こんにちは、喜望大地officeです。
青空久々です!

大阪本社所属の常務執行役員にして

ナニワの辛口批評家の神崎和也が、
『どこまで借りるねん!』 をテーマに
を熱く語ります。

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弊社へご相談に来られるお客様の中には、
得意先への支払いや、
金融機関への借入金の返済に窮して、
カードローン、クレジットカードのキャッシング、
サラ金等から結構な額のお金を
引っ張ってらっしゃる方がいらっしゃいます。

ご自身の銀行口座からキャッシュカードで(ご自身の)
お金を引き出す事と同じ操作でお金が出てくるので
抵抗感が無いのでしょうね。

借金は借金ですがね。それも非常に高利の、、、

第一段階は、定期を担保とした自動貸付から始まり、
(普通預金)自動貸越枠の利用、
銀行系のカードローン⇒クレジットカード付帯のカードローン
⇒クレジットカードのキャッシング
⇒消費者金融利用と進んでいきます。

殆どの方はこのあたりで躊躇するのですが、
ごく一部の大胆な方は、
クレジットカードのショッピング枠の利用(換金商品購入)、
自己若しくは会社所有の自家用車を
セールアンドリースバックへと進んでいきます。

このあたりまで来ると、もう月末は大忙し、
毎月10日、21日、27日になると
コンビニやショッピングモールのATMを独占状態です。

VISA,AMEX,JCB,MASTER,ACOM,AEON,MOBIT,
PROMISE,ORIX,etc……

トランプか花札の様に各種カードを手繰り、
Aのカードに3万円入金しては、1万4千円引き出し、
Bのカードに5万円入金しては、3万5千円引き出す。

あれやこれやでもう大変。

混乱しないように暗証番号は全て統一がお約束。

カード毎の月額返済額と返済日、
返済したらいくら出せるかはしっかりと頭に入っているみたいです。

私の知っている範囲では、これらのカードローン、
クレジットカードのキャッシング合計で2,000万円を
超えている社長が何人かいらっしゃいました。

勿論、銀行からの借入とは別に、です。
これらの年利はほぼ15.0%ですから、利息だけで月25万円、
これを社会保険料、所得税、住民税等を控除された後の
役員報酬から支払わなくてはなりませんから、もう大変。

銀行にリスケを申し出た時の条件として、
役員報酬の減額をしているケースや、
前述の公租公課が重いので役員報酬を極限まで
切り詰めている社長も多いので、
こんな利息を払い続けられる訳もありません。

何故、こんな不毛な事を続けているのか聞いてみると、
大体同じ答えが返ってきます。

『だって、返済しないと貸してくれないんだもの、、、』
思わず空を見上げる私、、、

(返済しても貸してくれるかっちゅうねん。)

『社長、その3万円を機械に入れても、
1万4千円しか出て来ないんですよ。
最初からその悪魔の機械(ATM)に入れなければ、
3万円は3万円のままですよ。』

『社長、ATMはAutomatic Teller Machineの略ですよ。
知ってらっしゃるとは思いますが、
Tellerって出納って事ですよ、
社長からみたら自動出納機ではなく、
自動納入機になっちゃってますよ。
早く目を覚ましてくださいね。』

『最後まで返す事の出来ない借金を返済し続けるのは、
お金を捨てている事とあまり変わりないですよ。』

利息って怖いですね。

でもここまで来ちゃって1年以上、
のたうち回っている社長は意外と立ち直れる事が多いんですよ、
考え方さえ切り替える事が出来たら、、、、、

詳しい事は、弊社代表 喜多洲山の名著
『銀行にカネは返すな!』に記載されていますので、
是非機会があれば、銀行を貸金業者に置き替えて読んでみて下さい。

それだけ毎月毎月、莫大な利息を払っていたのですから、
貸金業者には一切返済せず、
(というか出来ない事は出来ないと認める。)
本業に集中すれば、
意外と道は開けます。

先ずは、事業の継続に本当に必要な事に
『ヒト、モノ、カネ』を集中させる事が大切です。

銀行やカード会社、貸金業者は業としてお金を貸しているのですから、
ある一定の未回収は計算に入っています。

『返さない。』のではなく、『返せない。』のです。

お取引先様へご迷惑を掛けたり、
大切な従業員の給料を遅らせずに、
貸金業者に待ってもらいましょう。

また事業が軌道に乗ってくれば、
ボチボチ返済を再開すればいいんです。

でも、税金と社会保険料はしっかり払いましょうね。
追い込みがきついから、、、、

 
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ほんまですよこれ・・怖い・・