、白血球が元気になり
バンバン身体の悪い敵をぶち殺してくれます。

風邪やインフルエンザの時に、ガタガタブルブル
震えて体温を上げるのは、白血球を活性化させ
ウィルスを抹殺するための自然な反応です。

なので、「熱がある」ということで、熱冷まし
などを飲むことが、病気を治すことの妨げになる
というパターンもあるので注意してください。

話は逸れましたが、ということで…
 
休暇を使ってフィンランドやノルウェーなど
に行って実践してほしいです。

が、ハードルが高く時間的にも金銭的にも
現実的ではなく、実行が困難です。
 

日本の伝統的な血流健康法

 

そこで、わたしたち日本には『温泉』という
素晴らしいナチュラルな資源があります。
 
雪国にある熱々の温泉の露天風呂に入って、
その後に雪の中や川の中に飛び込めば最高の
血流促進効果があります。
 
と言っても簡単には出来ませんし、誰でも
直ぐに実践できるものでは有りません。
 
なので、スーパー銭湯でサウナと水風呂の
ローテーションという方法もあります。
 
サウナに限界まで入って、水風呂に直行する
水風呂に限界まで入って、サウナに直行する
これを5セットほどすれば十分です。
 
でも、毎回スーパー銭湯に行ってられない‥
 
ということで、パスポートや旅費も不要で
スーパー銭湯に通う時間も必要ない。
 
家庭でスグにでき、しかも料金も激安で済み
日常的に習慣として実践する事が可能です。
 
それが、温冷水シャワーです。

 

 

名前の通り、温水と冷水を浴びるシンプルな
方法です。
 
これでも充分に血流を促進する効果があります。
 
あなたが我慢できる温度で、温水のシャワーを
1分間かけて全身に浴びます。
 
その後1分間、冷水シャワーを全身に浴びます。
 
そしてまた温水シャワー1分、冷水シャワー1分
と交互に繰り返し、5セットすれば体はポカポカ
になり、全身の血流が促進されます。
 
真冬でも、汗が出るほど全身が温まります。
 
ぜひ今日からでも実践して欲しいです。
 
が、
 
「冷水シャワーは辛い」
 
「本当に効果あるの?」
 
「なんか怖い‥」
 
など様々な意見があると思います。

 

まずは初級から始めてください

 

最初は手や足で試してみて下さい。
 
特に冷え性で寝つきの悪い女性は、寝る
1時間前に手足の温冷水シャワーをすると
 
布団に入って手足が冷たい
 
手足が温まるのに時間がかかり、目が冴える
 
といった事が改善されるでしょう。
 
その時に『炭酸泉』を実践すると、効果が
倍増されます。
 
手足の温冷水シャワーを実践して、効果を実感
できたので、炭酸泉の作り方を教えて欲しい。
 
そんな時は、コメントを下さい。
 
わたしがお勧めの、簡単な炭酸泉のレシピと
作り方をシェアします。
 
温冷水シャワーを日常的に習慣化すれば、
肩こりや腰痛も緩和して改善し始めますし、
筋肉痛や疲労の蓄積にも効果があります。

あなたができる範囲で実践してもらえれば、
温冷水シャワーのパワーを実感できると確信
しています。

今後、ケルパー国の話もしていきます。

腸さん、肝臓さん、腎臓さん、すい臓さん
等々かな重要な臓器ばかりです。

また、感情や精神も身体と密接な関係が
あります。

そういったことも話していきますので、
楽しみにしていてください。

ここまで読んでいただき
ありがとうございました。

 

解体心所 八木